南米DLC追加要素

2026/02/17付

第10弾DLC「The Last Chieftains」で南米文明が新たに3文明追加され、それらに共通する項目がいくつか新規実装されております。また、既存文明のインカがそれに合わせてユニットの入れ替え等が行われております。スペック比較でご活用頂ければ幸いです。

目次

詳細・解説

全般

基本性能
集落集落
建造コスト
125
集落伐採所
建造コスト木125木100
建造スペース3×3マス2×2マス
建造時間40秒35秒
HP(暗黒)1000600
防御力(暗黒)0/70/7
視界76
すべての資源を格納できる
集落

最大の特徴は、町の中心と同じく全ての資源を格納できる点です。森や金が密接しているエリアを見かけたら、1つの集落だけでどちらとも回収できるといった節約術を披露することができます。

伐採について、木を切り続けていくと格納所と距離が段々空いていきますが、伐採所は適宜更新が必要なのに対して集落は横に1マス広がる点で若干長く対応できます。もっとも、更新が必要な場合は建造スペースが広い分で多少割りを食うことになります。横に長い森に対して集落の方が利便性が高い一方、小規模の木々に対しては伐採所の方が扱いやすいと覚えておきましょう。

伐採所、採掘所、粉挽き所の経済テクノロジーを研究できる
集落経済テク

集落には既存文明の経済テクノロジーが集約されています。ホットキーは各種格納所の設定と別になるので、集落用で設定を行っておきましょう。

家と同じ人口スペース+5を得る

伐採エリアと果実エリアに集落を建造することを想定した場合、最初期の家2軒さえ建てれば人口25まではカバーできるようになります。木のやりくりに余裕が生まれるので、その分を別の投資に回してより強力な動きをしていきたいところです。

集落は耐久力がそこそこありますが、もし破壊(デリート)された際には人口上限が一時的に落ちることは忘れないようにしておきましょう。

領主の時代の進化要件を集落1つだけで満たせる

南米文明にとって暗黒の時代用の建物は集落と戦士育成所だけということになりますが、本来2つ建てなければいけないところを南米文明は集落1つ建てれば領主の時代の進化要件を満たすことができます。逆に、戦士育成所だけでは進化要件を満たせません。暗黒の時代からラッシュを仕掛ける場合は地味にネックになる話なので覚えておいて損はないです。

文明別特殊要素

詳細は各文明ページに譲ります。

文明特殊要素
インカ人口サポート+5から+10になる
マプチェ集落で槍兵、散兵の生産(アップグレード)が可能
ムイスカ建造コスト25%削減(木94)
トゥピ町の人が集落に5人まで駐留可能

新ユニット「チャンピ(Champi)」

暗黒:チャンピスカウト(Champi Scout)
チャンピスカウトチャンピスカウト
生産コスト
45 25
HP35
攻撃力4
物防/射防0/2
移動速度1.10
攻撃間隔2.0
生産時間30秒
視界5
防御属性
歩兵+0
攻撃ボーナス
衝撃歩兵+1
包囲兵器+2
(暗黒)斥候イーグルチャンピ民兵
コスト食料80食料20 50食料45 25食料50 20
HP45503540
攻撃力3444
防御力0/20/20/20/1
移動速度1.21.11.10.9
生産時間------30秒21秒
視界4554

南米4文明がイーグルの代わりに初期探索ユニットとして受け取ります。チャンピの登場に伴い、南米4文明は民兵系列、イーグル系列を生産することができません。特殊能力として、前哨を建造することができます。建造時間は町の人と同じで15秒です(人力起重機の影響は受けない)。

探索性能に限って言えばイーグルと全く同じ扱いです。戦闘スペックだけ見るとHPがやや心もとないですが、斥候との殴り合いは一応互角にはなります。前哨の建造は乱立するとそこそこコストに響きますが、道中の敵の出方を事前に察知できるようになるので、相手の文明(性格)次第では大きな牽制力を示すことが出来ます。

細かい話ですが、チャンピはイノシシからの追加ダメージを受けません。もっとも、HPの低さゆえに確殺数は斥候やイーグルと変わりません。

領主:チャンピランナー(Champi Runner)
チャンピランナーチャンピランナー
アップグレード 40秒
100 60
HP40
攻撃力5
物防/射防0/2
移動速度1.10
攻撃間隔2.0
生産時間30秒
視界7
防御属性
歩兵+0
攻撃ボーナス
衝撃歩兵+1
標準建物+1
包囲兵器+2
(領主最大up)斥候イーグルチャンピ軍兵
コスト食料80食料20 50食料45 25食料50 20
HP65504045
攻撃力5+14+15+16+1
防御力0+1/2+10+1/2+10+1/2+10+1/1+1
移動速度1.551.11.10.96
生産時間30秒50秒30秒21秒
視界6876

