第8弾DLC「The Three Kingdoms」の登場により、既存ユニットの亜種とも呼べるユニットが多数登場しています。ただ1つの文明しか使えない固有ユニットは各文明ページにまとめていますが、今回追加された5文明(女真、契丹、魏呉蜀)に共通して使えるユニットをここでまとめておきます。
概ね既存文明には関係のない話ですが、中国、朝鮮、ベトナムに先行して追加ユニットが登場しています。合わせて押さえておきましょう。
鹿の食料(140)の約半分を有しており、鹿3~4匹に対して鶏6~8匹湧くようです。特徴として食料が腐る速度が鹿の半分(0.125毎秒)であり、斥候等のユニットを背後に置いて誘導し続けることができない特性があります。
この鶏肉の採取方法は様々ありますが、オーソドックスな食べ方は町の人二人で狩り、町の中心を格納場所として食べ続けるやり方です。操作に自信があるなら4人で食べるのが良いです。運搬量が鹿肉と同じ35なので、3人以上で食べると運搬量的に損してしまいますが、1匹目を狩り尽くした後で町の中心に戻らずに立て続けに2匹目を食べることで運搬量の問題が改善されます。3人だと最大効率を達成しますが鶏肉が約10程度消えます。4人だと鶏肉を無駄なく採取できますが運搬量30で帰ることになるのでわずかに損します。なお、粉挽き所を建てても当然回収できますが、粉挽き所の木の浪費を歩く分でほとんど賄えるようで、文明ボーナスを持たなければさほど変わりはありません。
この鶏肉回収に従事できるのはせいぜい暗黒の時代までと考えた時、どの操作が戦闘に影響せずに無理なく採取できるかは人それぞれあるいはマップによりけりかと思います。操作に全く余裕がなくても食べ続けたいと思うのであれば2人で食べるのが最も良しとされています。
鹿が湧くか鶏が湧くかで文明ボーナスや開幕の戦術に大きく影響されるようになったので、プレイヤーはその都度どのように戦うかをある程度パターン分けしておく必要が出てくるようになりました。
使用可能文明 | ||||
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中国 | 女真 | 契丹 | 朝鮮 | ベトナム |
通常(城主) | |
40 | 50 |
HP | 65 |
---|---|
攻撃力 | 8 |
物防/射防 | 1/0 |
射程 | 0+4 |
移動速度 | 0.96 |
攻撃間隔 | 2.00 |
生産時間 | 32秒 |
精鋭(帝王) | |
650 | 400 |
HP | 85 |
---|---|
攻撃力 | 10 |
物防/射防 | 2/1 |
射程 | 0+5 |
移動速度 | 0.96 |
攻撃間隔 | 2.00 |
生産時間 | 25秒 |
防御属性 | |
歩兵 | +0(+0) |
---|---|
衝撃歩兵 | +0(+0) |
火薬ユニット | +0(+0) |
攻撃ボーナス | |
騎兵 | +5(+15) |
---|---|
らくだ | +4(+12) |
象 | +5(+15) |
船 | +4(+12) |
漁船 | +4(+12) |
標準建物 | +3(+3) |
※括弧内はエリート時の数値
城主の時代以降、戦士育成所から生産できます。初撃のみ遠距離から3ダメ×3発(命中率最低70%程度?)の固定ダメージを放つことができます。チャージ時間は30秒で、建物や破城槌系(遠投(解体))には遠距離攻撃を放てません。
城主は生産コストが結構重めに感じるところがあり、チャージ時間を気にして慎重に使おうとするとなかなか前に出られないです。歩兵であるがゆえに射手系には相変わらず苦労しますが、それ以外のユニットには初撃で牽制できるメリットが大いに働いて相手を近づけさせません。防衛時に能力を発揮しやすく、スキをついて町の人等の弱いユニットを狙い撃ちしたい時には重宝するかと思います。帝王で連続生産ができるようになると、騎乗ユニットは火槍兵にわりと苦労することになるでしょう。矛槍兵(対馬+32)と比べるとボーナスダメージがそこまで高くないので、近衛騎士のような耐久力の高いユニットには注意が必要です。包囲兵器とセットで使うのが最も強力だと思います。
使用可能文明 | ||
![]() | ![]() | ![]() |
蜀 | 魏 | 呉 |
通常(城主) | |
