文明ボーナス

文明ボーナス詳細・解説

チームボーナス

らくだと斥候の建物への攻撃力+2

騎士が出せなくて破壊力に欠けそうなヒンドゥスタンですが、このボーナスのおかげでらくだでもある程度建物に対してプレッシャーをかけられるようになります。さらに序盤は斥候で家や柵を壊すのにも大いに活用できます。なによりチームボーナスなので、相手からすると全域で序盤から斥候による建物破壊をより警戒しなければいけなくなるでしょう。マリサラセンはらくだがさらに強くなって楽しくなります。

なお、この追加ダメージは防御属性「標準建物」に対して発生するので、防御側は学問所のテクノロジーである「石工技術」と「建築学」を研究してもほとんど影響はありません。

ユニークボーナス

町の人の生産コストが時代毎に減少する

コスト減少具合は下記の通り。

町の人町の人
通常
50
暗黒-8%
46
領主-13%
43
城主-18%
41
帝王-23%
38

ヒンドゥスタンの内政力の基盤とも言えるボーナスです。単純に食料が浮くという効果以外にも、食料を得る為の畑の枚数も少なくて済む為、相乗効果はかなりのものです。数値だけを言っても町の人を100人生産したならば、およそ500~800の肉を削減できるので、フンの家なしボーナス以上の効果はあるでしょう。

但し、慣れていないと城主での内政バランスは相当崩れやすい(ムダが出やすい)です。ヒンドゥスタンの理想の内政展開は他文明のそれとは全く別物という認識は持っていた方が良いでしょう。

らくだ騎兵の攻撃速度+20%

通常のらくだ騎兵は騎士よりもわずかに攻撃速度が遅いですが、これで騎士よりも早く攻撃することができるようになります。殴り続ける状況下では単純に20%火力が向上するので、表示の攻撃力以上にダメージを与えることができます。チームボーナスも相まって建物はらくだですぐに壊すことができたりします。

火薬ユニットの防御力+1/+1
砲撃手砲撃手
砲撃手(通常)
HP40
攻撃力 17
物防/射防 1/0
射程 7
砲撃手(ヒンドゥスタン)
HP40
攻撃力17
物防/射防 1+1/0+1
射程 7
大砲大砲
大砲(通常)
HP80
攻撃力 40
物防/射防 2/5
射程 12
大砲(ヒンドゥスタン)
HP80
攻撃力 40
物防/射防 2+1/5+1
射程 12

他にはキャノンガレオン船も対象です。数値は微々たるものですが、大砲は元々高い射程防御がさらに上乗せされるので、射手系に狙われがちな大砲としては結構嬉しい内容です。他文明は砲撃手を歩兵用のワンポイント運用として扱っているでしょうが、ヒンドゥスタンはメインウエポンとして立ち回ることができるでしょう。

帝王の時代にキャラバンサライを建造可能
キャラバンサライキャラバンサライ
建造コスト
175 50
建造時間 60秒
建造マス 4×4
HP 2700
物防/射防 3/10

キャラバンサライの周囲10マスを通る荷馬車の移動速度を一時的に増加(約20%?)させ、HPの自動回復効果(60/分)をもたせます。回復効果は目に見えてモリモリ回復するので、近接ユニットの追撃で受けたダメージなんかは帳消しにしてくれる勢いです。もっとも、射手系ユニットに狙われれば元が脆いのでひとたまりもありませんが…。建造コストは安いので気が向いたら建ててもいいかもしれませんが、場所をかなり食うのはご注意を。

ユニークユニット

グーラム
グーラムグーラム
生産コスト
3045
HP 60
攻撃力9
物防/射防 0/3
アップグレードコスト
1000800
HP 70
攻撃力11
物防/射防 0/6
最終ステータス
(ユニテク等適用済)
HP 65
攻撃力11+4
物防/射防 0+2/6+2
防御属性
歩兵+0(+0)
ユニークユニット+0(+0)
攻撃ボーナス
弓兵+5(+6)
イーグルウォリア+2(+2)
標準建物+2(+2)

※括弧内はエリート時の数値

槍なのに射手に強く、騎兵に強くない、でも槍があるから貫通性能があるというなんともまとまりのないユニットです。グーラム自体には射程がないので、遠距離から突くという性能はなく、攻撃したユニットの後ろに別のユニットがいれば追加で半分のダメージを与えられるという仕様です。

