文明ボーナス

文明ボーナス詳細・解説

チームボーナス

投石器の最小射程距離が減少

最小射程距離が2になるので、近接ユニットに対して接近されたとしても悪あがき的に攻撃をすることが可能となります。投石器にとって近接ユニットは怖すぎるので、それを自分で撃退できる要素が増えたというのは好材料でしょう。近い対象に対しては命中率も高いので、範囲指定攻撃のホットキーをちゃんと設定して操作していきましょう。

ユニークボーナス

町の人の視界+3

最序盤の資源発見と、後衛時の直において多大な恩恵を受ける事が出来ます。帝王になっても単独で砲台建設などに向かう際には微量ながら効果を感じられると思います。細かい内容ですが、朝鮮を最大限活かすならこのボーナスを無視してはいけません。

石を切り出す人の作業速度+20%

他文明が1秒間に石0.35を採掘するところを、石0.43で採掘できるようになります。

有効な一手としてはやはりTRの時でしょうか。通常4人以上は石掘りに回さないと成立しづらいTRが3人でも十分になったりします。また、城主進化中に急ピッチで城が欲しくなった時などでかなりの速さで石を回収できるので、覚えておくと何かと役に立つボーナスです。マヤインカと違い、石の総獲得量(建造量)が増えるわけではないので後半の石予算をしっかり考えておかないといけません。

塔のアップグレードコスト0(砲台は化学の研究が必要)
監視塔監視塔
通常文明
100250
朝鮮
00
防御塔防御塔
通常文明
500350
朝鮮
00
砲台砲台
通常文明
800400
朝鮮
00

塔に関しては学問所がなくても効果が働くのが大きいかと思います。砲台については、帝王に入った直後にさっさと化学を研究すれば、ローコストで強固な拠点となる砲台が建築できるようになると考えると、帝王序盤での防衛能力は相当なものとなります。

歩兵系、射手系ユニットの生産コスト(木)-50%、軍船の生産コスト(木)-20%
槍兵槍兵
通常文明
3525
朝鮮
3513
散兵散兵
通常文明
2535
朝鮮
2518
射手射手
通常文明
2545
朝鮮
1345
弓騎兵弓騎兵
通常文明
4060
朝鮮
2060
ガレー船ガレー船
通常文明
9030
朝鮮
7230
造船技術込
5830
火炎ガレー船火炎ガレー船
通常文明
7545
朝鮮
6045
造船技術込
4845
キャノンガレオン船キャノンガレオン船
通常文明
200150
朝鮮
170150
造船技術込
128150

特に散兵のコスト削減が非常に顕著です。機動性に欠けるユニットばかりなので立ち回りが肝心ですが、コスト勝ちを狙うように戦っていきたいところです。木の消費が激しい包囲兵器が対象外なのが悔やまれますが、軍船や後述のユニークユニットにも多大な効果を発揮するので、浮いた分を内政拡大に転換して強力な布陣を築いていきましょう。

鉄工所の射手用鎧系テクノロジーが無料
射手用胸当て射手用胸当て
通常文明
100
朝鮮
0
射手用革の鎧射手用革の鎧
通常文明
150150
朝鮮
00
射手用鎖の鎧射手用鎖の鎧
通常文明
250250
朝鮮
00

研究の優先度としては比較的低い部類ですが、あれば強い場面はいくつかあります。散兵を生産しやすい朝鮮にしてみれば、序盤の射手による奇襲に対して被ダメ1の散兵で即座に対応できるようになります。また、元々射程防御の高い戦車は始めから射程防御5になるので、石弓に対しての牽制力は抜群です。

このボーナスを軸にコスパの良いしのぎ方(攻め方)をして帝王の強固な軍勢に繋げるのが朝鮮の1つの戦い方になるかと思います。

ユニークユニット

戦車
戦車戦車
生産コスト
10060
HP150
攻撃力9
物防/射防0/3
射程4
アップグレードコスト
1000800
HP200
攻撃力9
物防/射防0/4
射程5
最終ステータス
(ユニテク等適用済)
HP200
攻撃力9+4
物防/射防0+3/4+4
射程5+3