65 | 65 |
HP | 60 |
---|---|
攻撃力 | 11 |
物防/射防 | 4/3 |
移動速度 | 1.35 |
攻撃間隔 | 1.80 |
生産時間 | 28秒 |
重装(帝王) | |
350 | 250 |
HP | 90 |
---|---|
攻撃力 | 12 |
物防/射防 | 4/3 |
移動速度 | 1.35 |
攻撃間隔 | 1.80 |
生産時間 | 28秒 |
防御属性 | |
騎兵 | +0(+0) |
---|
攻撃ボーナス | |
槍兵 | +0(+1) |
---|
※括弧内はエリート時の数値
魏呉蜀が騎士の代わりに使えます、通称黒騎士です(たぶん)。金コストが10だけ安く(食料は5高い)、HPが低い代わりに防御力が上昇しています。騎士と違ってオールマイティさが失われており、槍やらくだにめっぽう弱くなってしまっています。各文明毎の特性で表記ステータス以上に強くなる要素があるとはいえ、騎士のように立ち回るのはちょっと難しいでしょう。チーム戦では対弓の壁役に、1vs1では包囲兵器割りといったような限定した場面では騎士と同等の活躍が見込めます。
なお、魏呉蜀それぞれの最終ステータスは以下の通りです。
![]() | ![]() | ![]() | |
HP | 90 | 137 | 110 |
---|---|---|---|
攻撃力 | 12+1 | 12+4 | 12+6 |
物防/射防 | 4+3/3+4 | 4+6/3+2 | 4+3/3+4 |
特記事項 | 対包囲+2 |
使用可能文明 | ||||
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中国 | 女真 | 契丹 | 朝鮮 |
通常(城主) | |
130 | 155 |
HP | 45 |
---|---|
攻撃力 | 5×8 |
物防/射防 | 0/6 |
射程/最小 | 7/2.5 |
移動速度 | 0.6 |
攻撃範囲 | 1.00 |
攻撃間隔 | 5.50 |
生産時間 | 40秒 |
重装(帝王) | |
800 | 750 |
HP | 65 |
---|---|
攻撃力 | 5×10 |
物防/射防 | 0/8 |
射程/最小 | 8/2.5 |
移動速度 | 0.6 |
攻撃範囲 | 1.25 |
攻撃間隔 | 5.35 |
生産時間 | 40秒 |
防御属性 | |
包囲兵器 | +0 |
---|---|
火薬ユニット | +0 |
攻撃ボーナス | |
包囲兵器 | +2(+2) |
---|---|
城 | +7(+7) |
壁、門 | +6(+7) |
船 | +4(+12) |
建物 | +7(+12) |
重装包囲騎兵(謎) | +5(+5) |
投石機の中国版といったものになります。アップグレードしたら森を焼ける性能もちゃんとあります。弾の性質で「一発が重い投石機」「弾を複数発射するロケットカート」という違いはありますが、ほぼ投石機と同じです。攻撃力の値は(たぶん)敵の防御力に左右されない固定ダメージです。投石機よりもわずかながら攻撃間隔が短いので、建物を破壊する時など時間をかけて攻撃する際はロケットカートの方がちょっとだけオトクです。
生産時間が投石機よりも6秒だけ速いのは少し嬉しいかもしれません。本当に細かく見れば、フレームディレイがロケットカートに1Fだけかかる等の違いもありますが、普通に投石機と思って運用していれば問題ないと思います。
使用可能文明 | ||
![]() | ![]() | ![]() |
蜀 | 魏 | 呉 |
牽引投石機 | |
175 | 210 |
HP | 115 |
---|---|
攻撃力 | 50(物理) |
物防/射防 | 1/8 |
射程/最小 | 14/4 |
移動速度 | 0.6 |
攻撃間隔 | 9.00 |
生産時間 | 70秒 |
遠投投石機(参考) | |
200 | 200 |
HP | 150 |
---|---|
攻撃力 | 200(射撃) |
物防/射防 | 1/150 |
射程/最小 | 16/4 |
移動速度 | 0.8 |
攻撃間隔 | 10.0 |
生産時間 | 50秒 |
防御属性 | |
包囲兵器 | +0 |
---|---|
破城槌 | +0 |