歩兵なのに移動速度が1.15と相当速い部類に属し、重装イーグル(同1.15)のように射手を追撃できます。EL化すると移動速度が1.2とさらに上がります。金コストが相当重いですが、歩兵射手に困ったらまずぶつけるべきユニットです。やはり違和感しかないですが騎士には特別強くないので、何でもかんでも突っ込んでOKなんてことはありません。むしろ金が重すぎて慎重に使うべきユニットと言えるでしょう。

近衛らくだ騎兵
近衛らくだ騎兵近衛らくだ騎兵
アップグレードコスト
1000 500
HP 140
攻撃力 8
物防/射防0/0
最終ステータス
(ユニテク等適用済)
HP160
攻撃力8+4
物防/射防 0+3/0+4
防御属性
らくだ+0(+0)
攻撃ボーナス
騎兵+18
らくだ+9
+9
漁船+9
マムルーク+7

重装らくだ騎兵との違いは、ほぼスペックの向上のみです。ボーナスダメージに変化はありません。

研究時間は125秒とかなり長いですが、汎用性に優れているのでハサーよりも十分生産価値があります。ビザンティンのエリートカタフラクトのような耐久力を持ち、特に騎兵系に特化した威力を見せるユニットといったところでしょうか。ヒンドゥスタン自身のボーナスで建物破壊力も高いので、単独でユニット建物まとめてなぎ払える能力があります。

地味ですが重装らくだ騎兵より生産時間が2秒だけ早くなります。補充が利くようになることを押さえておきましょう。

ユニークテクノロジー

城主:大幹道
研究コスト
250 200
研究効果
全ての金の収集速度+10%、市場の取引手数料が10%になる
大幹道の影響を受ける金の収集
金鉱からの採掘速度+10%
聖なる箱が生み出す金+10%
交易ユニットが1回で持ち帰る金+10%

そこまで研究コストは高くないので、帝王での研究優先度はほぼ必須級です。ただでさえ内政力の高いヒンドゥスタンがさらに押し上げられる格好となります。

ヒンドゥスタンは組合(取引手数料が15%になる)を研究できないので、市場で金を工面したい時は事前にこのユニテクを研究しなければならないことは押さえておきましょう。

帝王:シャタニ
研究コスト
500 300
研究効果
砲撃手の射程+2
砲撃手砲撃手
通常文明(全強化)
HP40
攻撃力17
物防/射防1+3/0+4
射程7
ヒンドゥスタン
HP40
攻撃力17
物防/射防1+4/0+5
射程7+2

砲撃手の射程が全ユニットでもかなり長い部類に入り、ほとんどのユニットに対して牽制できるようになります。天敵の投石機も体感でかなり対応しやすくなります。砲撃手は本来騎士や散兵で対応するのが常套手段ですが、近づく前に手痛いダメージをもらうことを念頭に入れなければなりません。近衛らくだ騎兵で壁を作ってしまえば、怖いユニットはほとんどいなくなります。

戦い方

基本戦術:前衛, 1vs1

町の人のコストが浮いた分を戦闘に転換

通常文明が10分前後で領主インした場合、ヒンドゥスタンは同時間帯で食料が100近く浮いている計算になります。即座に転換するなら食料に直結する軍兵や斥候を運用した方が効率的ですが、弓でも後々城主インの時間に大きく影響するので、結果何やっても強いです。

弓運用の注意点

ヒンドゥスタンは重石弓化しませんが、町の人の食料が浮くおかげで帝王の時代への進化時間も早くなるので、帝王序盤はつなぎとしてある程度石弓に頼れます。後半は射程の長い砲撃手の運用が望ましいので、相手の軍量を見ながら切り替えるべきタイミングで切り替えていきましょう。

基本戦術:後衛(チーム戦)

一見強そうなヒンドゥスタン即らくだ

騎士の出せないヒンドゥスタンが騎兵ユニットで後衛を援護しようと思うと、らくだを出すしか他ありません。強さとしては並のらくだ以上の強さを発揮してくれます。中心矢さえ警戒すればヒンドゥスタンのらくだが動ける範囲は広いです。序盤から塔くらいなら割ってもいいんじゃないでしょうか。