チャンピは暗黒の時代から生産できる点で民兵と特性が似ています。生産時間が若干遅いですが、敵陣へ移動する時間を考えると着弾時間はほぼ同じくらいになります。

鉄工所がない状態ではチャンピはイーグルに追加+1ダメージもあって競り勝つことができます。一方、斥候相手だと移動速度の差もあって撹乱の末にやられてしまうことが多いでしょう。各種研究が適用されていくとチャンピは他のユニットと比較してやや競り負ける印象が強くなりますが、最序盤だけに目を向けると暗黒から数を揃えられるメリットもあってそれなりに舞台を作ることができます。アップグレード直前に領主初期斥候に殴られるのが一番怖いことだけ押さえておきましょう。

なお、南米4文明で多少特色が違います。

文明チャンピランナー強化要素
インカ食料コスト45 → 41
マプチェHP40 → 45
ムイスカ近接防御0 → 1。集落付近で回復(HP5毎分)
トゥピ死亡時、食料7 金4返還。アップグレードコスト食料100 → 50
城主:チャンピウォリア(Champi Warrior)
チャンピウォリアチャンピウォリア
アップグレード 50秒
125 100
HP55
攻撃力9
物防/射防0/3
移動速度1.10
攻撃間隔2.0
生産時間21秒
視界7
防御属性
歩兵+0
攻撃ボーナス
衝撃歩兵+1
標準建物+2
包囲兵器+3
(城主最大up)騎兵イーグルチャンピ長剣剣士
コスト食料80食料20 50食料45 25食料50 20
HP80555560
攻撃力7+27+29+29+2
防御力0+2/2+20+2/3+20+2/3+21+2/1+3
移動速度1.651.261.211.06
生産時間30秒35秒21秒21秒
視界8876

基本スペックだけ見るとチャンピの万能さが伺えますが、騎兵やイーグルと違って聖職者特効がないです。後述のスリンガーがその弱点を補う立場にありますが、肝心の転向力抵抗ではそれぞれ皆無なので、距離をとってくる聖職者相手には何かと苦労させられるでしょう。また、イーグルは騎兵系に+3の追加ダメージがあるので、わずかながらチャンピよりも対騎兵性能に優れています。要はチャンピをイーグルと同等に扱うのはキケンということです。基本は数を揃えることを目標とし、異種ユニットを相手にするときはある程度の消耗は覚悟して運用していく必要があるでしょう。

文明チャンピウォリア強化要素(城主ユニテク無視)
インカ食料コスト45 → 38
マプチェHP55 → 65。武者修行ナシ
ムイスカ近接防御0 → 2。集落付近で回復(HP5毎分)
トゥピ死亡時、食料7 金4返還。アップグレードコスト食料125 → 62
帝王:エリートチャンピウォリア(Elite Champi Warrior)
エリートチャンピウォリアエリートチャンピウォリア
アップグレード 50秒
650 450
HP65
攻撃力11
物防/射防0/4
移動速度1.10
攻撃間隔2.0
生産時間21秒
視界7
防御属性
歩兵+0
攻撃ボーナス
衝撃歩兵+1
標準建物+3
包囲兵器+3
(帝王最大up)ハサーELイーグルELチャンピ近衛剣士
コスト食料80食料20 50食料45 25食料50 20
HP95606575
攻撃力7+49+411+414+4
防御力0+3/2+40+3/4+40+3/4+41+3/1+5
移動速度1.651.431.211.06
生産時間30秒20秒21秒21秒
視界10877

帝王になるとチャンピはやや剣士寄りの性能に近づき、さらに各文明の特性によって扱いは大きく変わっていきます。基本的には機動力でハサーやELイーグルには遠く及ばず、かといって近衛剣士相手に殴り合いで勝てるわけでもない器用貧乏感が拭えません。射程防御と対包囲兵器の攻撃力の高さが魅力の1つなので、遠投投石機や大砲は積極的に破壊していきたいところです。金の消費を重要視するなら、チャンピはイーグルの半分で済むので、ある程度は使い捨てユニットとして敵陣に放り込んで戦果を獲得していくのも悪くありません。

南米4文明の最終スペックの比較は下記の通りです。

文明インカマプチェムイスカトゥピ
生産コスト食料45 → 36
upコスト食料650 → 325
HP65806565
攻撃力11+411+411+211+2
防御力0+4/4+50+3/4+40+6/4+40+3/4+4
移動速度1.211.11.391.21
備考集落で回復死亡時15%返還

