文明ボーナス

文明ボーナス詳細・解説

チームボーナス

弓騎兵の生産速度+25%

弓騎兵の生産時間34秒が27秒ほどで生産できるようになります。歩兵射手と比較すると城主の時代からでないと生産できない弓騎兵は何かと出遅れがちなイメージですが、一気に追いつける可能性が出るくらいには嬉しいボーナスです。弓騎兵以外にも各弓騎兵型のユニークユニットにも適用されますが、コンキスタドールとアランバイは対象外となります。

ユニークボーナス

町の人が狼を一撃で殺せる

機織りさえしていれば、5匹くらいの狼でも町の人1人で対処できるようになります。後衛で直を仕掛ける際、通常なら最低でも2人町の人を派遣したい所を、1人でも堂々とマップを横断できてしまうのが最大の強みでしょう。その他、石壁を張る時などにも活躍してくれます。

鍛造、鋳造、高温溶鉱炉の研究が無料(鉄工所不要)
鍛造鍛造
通常文明
150
マジャール
0
鋳造鋳造
通常文明
220120
マジャール
00
高温溶鉱炉高温溶鉱炉
通常文明
275225
マジャール
00

歩兵系、騎兵系は何もしなくても攻撃力が上昇すると思えば、先手を取ることを意識した時にはかなり有用なボーナスと言えます。テクノロジーの先取りなので、他文明に後から追いつかれてしまうのは致し方ありません。できればこのボーナスを活かした戦術で立ち回っていきたいものです。

斥候、騎兵、ハサーのコスト-15%
斥候斥候
通常文明
80
マジャール
68

斥候系統だけとはいえ、ベルベルと違って領主から安くなります。削減コストもわりといい感じなので、早めの進化から攻撃力の高い領主斥候を戦術として採用できます。

ユニークユニット

マジャールハサー
マジャールハサーマジャールハサー
生産コスト
3545
HP75
攻撃力9
物防/射防0/2
アップグレードコスト
800600
HP85
攻撃力10
物防/射防0/2
最終ステータス
(ユニテク等適用済)
HP105
攻撃力10+4
物防/射防0+3/2+4
防御属性
騎兵+0(+0)
ユニークユニット+0(+0)
攻撃ボーナス
包囲兵器+5(+8)
破城槌+1(+2)

※括弧内はエリート時の数値

ローコストで殺傷能力の高いユニットなので、射手系や町の人は襲われたらたまったものではないです。コストパフォーマンスはかなり良い方ですが、城からしか生産できないことがネックとなって、あまり数を出す機会がないかもしれません。

しかし、攻城兵器へのボーナスは相当大きいです。目の前で城が遠投投石機に狙われようものなら、すぐに破壊しにいけるポテンシャルを秘めています。破城槌なんかはあっという間に破壊できてしまうので、防衛にまわったときには出すべき機会を見逃さなければ良い働きをしてくれます。

ユニークテクノロジー

城主:コルヴィニア軍
研究コスト
200 300
研究効果
マジャールハサーの金コストが食料コストに置き換わる

金が切れてしまいがちな1vs1などで継続運用できるようになるので頼もしいテクノロジーです。生産速度とコストの観点から通常のハサーの方が何かと利便性は高いですが、マジャールハサーのこともたまには思い出してあげて下さい。

帝王:リカーブボウ
研究コスト
600 400
研究効果
弓騎兵の攻撃力、射程+1
重弓騎兵重弓騎兵
通常文明(全強化)
HP80
攻撃力7+4
物防/射防1+4/0+6
射程4+3
マジャール
HP80
攻撃力 7+5
物防/射防1+4/0+6
射程4+4

このテクノロジーのおかげで、マジャールのキーユニットとして弓騎兵が挙げられるようになります。ユニットサイズの大きい弓騎兵にとって射程が長くなるという事は、ある密集地帯においてより多くの弓騎兵が攻撃に参加できるということに繋がります。単純に局地的な殺傷能力が向上し、使い勝手が相当良くなります。投石器を弓騎兵で壊そうとした時にかなりの恩恵を感じられるでしょう。

