文明ボーナス

文明ボーナス詳細・解説

チームボーナス

近衛散兵にアップグレードできるようになる
近衛散兵近衛散兵
生産コスト
2535
HP 35
攻撃力 3
物防/射防 0/4
射程5
アップグレードコスト
300 300
HP 35
攻撃力 4
物防/射防 0/5
射程 5
最終ステータス
(通常文明フルアップ)
HP 35
攻撃力 4+4
物防/射防 0+3/5+4
射程 5+3
防御属性
弓兵+0(+0)
攻撃ボーナス
弓兵+5
槍兵+3
弓騎兵+3

名前の響きはいいですけど、ステータス的には微々たる変化です。一応、弓兵と弓騎兵に対するボーナスダメージが精鋭散兵よりも1ずつ高くなります。

散兵同士の打ち合いがもしあったならボーナスとしてお得感がありますが、帝王でも弓のアンチだからと手拍子で近衛散兵に頼りすぎると後がどん詰まりになる可能性があります。対ハサーでは2ダメージ通るようになるので、全力操作をすればもしかしたら勝てるかも…しれません。

防御面は城からのダメージもそこまで痛くないと思えば地味に強いかもしれません。近接ユニットが近くにいなければ積極的に前進してプレッシャーをかけてみると良いでしょう。

なお、精鋭散兵にアップグレードすらしないトルコは近衛散兵を使うことはできません。

ユニークボーナス

ゲーム開始時に敵の位置を表示する

正確には「最初の町の中心の位置が表示される」ようになります。遊牧系マップの場合、最初に建造した町の中心の位置が分かるようになります。

暗黒の時代を斥候で探索して開拓しながら敵を見つけるこのゲームの基本を、いきなりショートカットしてしまいます。敵の初期中心が分かると言うだけで思った以上に正確な探索ができるようになります。後衛で直を仕掛ける際は非常にありがたいボーナスです。

身内のチーム戦で敵の文明配置等が初めから丸わかりとなると、序盤から作戦が練りやすいです。特にランクマッチにおける遊牧系マップでは味方全員がこの恩恵を受けられるので思いの外戦いやすくなります。

射手育成所のユニットのHP+20%
射手射手
通常文明(射手)
HP 30
ベトナム(射手)
HP 36
ベトナム(石弓)
HP 42
ベトナム(重石弓)
HP 48
散兵散兵
通常文明(散兵)
HP 30
ベトナム(散兵)
HP 36
ベトナム(精鋭、近衛)
HP 42
近衛騎士近衛騎士
通常文明(弓騎兵)
HP 50
ベトナム(弓騎兵)
HP 60
ベトナム(重弓騎兵)
HP 72

射手同士の打ち合いで1~2発分多く耐えられるのは、特に敵陣で荒らしに向かっている時に効果を発揮します。HPが一桁残って生還した時などはベトナムで良かったと思えるところでしょう。生存数が残れば残るほど、城主でまとまった数を整えられるようになるので、その辺を上手く活かせるよう立ち回りましょう。

徴用のコスト0
徴用徴用
通常文明
150 150
ベトナム
00

これを驚異的ボーナスと感じるかどうかでプレイヤーの腕が試さている、そんなボーナスです。ちなみに、作業速度+33%とありますが、研究時間等が33%削減されるわけではなく、正確には(100/133)×100=75%となるので25%削減です。

まず、城がなくてもボーナスが適用されます。帝王に進化した時点で適用されるので、例えば各種小屋でアップグレード研究をし始めたものは全て最初から研究時間が25%削減されます。普通なら徴用の研究時間分(60秒)待たないと反映されない効果を味わえます。重騎士のアップに100秒かかりますが、75秒で済むようになります。

城が1個だけの状態で帝王進化した場合、遠投投石器を出すか徴用を研究するかみたいな選択肢に迫られる必要もなくなります。徴用せずに遠投投石器を3つ出したら150秒かかりますが、徴用済みなら112.5秒です。通常文明はさらに徴用の研究時間も必要なので、城1個のままなら回転効率の差は明らかです。

といった具合で、帝王を急げば急ぐほど効果が大きいと言えます。帝王に入るまでで五分なら一気に突き放す要因になる可能性もあります。

経済テクノロジーの研究コストで木が不要に

対象は伐採所、粉挽き所、採掘所、港、町の中心で、総削減量は1550となります。領主直後の両刃斧と引き具だけで木125が浮きますが、仮に弓戦術を選択した場合、この削減量はマリの建造コスト(木)削減とほぼ同等になります。

活用方法は多岐に渡りますが、領主の時代は浮いた木を早めに鉄工所に回せるようになると、射手のHP+20%も相まってベトナムの強固な布陣を築き上げることができるようになるでしょう。城主の時代でいつ荷車を研究するかがベトナム最大の課題であり、攻略できれば強国になれるかもしれません。

港の「刺し網」が浮くのも地味に大きいです。初期TC発見スキルも相まって、遊牧マップでのベトナムは非常に大きいものになります。

経済テクノロジーの研究速度+100%

資源場のテクノロジーは早く済むくらいで正直効果は地味ですが、町の中心の手押し車、荷車も適用されるのが大きいです。特に手押し車は町の人の生産を3人分止めて研究するものになるので、これで1.5人分町の人を多く抱える恩恵を得られます。できることなら城主の時代に進化する前に手押し車は研究を済ませてしまいたいところです。