スリンガー仕様変更

インカ固有から南米固有へ
スリンガースリンガー

インカとしては固有ユニットを2種所持していることになっていましたが、今回の変更を受けて南米でインカだけ固有ユニットが1種だけという悲しい事態になってしまいました。一応、救いはコスト変更面に表れています。

生産コスト変更:[食料40 金40 → 食料70 木10]
HP減少:[40 → 35]

生産コストに金を必要としない安物ユニット扱いになりました。その代わり、歩兵特効の機能は低く抑えられ、イーグルが担っていた対聖職者、包囲兵器の性能をスリンガーが受け持つようになりました(次項に詳細)。

インカはスリンガーの生産コストが食料70 → 60(城主),57(帝王)となり、食料多用でやや生産しづらい他3文明よりも量産しやすい仕様になっています。

各種ボーナスダメージ変更
従来版最新版
歩兵+10+4
槍兵0+1
聖職者0+4
包囲兵器0+3

投石機相手は特に強力で、スリンガーが13体いれば一撃で倒せます。石弓では25体いても2回攻撃が必要なことを考えると劇的に投石機を破壊しやすくなっています。ただ、スリンガーは最小射程1があるので、あくまで遠距離で処理しなければならない点には注意が必要です。

対聖職者性能は、南米の新たな歩兵チャンピが聖職者対策に向いていないので、聖職者同士の転向が可能な「償い」を持たないインカとトゥピはスリンガーの運用がほぼ必須になってきます。今までは対歩兵以外ではあまり出番を考えなかったスリンガーですが、様々な場面で出番があることを念頭に入れておく必要があるでしょう。

防御属性「ユニークユニット」削除
防御属性「散兵」追加

影響は軽微ですが、ベンガルの騎兵や日本の弓騎兵などが対象となります。

各文明性能差比較

各種ユニテクを適用させた最終スペックとなります。

文明インカマプチェムイスカトゥピ
生産コスト食料70 → 57
HP35503535
攻撃力4+54+34+44+4
防御力0+4/0+50+3/0+40+5/0+20+3/0+4
射程5+35+25+45+3
最小射程0111
命中率100%90%100%90%
攻撃間隔2.02.02.01.6
生産時間25秒25秒20秒25秒
備考30%貫通
ダメージ
集落で回復死亡時15%返還

新ユニット「カタパルトガレオン船」

基本性能
カタパルトガレオン船カタパルトガレオン船
生産コスト
225 100
HP140
攻撃力30
物防/射防0/6
射程/最小12/3
移動速度1.0
攻撃間隔6.0
生産時間55秒
防御属性
+0
長射程船+0
攻撃ボーナス
建物+130
包囲兵器+10
ユニットキャノガリ楼船ドロモンカタパルト
生産コスト200 150250 225175 150225 100
HP120175125140
攻撃力50258×530
対建物+200+230+34+130
攻撃間隔10.05.58.06.0
建物ダメ/s2546.426.326.7
防御力0/60/91/60/6
射程13131212
攻撃遅延00.36秒00
移動速度1.11.151.21.0
生産時間46秒60秒65秒55秒
備考化学が必要
キャノンガレオン船がない文明用の救済措置?
前提として「化学」を必要としない

中米~南米文明+クマンはこれまでキャノンガレオン船(化学兵器)を所持していませんでしたが、神(開発)の計らい的バランス調整の一環で海戦における建物破壊用の軍船を別で備えることになりました。船の構造をよく見ると、船の上に遠投投石機が乗っかっています。これなら火薬がなくても遠距離射撃ができるという寸法です。……いいのかはたして。

一般的なキャノンガレオン船と比較して、純粋な建物破壊性能はカタパルトガレオン船の方がわずかに上です。これで化学なしで生産できるのでわりと驚異的です。代わりに、やや鈍足で射程が短くなっています。南米4文明に限って言えば、インカ以外の3文明は港用のテクノロジーで欠けている箇所が多いので、海戦が自慢の文明がキャノンガレオン船の評価を下げる必要はないと思います。特に、機動キャノンガレオン船が使える文明は確実に上です。

南米文明にとって、マップ形状次第では大砲代わりに運用することで、相手の遠投投石機をスマートに壊す手段として採用することができなくもないです。ピンポイントで池があれば、帝王で港を建てるだけですぐカタパルトガレオン船の生産ができるので狙ってみるのも一興でしょう。