らくだ運用の注意点ですが、城主中に石弓と騎士で連携されると、射程防御のなさかららくだを扱うヒンドゥスタン側の方が不利になりやすいです。自陣まで来られて追い返す数を満足に用意できなさそうなら、早めに投石機を準備するなど機転を利かせる必要があります。

速い進化からの斥候が無難

町の人の生産コストが浮いた分をそのまま斥候の生産や城主インの食料にあてることができると思えば、実に高いレベルで運用することができます。即らくだでは相手の内政へけしかけるには遅すぎるという場合には、選択肢として押さえておくと良いでしょう。

帝王考察

優勢

味方との相性次第ですが、基本的には近衛らくだの準備をしておいて問題ないでしょう。必要に応じて射程の長い砲撃手や大砲も運用できるので、勢いに乗ると手がつけられない勢いです。

劣勢

槍散兵ハサーは矛槍以外は一通り出せます。近衛騎士を追いかける必要があるなららくだを出したほうがいいですが、誰かに任せられるのなら砲撃手の方が貢献度が高いと思います。

総括

騎士は出ませんが、やれる事は多岐に渡るのがヒンドゥスタンの特徴です。内政力の強みを生かすことができれば、近衛らくだを筆頭に相手にとってやりづらい展開に持ち込むだけで容易に勝利を収めることが出来ます。対歩兵射手の対策が若干足りないので、前もって対策を講じておくか、それよりも早く内政を作り上げるなどの工夫が必要でしょう。基本的に、どんな文明とも相性良く連携が出来るので、チーム戦でとても楽しめる文明の1つと言えます。

DE以降更新履歴

Update(2020/04/30)

「漁をする人の作業速度+15%、運ぶ量+15」が「漁をする人の作業速度+10%」のみに変更

Update 37650(2020/05/27)

チームボーナス「らくだ騎兵の建物への攻撃力+5」が「標準建物」に対してのボーナスに変更
(「石工技術」や「建築学」の影響を受けなくなった)
(EL)象弓騎兵の発射リロードが2.5秒から2.0秒に短縮
(EL)象弓騎兵の生産コストが食料100 80から食料100 70に変更

Update 42848(2020/11/17)

「らくだ騎兵の射程防御+1」削除
【新規】騎兵育成所のユニットの射程防御が城主の時代以降、時代毎に+1
「騎馬用甲冑」削除
「らくだユニットの建物に対する攻撃力+5」が+4に減少

Update 61321(2022/04/28)

文明名が「インド」から「ヒンドゥスタン」に変更、文明アイコンも変更
城主ユニテク「スルタン」の名称が「大幹道」に変更
ユニークユニット「象弓騎兵」が「グーラム」に変更
象弓騎兵が生産不可能に変更
「漁をする人の作業速度+15%」削除
「らくだ騎兵の攻撃速度+25%」追加
「騎兵育成所のユニットの射程防御が城主の時代以降、時代毎に+1」削除
「火薬ユニットの防御力+1/+1」追加
【新規】「帝王の時代にキャラバンサライを建造可能」追加
チームボーナス「らくだユニットの建物に対する攻撃力+4」が
「らくだと斥候の建物に対する攻撃力+2」に変更
破城槌の生産ラインがアーマーエレファントの生産ラインに変更
「パルティアン戦術」「重爆破工作船」「乾ドック」「火砲学」削除
「騎馬用甲冑」追加(復活)
帝王ユニテク「シャタニ」の効果が「砲撃手の射程+1」から+2に増加

Update 66692(2022/08/30)

(EL)グーラムのHPが65(75)から55(65)に減少
「矛槍兵」削除

Update 73855(2022/12/07)

「らくだ騎兵の攻撃速度+25%」が+20%に減少

Update 78174(2023/03/07)

町の人の生産コスト削減を10%/15%/20%/25%から
5%/10%/15%/20%に変更(暗/領/城/帝)

Update 87863(2023/06/27)

「組合」削除
城主ユニテク「大幹道」の研究コスト減少 食料400 木400 → 食料250 木200
城主ユニテク「大幹道」で市場の取引手数料が10%になる効果が追加
(EL)グーラムの攻撃力増加 8(10) → 9(11)
(EL)グーラムのHP増加 55(65) → 60(70)

Update 99311(2023/12/11)

  • 「町の人の生産コストが時代毎に削減」ボーナスが変更
    暗黒-5%/領主-10%/城主-15%/帝王-20%→-8%/-13%/-18%/-23%