※生産コストは文明ボーナス適用済

防御属性
弓兵+0(+0)
弓騎兵+0(-1)
騎兵+0(+0)
ユニークユニット+0(+0)
攻撃ボーナス
標準建物+5(+5)

※括弧内はエリート時の数値

コストは高いですが、1体での耐久力、攻撃力が高いので、序盤から単体で動いても強いです。しかし基本が弓騎兵なので、得意不得意が明らかです。発射速度も遅いので近接ユニットにまとわりつかれた場合は苦しくなるかもしれません。矛か砲撃手を合わせて出しておくのが良いでしょう。

エリート化すると射程が伸びるという点が優秀です。ユニットサイズが大きいので溜めすぎるとかえって攻撃しづらくなるので、相手の軍に合わせて生産量を調節しましょう。

亀甲船
亀甲船亀甲船
生産コスト
152180
HP200
攻撃力50
物防/射防6/5
射程6
アップグレードコスト
1000800
HP300
攻撃力50
物防/射防8/6
射程7
最終ステータス
(ユニテク等適用済)
HP300
攻撃力50
物防/射防8/6+1
射程7+1

※生産コストは文明ボーナス適用済

防御属性
+8(+11)
亀甲船+0(+1)
火薬系+0(+0)
ユニークユニット+0(+0)
攻撃ボーナス
特になし 

亀甲船の攻撃は物理扱いなので、各種軍船において射程防御が高いというのは関係ありません。その他、沿岸から包囲兵器を狙う際にも物理攻撃扱いであっという間に破壊することが出来ます。射程の短さがややネックですが、出した時の存在感はこの上ないでしょう。相手にした時はなるべく集中砲火で沈めてしまいたいです。数を溜められるとこちらが瞬殺されかねないので。

なお、重装化すると移動速度が+15%されます。一応使い勝手は良くなりますが、帝王の海戦はガレオン船が席巻しているので小出しは厳しいかと思われます。

ユニークテクノロジー

城主:邑城
研究コスト
300 300
研究効果
塔系列の射程+2
防御塔防御塔
通常文明(全強化)
HP2723
攻撃力 8+7
射程8+3
朝鮮
HP2723
攻撃力 8+7
射程8+5

朝鮮の塔の最大射程は13まで伸び、大砲をも撃退できるようになります。やろうと思えば城主の時代においても射程を伸ばせます。もっとも、帝王の時代になれば砲台の出番が待っているので、城主以降の塔の運用はその辺りと相談ということになります。

帝王:新機箭
研究コスト
800 500
研究効果
投石器の射程+1
破城投石器破城投石器
通常文明(全強化)
HP70
攻撃力75+1
物防/射防0/8
射程8+1
朝鮮
HP70
攻撃力75+1
物防/射防0/8
射程8+2

オリジナル版(AoC)ではチームボーナスもあって射程11でしたが、拡張版では射程が10止まりです。正直1しか差がないのはやや物足りないです。それでも対射手系には先制攻撃が打てるので、距離を取る意識さえつければ上手に運用できるかと思います。距離を取る為にも前線での砲台建設は欠かせません。

戦い方

基本戦術:前衛, 1vs1

弓か散兵か、塔と相談しながらお好みで

序盤の木コスト削減は微々たる量ですが、まずは生産を止めないようにしながら浮いた木で少しでも早く畑を作る事を心がけましょう。他文明より城主進化が若干早くなったなら、朝鮮だった価値が出るというものです。道中で塔を運用するかはその時々で良いですが、石を獲得しやすいことと戦車のコスパが高いことを考えれば、早めに城主進化→城の建造へとつなげていきたいところです。

戦車を出し始めたら守りやすくなる一方で、数が溜まるまで騎士や聖職者に弱いという明確な弱点もあります。2個目の城をすぐに用意してひたすら戦車を生産し続けるという荒業もありますが、基本的には帝王進化を急いだほうが無難でしょう。