攻撃ボーナス | |
建物 | +175 |
---|
魏呉蜀が遠投投石機の代わりに使える包囲兵器です。帝王の時代から生産可能で、城ではなく包囲攻撃訓練所から作ります。
解体と梱包を必要とせず、打ちたい時に打てる遠投投石機となっています。1発あたりの建物に対する威力は遠投の約半分程度であり、射程や耐久力、生産時間の点でも劣ります。使い勝手は色々と散々な印象ですが、城ではなく包囲攻撃訓練所から生産できる点がやはり大きいでしょう。チーム戦で城がなくなってしまって相手の建物を破壊する術がほぼ消失したなんて時にもすぐさま導入できる点は非常に利便性が高いです。
時代進化対決で遠投勝負になった時は、最低でも包囲攻撃訓練所2回しで牽引投石機を持っていかないと勝てるものも勝てないでしょう。この辺りのスペックを織り込んだ上で戦術を練っていく必要があると言えます。
使用可能文明 | ||||
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中国 | 女真 | 蜀 | 魏 | 呉 |
対ユニット | |
250 | 225 |
HP | 175 |
---|---|
攻撃力 | 5×10矢 |
物防/射防 | 0/9 |
射程/最小 | 10/3 |
移動速度 | 1.15 |
攻撃間隔 | 5.00 |
生産時間 | 60秒 |
対建物 | |
250 | 225 |
HP | 175 |
---|---|
攻撃力 | 25 |
物防/射防 | 0/9 |
射程/最小 | 13/3 |
移動速度 | 1.15 |
攻撃間隔 | 5.00 |
生産時間 | 60秒 |
防御属性 | |
船 | +0 |
---|
攻撃ボーナス | |
建物 | +230 |
---|---|
包囲兵器 | +10 |
船 | +5 |
対ユニットと対建物で弾を打ち分ける軍船です。キャノンガレオン船と似たような船ですが、こちらは化学を前提とせず帝王の時代から生産可能です。攻撃の補正は対ユニットは射手(矢羽根等)と同類、対建物は包囲兵器(包囲攻撃技術等)と同類のテクノロジーで適用されます。
機動キャノンガレオン船には射程で劣るものの、攻撃速度の早さから楼船の方が倍近く建物を破壊する性能に優れています。対ユニットでも戦える性能を持ち合わせていますが、同類軍船のドロモンの方が対ユニットだけなら優秀です。生産コストが1.3倍くらい重いが難点で、そうおいそれとやられていいユニットではないです。確実に守り通せれば頼もしい軍船であることは間違いないので、丁寧に操作していきましょう。
劉備(歩兵:蜀) | |
500 | 500 |
HP | 425 |
---|---|
攻撃 | 15 |
物防/射防 | 3/3 |
自動回復 | 45毎分 |
移動速度 | 0.9 |
生産時間 | 60秒 |
攻撃間隔 | 2 |
オーラ効果 | 回復効果 |
曹操(騎兵:魏) | |
500 | 500 |
HP | 475 |
---|---|
攻撃 | 14 |
物防/射防 | 3/3 |
自動回復 | 30毎分 |
移動速度 | 1.3 |
生産時間 | 60秒 |
攻撃間隔 | 2 |
オーラ効果 | 攻撃速度 |
孫堅(騎兵:呉) | |
500 | 500 |
HP | 400 |
---|---|
攻撃 | 15 |
物防/射防 | 4/4 |
自動回復 | 30毎分 |
移動速度 | 1.55 |
生産時間 | 60秒 |
攻撃間隔 | 2 |
オーラ効果 | 移動速度 |
それぞれ帝王の時代から城で生産可能です。戦場に1体までしか存在することができず、その1体がやられると再度生産可能になります。各々、周囲10マス以内にいる軍事ユニット(包囲兵器や船を除く)に対してステータスを向上させるオーラ効果を施すことができます。非常に高価なユニットなので安易に軍隊に混ぜて戦場で戦わせると損失が大きいので、安全なところからオーラ効果を適用させる為に立ち回るのが良しとされています。もちろん、プロ並に操作できる人なら個別操作で相手のキーユニットを倒して動き回るのが恐ろしく強力となります。聖職者で転向することもできないので、ダメージ管理にさえ気をつければ相手に与えるプレッシャーは相当なものとなるでしょう。
その他、細かい説明は各文明ページに譲ります。