文明ボーナス

文明ボーナス詳細・解説

チームボーナス

港を建造すると人口5人サポート(家と同等)
港

効果はシンプルですが、最序盤で港を建造する場合は基本的にすぐに漁船が必要となることがほとんどなので、家分の木25が浮くのは地味に嬉しいです。遊牧や島々ではほぼ港の建造が必須なので、チーム内の一人はドラヴィダを選択肢に入れてもいいかもしれません。とはいえ、後半はほとんど効果が薄くなってしまうので、強みを活かすなら先攻することを意識したいところです。

ユニークボーナス

時代進化毎に木+200

エチオピアのように時代毎に資源を獲得できる内容です。木だけで生産できる軍事ユニットはいないので、即座に各種建物やテクノロジーに投資しないと効果が薄いでしょう。エチオピアは分かりやすく軍兵(領主)や石弓(城主)に投資しやすかったですが、ドラヴィダは主に鉄工所や射手育成所(領主)や学問所や包囲攻撃訓練所(城主)に投資するパターンとなります。どれにしても速攻性は低いので、確実に地盤を固めるようなプランを取りたいです。

漁をする人と漁船の運搬量+15

漁をする人はマップによっては多少なりとも遠方から採集する場合があるのでそれなりの効果は期待できます。漁船も同じく遠洋の魚を回収する際には一役買います。しかしながら、最序盤は食料が格納されるタイミングが通常よりもかなり遅くなるせいで、町の中心の安定した稼働にモロに影響がでます。序盤の町の人の生産と領主の時代への進化は十分に気をつけなければなりません。

戦士育成所のテクノロジー-50%
戦士育成所戦士育成所

戦士育成所の強化用テクノロジーはどれもコストはそこまで高くないのでオマケ程度です。帝王の時代で歩兵を選択する際に高額な矛槍兵や近衛剣士を即座にアップグレードしたい時は便利です。ドラヴィダはまともな騎士対策が矛槍くらいしかないので有効活用していきたいところです。

散兵と象弓騎兵の攻撃速度+25%
散兵散兵

ドラヴィダの生命線とも言えるボーナスです。散兵の攻撃速度アップはチーム戦では効果を発揮しづらいですが、1vs1では状況次第で相手を即座に詰ませるポテンシャルを秘めています。象弓騎兵は撤退こそ困難ですが、相手が応じざるを得ない戦況では一方的に強力な攻撃を叩き込めるようになります。少なくとも陸戦ではコレを活かせないと他の軍事ユニットは並程度です。相手からしてみれば、とにかくドラヴィダの象弓騎兵だけは最警戒する必要があります。

包囲兵器の生産コスト(木)-33%
投石機投石機
通常文明
160135
ドラヴィダ
107135
スコーピオンスコーピオン
通常文明
7575
ドラヴィダ
5075
大砲大砲
通常文明
225225
ドラヴィダ
150225
遠投投石機遠投投石機
通常文明
200200
ドラヴィダ
133200

スラヴと似たような包囲兵器コスト削減ですが、城から出る遠投投石機も安くなるのが魅力です。比較的高額なコストに対してかなりの削減率な上にドラヴィダは時代進化直後の木を確保しやすいので、ボーナスをふんだんに活かして即包囲兵器を揃えるのが吉と言えるでしょう。

ユニークユニット

ウルミ剣士
ウルミ剣士ウルミ剣士
生産コスト
6520
HP55
攻撃力8
物防/射防1/0
アップグレードコスト
900450
HP65
攻撃力10
物防/射防1/0
最終ステータス
(ユニテク等適用済)
HP65
攻撃力10+4
物防/射防1+3/0+4
防御属性
歩兵+0(+0)
ユニークユニット+0(+0)
攻撃ボーナス
イーグルウォリア+2(+3)
標準建物+1(+2)

※括弧内はエリート時の数値

素のステータスは同種ユニットと比べてかなり弱々しいですが、初撃だけ強くなるチャージ攻撃を有しており、チャージ攻撃に限り範囲攻撃が発生します。+12(ELで+15)の追加ダメージを初撃に与えられ、25秒後に再度発動可能となります。

歩兵であるがゆえに消耗ユニットとして戦う運命にありますが、後述のユニテク付きによる瞬間最大火力は全文明でも最高レベルに達します。近接の集団戦を強要されると、たとえ近衛騎士でも逃げ出したくなる勢いです。生産時間も9秒と歩兵ユニークの中でも相当速く(日本の武士と同等)、コストも安価なので消耗戦で特攻を続けているうちに前線を押し込んでしまえます。反面、建物に対しては通常の歩兵よりもかなり威力が落ちるので、包囲兵器と合わせて進軍するのが好ましいです。それでも移動速度が初期値で1.05と優秀なので(ゴートのハスカールと同等)、ついつい単独で特攻したくなるような魅力を持つユニットと言えます。

ティリサダイ
ティリサダイティリサダイ
生産コスト
180 60
HP250
攻撃力9
物防/射防2/10
射程6
最終ステータス
(ユニテク等適用済)
HP250
攻撃力9+4
物防/射防2/10+1
射程6+3
防御属性
+8
亀甲船+0
ユニークユニット+0
攻撃ボーナス
+9
建物+9
破城槌+4
漁船+9

帝王の時代でのみ生産可能な軍船です。メインの矢に加えて追加で4本の矢(1ダメージ)を放つのが特徴です。バイキング船と似たような性質ですが、こちらは耐久力に特化しており、ガレー船系列で互いに与えているボーナスダメージをカットできる点が優秀です。ガレオン船と比較すると、射程、移動速度、生産時間などで劣る印象ですが、資源をある程度抱えているなら帝王に進化した途端に使えるという点で一定のメリットを有しています。ドラヴィダは全ての軍船、テクノロジーを備えているので、海戦を取り返す起点としてティリサダイにぜひ活躍してもらいたいものです。