軍兵TRの線も残したいところ

軍兵TRは石を獲得しやすいこと以外に主だったメリットはありません。その後やってくるであろう射手によるカウンターが驚異ですが、朝鮮なら自動で鎧が付く散兵を小屋1つ回すだけで事足ります。防衛を最小限にしてひたすら敵陣を圧迫するようなプランを進めつつ、相手より先に城主進化することができれば万々歳です。

基本戦術:後衛(チーム戦)

騎兵系は総じて絶望的…

全文明で最弱クラスの騎士です…。血統、攻撃3、鎧3がないので、帝王ではもちろんのこと、城主でも積極的な生産は控えたいところです。たいていの文明で「何も考えずに即城主騎士」は悪くはないと言えますが、朝鮮だけはそれをやってしまうと確実に苦しいだけです…。

ならば戦車しかない

全ユニークユニットの中でもトップクラスのコストパフォーマンスを誇るユニットと化した戦車ですが、前述通り数が溜まるまでは何かとやりづらい点が多いです。石以外で内政面に特化した要素があるわけでもないので、戦車が空振りするような状況だとやはり厳しい展開が待っているだけです。それでも「騎士よりは…」と思う所があれば運用してみると良いでしょう。領主中はたいていどこの文明も変わらないという意味では斥候からスタートしても良いとは思います。

帝王考察

優勢

矛+戦車+破城投石に砲台や大砲が加わればほとんどつけ入るスキはないです。近衛騎士の強襲で一気に持っていかれないよう、矛の補充は忘れずに。

劣勢

槍散兵が使えますが、優勢時と同じく馬が使えないのでスピード感に欠けます。味方の石が余っていたら積極的にもらって、城と砲台から建て直していきたいです。

総括

DE版とそれまでとの比較で、尖った戦い方よりもむしろ守りながら堅実に優勢な立場を築くことを求められるようになりました。石の要素を絡めないと突出した文明ボーナスとは言い難いので、やはり何をするにしても塔と城を常に考えながら立ち回る必要があるでしょう。浮いた木を畑に活かして内政拡大をする一方で、後半は食料の消費がそこまで激しくないので、通常の文明よりも畑の数を大胆に調整することが求められます。そこまで忙しくやって、やっと並な内容かもしれませんが、長距離破城投石機などを武器に朝鮮らしさを出して戦っていきましょう。

DE以降更新履歴

DE開始時(2019/11/15)

「防衛建造物の建造速度+25%」削除
「包囲兵器以外の軍事ユニットの生産コスト()-15%」追加

Update 39284(2020/07/20)

包囲兵器以外のユニットの生産コスト(木)-15%が-20%に変更
戦車の基本生産コスト(木)+5。最終的に-2。
亀甲船の基本生産コスト(木)+10。最終的に-1。

Update 42848(2020/11/17)

【新規】鉄工所の射手用鎧系テクノロジーが無料に
城主ユニテク「板屋船」が削除され、重装亀甲船のみ移動速度+15%
「塔の射程+1(帝王でさらに+1)」が削除され、城主ユニテク「邑城:塔の射程+2」追加

Update 44725(2021/01/25)

「機動キャノンガレオン船」追加

Update 61321(2022/04/28)

(強化)戦車の生産コスト(木)が115から125に上昇

Update 66692(2022/08/30)

精鋭戦車の防御属性:弓騎兵の防御値が0から-1に減少

Update 81058(2023/04/11)

重装亀甲船の射程増加 [6]→[7]
「ギャンベゾン」追加

Update 87863(2023/06/27)

ユニークボーナス「軍事ユニット(包囲兵器以外)の生産コスト(木)-20%」が変更
「射手系と歩兵系の生産コスト(木)-50%、軍船の生産コスト(木)-20%」
(精鋭)戦車の基本生産コスト増加(上記ボーナス込で最終的に変化なし)
(重装)亀甲船が「包囲攻撃技術」の影響を受けるようになった

Update 99311(2023/12/11)

(重装)亀甲船が地面指定の攻撃方法がとれるようになった