※2024/03/14付で最新パッチが更新されています。合わせてご確認下さい。
21年11月度変更点(2021/11/17)からの比較となります。Steam版が出る以前のオリジナル版(AoC)からの比較をご覧になりたい方は「AoCからの変更点」からお願いします。
通常ゲームでは発生しない内容やバグ修正系は掲載を割愛しています。参考URLをご参考下さい。
参考URL:Age of Empires II:Definitive Edition - Update 61321(AoE.com)
ベンガル(Bengalis)、ドラヴィダ(Dravidians)、グルジャラ(Gurjaras)の3つの文明が追加されました。
旧インドのユニークユニットであった象弓騎兵が撤廃され、新規インド3文明が射手育成所から生産できるようになりました。それに伴い様々な仕様変更がなされています。詳細はインド系仕様変更をご覧下さい。
町の中心は建造コストに石が必要であるものの、修繕の際に石を必要としない稀な建物でした。が、今まではなぜか石が0だと修繕できないという仕様でした。これが修繕できるようになったということなので、たとえば領主の時代で石壁や見張り台などを建造する際に石の残量をあまり気にしなくて済むことになります。なかなか遭遇しない場面ですが、劣勢時のお助け要素という意味では嬉しい話です。
レイティスのような近接防御を無視して攻撃できるユニットが包囲兵器や船までは無視できなくなったという仕様変更です。現実に考えるとどういう理屈なのかと首を傾げるところだったので、アリだと思います。
騎士が視界4なので偵察の優位性が出てきました。地味な変更ですが、いざ使ってみると結構嬉しい内容のハズです。
従来版 | |
防御力 | 0/7 |
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最新版 | |
防御力 | 0/8 |
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破城投石機が既に射程防御8だったので、ヘビスコ的には不遇だったのでしょう。破城投石機が使えない文明はちょっと嬉しいかもしれません。
従来版 | |
HP(領主) | 700 |
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最新版 | |
HP(領主) | 850 |
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従来版 | |
HP(領主) | 1000 |
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最新版 | |
HP(領主) | 1250 |
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領主の時代にHPを下げた経緯は塔ラッシュの弱体化が目的だったと思いますが、圧倒的な劣勢時の見張り台による一時しのぎもまた弱体化のあおりを受けてしまっていました。防衛目的で使いたいプレイヤーにとってはありがたい仕様変更ですが、塔ラッシュで攻め立てられた際には若干返しづらくなったということは念頭に入れておく必要があります。
従来版 | |
50 | 35 |
最新版 | |
40 | 35 |
騎乗版散兵として便利そうなユニットに見えるジェニトゥールですが、対射手用に運用するのも憚られる勢いでした。少しは気軽に生産できるようになったので、たまには存在を思い出していきましょう。
神殿の乱立による聖職者ラッシュがボヘミアにとって超強力だったかどうかはなんとも言い難いですが、乱立することによって聖職者ラッシュの弱点である生産時間や研究時間の前準備を大幅にショートカットできていたのは貢献度がかなり高かったように思います。既に同様のチームボーナスを持つリトアニア的に面白くなかったのでしょうという弱体化です(?)。
従来版 | |
攻撃力 | 55 |
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ダメ範囲 | 0.85 |
最新版 | |
攻撃力 | 50 |
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ダメ範囲 | 0.8 |
一部の局所戦マップではホーフニツェが全ての状況に対して優位性を取れるほどに存在感が強すぎました。なんとか騎士でかいくぐって撃退しようにも、接敵する前に狙い撃ちされて被害が甚大でした。多少マイルドにする必要があったというところですが、他の包囲兵器に対しての牽制力は依然健在でしょう。ボーナスダメージ関係はたぶん数字揃えをしたいだけだと思います、たぶん。
通常文明(城主) | |
HP | 270 |