ユニークユニット

籐弓兵
籐弓兵籐弓兵
生産コスト
50 45
HP 40
攻撃力 6
物防/射防 0/4
射程 4
アップグレードコスト
1000 750
HP 45
攻撃力 7
物防/射防 0/6
射程 5
最終ステータス
(ユニテク等適用済)
HP 45
攻撃力 7+4
物防/射防 0+3/6+4
射程 5+3
防御属性
弓兵+0(+0)
ユニークユニット+0(+0)
攻撃ボーナス
槍兵+2(+2)

※括弧内はエリート時の数値

単純な弓の打ち合いならほぼ全ての弓兵(弓騎兵)に勝てます。マングダイにも勝てます。散兵でもそうそう止まりません。マヤの羽弓ほどではないですが移動速度も高いので、不利な戦況なら逃げることも可能です。生産時間も優秀で、城2個くらいでも十分数は溜まります。

ただ、攻撃性能はあくまで重石弓(攻撃力+1)なので、騎士系に弱いのはどうしようもないです。投石がきたら当然ぺしゃんこです。サポートの別戦力は欠かせないでしょう。

ユニークテクノロジー

城主:チャトラ
研究コスト
250 250
研究効果
バトルエレファントのHP+100
エリートバトルエレファントエリートバトルエレファント
通常文明(全強化)
HP 320
攻撃力 14+4
物防/射防 1+3/3+4
ベトナム
HP 420
攻撃力 14+2
物防/射防 1+3/3+4

あらゆるユニットに対して相当な耐久力を見せるようになります。矛槍でも一苦労するくらいには存在感が出せるようになると思います。とはいえ、ベトナムには高温溶鉱炉がないので、他文明と比べてバトルエレファントを主戦力で使うにはワンランク落ちるかなと思います。

帝王:紙幣
研究コスト
550 200
研究効果
木を切る人が徐々に金も生み出す

1秒あたり0.022というわずかな金を生み出すようになります。木を切っている間に自動的に資源値に加算され、運搬中は金を生み出しません。

23人で木を切ってようやく聖なる箱1個分という効率ですが1vs1では地味ながらも頼りになる効果です。チーム戦では交易による金の確保が強力なのでそれこそ本当に地味です。研究コストに金がかかるわけでもないので、資源が余っていればとりあえず研究しておきましょう。

戦い方

基本戦術:前衛, 1vs1

鉄工所をすぐ建てる

内政テクノロジーで木を使わない利点は鉄工所の早期建造に活かすのが一番です。相手によっては囲いを優先する場合もありますが、生産量で負けなければスペックは早期からトップクラスなので、積極的に攻めるのが吉です。城主の時代もスムーズに弾道学(学問所の建造)ができるかがポイントです。浮いた木で投石器も併用してあげるとプッシュ力が増します。

早い段階から対面以外も気にする

敵国の初期位置が全て見えているので、ムダなく各国に到達することができます。対面とのやり合いが膠着しそうなら、早めに軍隊を無防備な他国に流し込むことで思わぬ戦果を上げられるかもしれません。それで対面の軍を振り回すことができたなら御の字です。

基本戦術:後衛(チーム戦)

城主で五分、帝王序盤で一気に

城主までは及第点以上の動きができます。それで五分以上なら、帝王に入った途端、徴用自動の効果が大きく働きます。先に重騎士を研究してもわりと仕事してくれますし、早々と城を前線に築き上げたのなら、遠投投石機を軸に兵種を切り替える動きが非常にスムーズとなります。

位置がわかってるので弓直

敵陣が最初から分かる以外のメリットはほぼないですが、成功率の事を考えたら他文明を凌駕します。前衛の弓と同じく、対面以外にも兵を流しやすいので、序盤から積極的に攻めて主導権を握りたいです。

帝王考察

優勢

内政が出来上がっていれば籐弓兵が使いやすいです。バトルエレファントも併用できれば強力ですが対策もされやすいので、砲台や改良投石器と共に進軍するのが安定します。単体の破壊力は今ひとつなので、進軍はブリトンのようにゆっくりになります。

劣勢

近衛散兵が使えるものの、後期ではそれほど強力な働きは期待できません。確実に射手系の再生産を狙って復帰した方が良いでしょう。籐弓兵は交易路の単独強襲に向いているので準備して損はないです。近衛騎士に振り回されないよう、辛抱強く立ち回りましょう。

総括

内政をしながら攻める目星をつけたいけど、その両立が難しいって思う初心者にとっては練習に使える文明かと思います。後半は全体的にパンチ力に欠ける印象が拭えないので、帝王の徴用自動を上手く活用し、時間を意識して手早く進めていく必要があります。「なんだよベトナムが味方かよ」と思った人は、たまには近衛散兵のことでも思い出してあげて下さい。

DE以降更新履歴

DE開始時(2019/11/15)

「繁殖」追加
帝王ユニテク「紙幣」の研究コストが食料800 200から食料500 300に変更
研究時間が40秒から60秒に変更

Update 35584(2020/02/27)

「経済テクノロジーの研究コストで木が不要に」追加

Update 54480(2021/10/06)

城主ユニテク「チャトラ」のHP上昇量が+50から+100に上昇

Update 61321(2022/04/28)

帝王ユニテク「紙幣」の効果が「木を切る人が徐々に金も生み出す」に変更
帝王ユニテク「紙幣」の研究コストが食料500 300から600 350に変更

Update 73855(2022/12/07)

ランクマッチで視界共有オンがデフォルトになったので、チームボーナスが最初から味方全員に共有されるようになった

Update 81058(2023/04/11)

帝王ユニテク「紙幣」の研究コスト減少 [600 350]→[食料550 200]

Update 87863(2023/06/27)

【新規】経済テクノロジーの研究速度+100%
近衛散兵の研究コスト減少 300 450 → 300 300