なぜか亀甲船属性を持つ為、それに特攻性能を持つ火炎船に張り付かれると結構なダメージをもらいます。移動速度の都合であまり引き撃ちは得意ではないので、うかつに距離を詰めないように注意したいところです。

ユニークテクノロジー

城主:医療隊
研究コスト
300 200
研究効果
象ユニットがHP30/分の自動回復を得る

耐久力の高い象ユニットが状況次第で延々と戦場に留まり続ける可能性を秘めたテクノロジーです。消耗戦になれば、たとえ象でもすぐに沈んでしまい、回復効果はせいぜい15くらいがいい所でしょう。期待せずに見るなら血統以下の性能ですが、状況次第で厄介な存在になれる、そんな立ち位置です。

帝王:ウーツ鋼
研究コスト
750 600
研究効果
歩兵と騎兵のダメージが防御無視になる

歩兵系は近衛剣士と矛槍兵、ユニークのウルミ剣士まで適用されます。端的には単純な攻撃力アップと捉えて良いと思います。レアケースでしょうがチュートンのチュートンナイトやスラヴのボヤールには絶大な効果を発揮します。ウルミ剣士のチャージ攻撃による範囲ダメージも防御無視になりますが、範囲ダメージは(攻撃力-防御力)÷2の計算になる都合、防御力の低い相手には急いで研究しなければというほどでもないです。とはいえ、ただでさえ瞬間火力が優秀なウルミ剣士がさらに強くなるとなれば、最終的にはぜひ研究しておきたいテクノロジーです。

他方、建物の防御力までは無視できないので、汎用性としてはアステカの帝王ユニテクには劣ります。また、騎兵にも防御無視の効果が乗りますが、ドラヴィダの騎兵系は全文明最弱クラスの騎兵と素バトエレだけなので、あってないようなものです…。

戦い方

基本戦術:前衛, 1vs1

木+200で先手を取る工夫が不可欠

ドラヴィダは象弓騎兵を除いて個々のユニットは正直並がいいとこです。となると、領主戦がひとつ山場と言えるでしょう。

全てのボーナスをふんだんに活用するなら、軍兵でスタートし(アップグレードコスト半減)、即座に射手育成所を増設し(木+200)、散兵で畳み掛ける(散兵の攻撃速度+25%)といった流れが王道と言えるでしょう。1vs1では比較的与し易い流れですが、チーム戦は同じ流れをたどるにしても散兵で制圧を図るよりは早めに城主に移行して象弓騎兵に繋げるべきでしょう。

象弓騎兵にこだわるべきか否か

最低限、重石弓と砲撃手のスペックは備えていますし、矛槍兵との併用もアップグレードコスト半減の効果でやりやすいです。しかし、包囲兵器が前衛文明としてはかなり物足りなく、例えば破城投石機が出てきただけで全てが崩壊されかねません。味方ユニットとの兼ね合いもありますが、やはり象弓騎兵の出番はどこかで探る必要は必ず出てきます。耐久力を活かしていかにコスパ良く切り盛りするかにかかってくるかと思います。序盤の攻めっ気とはうってかわって、膠着すれば慎重な立ち振舞が要求されるテクニカルな文明と言えるでしょう。

基本戦術:後衛(チーム戦)

涙も枯れ果てるほど絶望的……

後衛文明として必要な騎兵ユニットがおそらく全文明最弱と呼んで間違いないです。血統も繁殖も鎧3段階もなく、騎士やらくだも出せない、選択肢は騎兵かバトルエレファントしかない……、あまりに絶望的です。泣きながら前衛と役割を交換して射手担当になった方が無難です。ランダムで引いたとしても42分の1なので運が悪かったと割り切りましょう。

帝王考察

優勢

精鋭象弓騎兵とシージエレファントで行けるところまで進軍しましょう。やられた時に備えて拠点を随時更新する必要があるので、最低でも城を建造しながら進軍することを推奨します。相手の象対策が万全なら、ウルミ剣士で一気に突破する準備をしておくと尚良しです。

劣勢

矛槍はアップグレードしやすいので最低限の務めを果たしましょう。散兵同士の打ち合いは有利が取れるかもしれませんが、破城投石機で一蹴した方が早いです。

総括

1vs1では色々と工夫のしがいがありますが、良くも悪くも象弓騎兵に大部分が委ねられている文明です。移動速度の速いユニットに頼ることができないので、瞬時に敵のキラーユニットを駆除しづらいことが様々な場面で起こり得ます。そういった事情から劣勢になると抵抗力が非常に弱々しい印象を受けます。そうならない為にも、序盤からボーナスを活かしつつ計画的に立ち回って優勢をキープし続けることが重要となります。象弓騎兵に縛られない戦い方にした方がかえってやりやすそうな気もしますが、最終的な象弓騎兵の火力は目を見張るものがあります。得意なマップを見極めてドラヴィダが強く出られる舞台を探していきましょう。

DE以降更新履歴

Update 61321(2022/04/28)

新規文明として実装

Update 66692(2022/08/30)

「大砲」獲得

Update 81058(2023/04/11)

【新規】包囲兵器の生産コスト(木)-33%
「ギャンベゾン」追加
城主ユニテク「医療班」の研究コスト減少 [食料350 250]→[食料300 200]
城主ユニテク「医療班」の効果増大 [HP20毎分回復]→[HP30毎分回復]