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攻撃力 | 14 |
物防/射防 | 3/4 |
ビルマ(城主) | |
HP | 270 |
---|---|
攻撃力 | 14 |
物防/射防 | 4/5 |
通常文明(帝王) | |
HP | 320 |
---|---|
攻撃力 | 18 |
物防/射防 | 4/7 |
ビルマ(帝王) | |
HP | 320 |
---|---|
攻撃力 | 18 |
物防/射防 | 6/9 |
従来との比較ではトータルで近接防御がさらに+1という結果ですが、今回は城主から既に強化されているというところがポイントです。転向に対するリスクはあるものの、それ以外のユニットに対しては力押しで突き進んでいけるスペックになったかと思います。素で出しても射程防御が3あるので、とにかく近接ユニットが欲しい時には1体くらい出しても良いかもしれません。
従来版 | |
650 | 400 |
最新版 | |
400 | 400 |
従来は効果が地味な割に研究コストが高かったように思います。象弓騎兵に対しても効果が出るので、新インド文明に対して天敵となり得るかがポイントでしょう。
従来版 | |
生産時間 | 21秒 |
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最新版 | |
生産時間 | 18秒 |
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過去に何度も微調整されているアランバイにまた調整が入りました。今でも十分活用できそうな気はしますが、進化が遅れた際の後発でのアランバイは若干パワー不足だったのかもしれません。数が溜まったときのユニット殲滅力は驚異的ですし、消耗戦を仕掛けても再補充が従来より早くなったということに注意する必要があるでしょう。
これまでは各プレイヤー最大10体までしかELキプチャクを獲得できませんでしたが、城を作り続ける限り、そこから5体ずつ生産できるようになりました。後発の城にも適用されるので、かなり利便性が上がったように思います。おまけに味方プレイヤーは城主の時代であってもエリート化されたキプチャクが出せます(エディタだと暗黒の時代からも出せる)。狙って運用するのは相変わらず難易度が高そうですが、とっさの時には対包囲兵器に使っても良いと思うので、離れた場所の城を守る際などに運用できそうです。
開始直後に恩恵を受けるタイプのボーナスはエンパイアウォーズ(Red Bull Wololo大会など)では軒並み適用されませんでしたが、エチオピアのこのボーナスだけはなぜか適用されていて、それだけでエチオピアに存在価値があったほどでした。これでかなり弱体化となったと思うので、今後の大会等での文明上位リストからはいなくなりそうです。
チームボーナスからユニークボーナス、研究可能テクノロジーの変更まで様々な手が加えられています。詳細はヒンドゥスタンの文明ページに譲ります。
従来版 | |
1200 | 600 |
最新版 | |
1000 | 500 |
従来版 | |
攻撃力 | 9 |
---|
最新版 | |
攻撃力 | 8 |
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攻撃力は減少しているように見えますが、別で「らくだ騎兵の攻撃速度+25%」のボーナスをもらっているので、トータルでは上昇しています。射手相手に不利を受ける傾向にあったにも関わらず運用せざるをえない状況では負担だったように思うので、とりあえず利便性の向上にテコ入れが入った感じでしょう。あんまりらくだが強すぎるとなんでもかんでも無双できてしまうのでバランスが難しそうです。
従来の「畑の建造速度+100%」は引き具研究前の邪魔になったりと、むしろ厄介者扱いされていたかと思います。槍と散兵の視界が広がってはたして嬉しいかどうかは戦場に降り立ってみないと分からないところですが、ゲームの性質上、見える範囲が広がって困ることはないハズです。
従来版(カッコはEL) | |
攻撃力 | 8(9) |
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最新版(カッコはEL) | |
攻撃力 | 9(11) |
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単体での火力が微妙だったこともあって、数が溜まり切る前に頓挫してしまうような印象だったユニットです。EL化の攻撃力はかなり高いように思うので、これで騎士を一網打尽にできればいよいよ時代到来かといったところです。
従来(カッコは削減後) | |
115(92) | 60 |
最新(カッコは削減後) | |
