初心者オススメ度 | C | ||
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領主 | C | 城主 | C |
帝王 | C | 海戦 | D |
包囲小屋の生産時間、テクノロジー時間は総じて長いものばかりなので、かなり重宝するかと思います。破城投石器は研究時間が150秒もあるのが125秒まで短縮されるので、味方にケルトがいるメリットは相当大きいでしょう。
通常テクノロジーの武者修行が+10%の効果なので、単純にどの文明よりも剣士、槍(リトアニアには劣る)の足が速くなります。民兵は領主の時代以降からの適用になりますが、暗黒の時代で生存していれば、領主の時代で軍兵が使いやすくなります。槍はハスカールやベルセルク以上の速さになるので、結構頼もしいんじゃないでしょうか。
最初から両手斧が入っているのと同じレベルになります。以降、領主は城主ののこぎり並に、城主では帝王でのどの文明よりも早く木を回収することができるようになります。木は畑に繋げる為などの基本資源ですので、ケルトの内政力を大いに支えてくれます。但し、アラビアなど木が薄いマップでは木が早くなくなることを頭に入れておかないと、構築した陣地に思わぬところで穴が空いてしまうので注意が必要です。
包囲小屋のユニットはもちろん、遠投投石器も対象です。
遠投と破城槌においては重要な要素となるでしょう。もし改良強化破城槌1個で城を壊そうとしたとき、通常の文明なら123秒かかるところを、ケルトなら25秒短縮の98秒で壊します 。実際は3個以上のラムをぶつけると思うので、ケルトのラムの突破力がどれだけのものかというのは数値以上に体感できるかと思います。
投石機同士の打ち合いでもリロードが早くなるので、数を打ち合うほどにケルトの持ち味が発揮されるでしょう。
逆に言えば、敵が保持している羊は強引にパクることができるということです。敵中心下を動けば当然中心矢に襲われる危険性もありますが、羊をうまく誘導できれば、中心矢の誤射を誘って敵の羊を減らす事も可能です。どちらかと言えば、このボーナスは敵妨害の為に有効活用したいものです。
生産コスト | |
65 | 25 |
HP | 70 |
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攻撃力 | 11 |
物防/射防 | 0/1 |
アップグレードコスト | |
1000 | 800 |
HP | 85 |
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攻撃力 | 14 |
物防/射防 | 0/1 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 85 |
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攻撃力 | 14+4 |
物防/射防 | 0+3/1+4 |
防御属性 | |
歩兵 | +0(+0) |
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ユニークユニット | +0(+0) |
攻撃ボーナス | |
衝撃歩兵 | +2(+3) |
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標準建物 | +2(+3) |
※括弧内はエリート時の数値
足が速いのもさることながら、多少なりとも耐久力が高いのも魅力的なユニットです。足の速さは繁殖なし騎士以上、エリートイーグル以下という速さです。馬ほどに駆け付ける力はないにしろ、歩兵ならではの仕事をすぐさま駆けつける力があるので、広い視野を持って戦えるプレイヤーにとってはこれ以上ない武器となってくれます。
ただ、ケルトはなぜか近衛騎士が出せる文明なので、本当に資源に余裕があるならウォードよりも近衛騎士を出した方が良いという話もあったりします…。
研究コスト | |
250 | 200 |
研究効果 |
城と塔の発射速度+33%、城の周囲7マスにいる歩兵のHPを回復 |
ケルトに小手がない為、城や塔は他文明のように最大限威力を発揮するのは難しく、発射速度アップは正直オマケ程度です。歩兵のHP回復は毎分30で城が密集した場合は効果が重複します。矢じり付きの城より短い範囲内と覚えれば良いでしょう。ウォードレイダーはHPが比較的高い歩兵なので、上手に扱えば生存率を高めることができると思います。
研究コスト | |
750 | 450 |
研究効果 |
包囲訓練所ユニットのHP+40% |
通常文明 | |
HP | 270 |
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ケルト | |
HP | 378 |
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通常文明 | |
HP | 70 |
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ケルト | |
HP | 98 |
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通常文明 | |
HP | 55 |
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ケルト | |
HP | 77 |
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通常文明 | |
HP | 220 |
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ケルト | |
HP | 308 |
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何はなくとも破城槌のHP増強がとてつもなく大きいです。本当に破城槌が割れなくなるので、敵にとってはかなり厳しい展開になるでしょう。破城投石器も射手相手ならあまり割られる心配はなく、投石器の打ち合いでも1回なら耐えてしまうという恐ろしいスペックを持ち合わせる事になります。ケルトの勝利のカギはいかにこのテクノロジーを活用するかにかかってるといっても良いでしょう。
余談ですが、オリジナル版(AoC)では+50%の効果でした。弱体化しても未だその力は健在です。
民兵自体はどこがやっても大体同じですが、ケルトは暗黒の時代で既に伐採効率が良いので、長く暗黒の時代を過ごしても問題なく、さらに即城主へのプランが強力なものとなります。食料が潤沢にあるマップなら、あえて領主進化を強行して民兵の移動速度を上げるなど意表をつく展開もアリです。相手とマップでその辺は判断していきたいところです。
相手の出方次第ですが、軍兵も相当強いです。追撃力は民兵のそれよりさらに強力になり、塔を絡めることもできるようになるので、一気に進軍、制圧できるようになります。ただし、弓相手には極端に弱いので、なるべくなら初弾で金を制圧して弓の後続を断ち切りたいです。
弓はケルトにとって並な戦術ですが、木を沢山回収できる分、弓を使っても通常文明よりも強いです。しかし、重石弓や小手がないので帝王では戦術の変更を余儀なくされます。帝王序盤で相手と足並みが揃うことがないよう、先手を取れる戦いをしていきたいところです。
伐採量アップのボーナスは、城主内政では中心建造で活きます。序盤から3つの中心で農民生産をすることも狙えます。が、溜まった木を畑にどんどん変換していかなければいけないという忙しさもあります。騎士の性能自体は微妙なので、帝王で何をするかをあらかじめ計画立てて動かなければいけません。
移動速度が速いことを活かしての戦術ですが、後衛で大胆にも自陣から民兵を発進させる流れです。対面が即城主系の戦術ならある程度妨害できる可能性がありますが、それ以前に道中の狼の対応が面倒なところがあります。民兵に続けて町の人を派遣してもいいですが、民兵の基本に沿って自陣を丁寧に囲って城主勝負するのがベターでしょう。
破城投石機は1発の打ち合いに耐えれるとんでもないスペックなので必ず使いましょう。射程系に乏しいケルトですが、他の文明では使いづらいヘビースコーピオンが強烈な威力を発揮します。後は矛を添えておけば十分で、他箇所のフォローに行きたいなら小屋寄せかウォードレイダーを使いましょう。
槍と改良強化破城槌で反撃をする準備は進めておきましょう。城を建ててユニテクを適用させるのを忘れずに。矛が空振るような戦場だと正直詰んでしまいます…。
比較的内政は強い部類に入りますが、それを活かすも殺すもプレイヤー次第です。軍編成は王道の包囲兵器があるので、力押しでもなんとかなったりします。流れに乗り切れないと、矛を中心とした地味な展開になってしまうかもしれませんが、劣勢の状況からでも包囲兵器の運用でワンチャンスが狙える文明はそうそうありません。ケルトで逆転劇を演じることができるようになるとやみつきになる面白さがあります。
初心者が使うと、木が勝手に溜まっていって捌ききれなくなるかもしれないので、市場を積極的に運用してみるとちょうど良いバランスに仕上がります。