125(100) | 60 |
このユニットも度々生産コストが変わっているイメージです。個人的には従来コストは相当安い印象だったので、コストが上がってもまぁ仕方ないという印象です。DE開始前と比べてまだ10は安いので、積極的に運用する価値は十分あります。
従来効率(1秒あたり) | |
食料 | 1.6 |
---|---|
木 | 1.0 |
金 | 0.7 |
石 | 0.3 |
従来効率(1秒あたり) | |
食料 | 1.6 |
---|---|
木 | 0.7 |
金 | 1.0 |
石 | 0.3 |
トータルでの獲得量に変化はないですが、明らかに木より金の方が価値が高いので上方修正という扱いです。荷馬車の運用が難しいマップなら出番はありますが、やはり人口占有量が大きすぎて建造をためらうところです。
これまではどういうわけか弓兵属性がついていたせいで散兵に弱かったマムルークですが、これで被ダメをあまり気にすることなく突っ込ませられます。劣勢時にマムルークの強襲を受けても散兵が使えなくなってしまったので、それまでに対策を講じておく必要がでるようになったと言えるでしょう。
効果は大きいですが、城主で研究するにはコストがさすがに重いので、出番は帝王以降になるかと思います。
研究コスト | |
650 | 500 |
研究効果 |
遠投投石機と投石機系列の攻撃力+15% |
従来版(化学有) | |
攻撃力 | 201 |
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最新版(化学有) | |
攻撃力 | 231 |
---|
従来版(化学有) | |
攻撃力 | 76 |
---|
最新版(化学有) | |
攻撃力 | 88 |
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見た目の攻撃力も上がりますが、ボーナスダメージも+15%されます。従来のユニテクとは比較にならないくらい強力なユニテクを受け取ったと言えます。遠投投石機同士の打ち合いは約3発から2発になるので利便性も向上します。破城投石機も複数発で撃てばとんでもない威力になるので、くれぐれも味方への暴発には注意です。
従来は城から生産されるサージェントより生産時間が遅く設定され、おそらくは領主ラッシュが強くなりすぎないようにする為だったかと思います。ところが、思いの外運用されている場面を見かけないので上方修正してみたというところでしょう。コストが重いことには変わりないですが、連続で3体生産しようものなら従来よりも12秒早く整うので、時間が惜しい領主序盤では意外と強力かもしれません。
今までもそうだったかは分かりませんが徴用の効果を受けて生産時間は短縮されます。最終的にはドンジョンからでもELサージェントは9秒で出てきます。
従来版 | |
500 | 400 |
最新版 | |
700 | 600 |
かなり強力な印象を受けていたホーバークですが、だいぶ重い研究コストになってしまいました。研究する価値が失われたわけではないので、現存騎士をなるべく無駄死にさせないようにして少しでも研究コストを貯めておきたいです。
研究コスト | |
400 | 200 |
研究効果 |
城と塔の石コストの40%が木に置き換わる |
研究前 | |
50 | 125 |
研究後 | |
100 | 75 |
研究前 |
650 |
研究後 | |
260 | 390 |
木があってないようなものくらいに感じる帝王戦で石390の城乱立はだいぶヤバイ強さかと思います。スラヴに小手がないので若干マイルドな威力ですが、それでも敵からすれば厄介な拠点を何個も乱立されれば面倒なことこの上ないでしょう。ボヤールの生産力を上げるのにも一役買います。研究コストがこんな安価でいいのかというレベルなので、ぜひ運用していきたいところです。
AoE2界きっての賑やかしユニットである火炎らくだに、さらなる宴会芸が追加されました。一応、破城投石機も一撃で破壊できるようになったので、これで相手が悔しがる顔が目に浮かぶようです。頑張ってAoE2を盛り上げていきましょう。
研究コスト | |
600 | 350 |
研究効果 |
木を切る人が徐々に金も生み出す |
1秒あたり0.022というわずかな金を生み出すようになります。木を切っている間に自動的に資源値に加算され、運搬中は金を生み出しません。
23人で木を切ってようやく聖なる箱1個分という効率なので正直オマケ程度もいい所です。研究した金350だけでも元を取ろうと思うと、50人で木を切っても約318秒かかる計算です。紙幣を研究するコストがあるなら荷馬車を7台分走らせられると思うと、なんとも言い難い効果です。1vs1でもちょっとコストが高めのように感じますが、超ロングゲームの際には競り勝つ可能性が生まれてくるかもしれません。