なお、チームにベルベルがいる際に生産できるジェニトゥールにもこの効果が適用されます。

戦い方

基本戦術:前衛, 1vs1

内政ボーナスがないので、普通ではいけない

マジャールは全時代を通して他文明より資源が増えるようなボーナスが一切ありません。ですので、前述された文明ボーナスを駆使しないと基本的に並文明以下の立ち回りになってしまいます。そのことを念頭に入れた上で戦術を選択する必要があります。

さりげなく、槍兵が文明ボーナス(鉄工所の攻撃アップ自動)の影響を受けるので、対町の人戦では地味に良い働きをしてくれます。

軍兵が無難か

領主の時代に進化した直後、まず民兵の時点で他文明より強化されます。言わずもがな、軍兵も強化された状態になります。この時間帯で他文明が鉄工所を建造していることは非常に稀なので、敵側がまともなぶつかり合いを避けるのは必至です。ただ、これは他戦術と比べてまともだというだけであって、後続を続けづらいのがマジャールの苦しいところです。先手を取れたからといって、相手の今後の展開次第ではムリをしない方が無難と言えるでしょう。

自信があるなら斥候も可

序盤からマジャールの強さを見せつけるなら、前衛といえども斥候で立ち回るプランも悪くはないです。もちろん、後衛と城主の時代含めてのプランを相談する必要はありますが、マジャールが普通に立ち回っては基本劣勢だという意図を汲み取ってもらいたいものです。

基本戦術:後衛(チーム戦)

後衛が輝くかと言われると、また難しい

斥候や騎士をするにはオトクなボーナスがあるマジャールですが、それでもフランクやフンのような一線級の騎士ボーナスと比較すると1枚劣る印象です。かといって、慎重に立ち回るべきかと言われるとそうでもなく、むしろ、先行してボーナスを活かさなければいけないという難しい文明です。斥候でも騎士でも、積極的に攻め込む気持ちがまずは大事だと言えるでしょう

奇策:即騎兵

全てのボーナスをふんだんに使うとマジャールならではの戦術で使うことが出来ます。狼を一撃で蹴散らしながら、町の人を1人だけ敵陣の裏に回り込ませ、馬小屋を忍ばせておきます。早めに城主進化することを狙い、斥候→騎兵とすぐに流し込みます。騎兵の攻撃力はいきなり9で襲いかかることができるので、騎士にもひけを取らない荒らし性能を見せつけることができます。反面、防御面が相当脆いので、大前提として自陣が囲いやすい必要があります。

帝王考察

優勢

近衛騎士一辺倒でいきましょう。マジャールのボーナスはどちらかと言えば先行型なので、近衛騎士に頼らなければ後半失速します。

騎士が必要とされてない状況であれば、重弓騎兵が非常に頼もしい性能なのでぜひ運用すべきです。交易路の妨害では近衛騎士よりも強力なので、長い目で見れば重弓騎兵を始めから運用していくプランも悪くはないでしょう。

劣勢

槍散兵ハサーはほぼフルアップします。できれば近衛騎士になるまで復旧したいですが、安価に戻すなら重弓騎兵と格安ハサーである程度早めに戦線に復帰できます。

総括

斥候を使った先手を取るプレイングは、細かい操作に自信がある人にはとても楽しいものだと思います。初期斥候はいきなり攻撃力が6になるので、相手の町の人が一人でうろついていようものなら素早く退治できてしまいます。

劣勢になったときに内政力で盛り返す手立てがないですが、帝王軍は質の高いユニットが揃っているので、交易路を整えるなどして粘り強く戦っていきたいです。近衛騎士、重弓騎兵のどちらでも行ける文明はほんの一握りです。味方のどの文明にも合わせていけるのはマジャールの大きな強みと言えるでしょう。

DE以降更新履歴

DE開始時(2019/11/15)

城主ユニテク「傭兵」の名前を「コルヴィニア軍」に変更

Update 87863(2023/06/27)

チームボーナス変更「弓騎兵の生産速度+25%」

Update 95810(2023/10/31)

マジャールハサーの生産コスト変更 食料80 金10 → 食料35 金45
マジャールハサーのHP上昇 70 → 75
(EL)マジャールハサーの生産時間減少 16秒 → 14秒
城主ユニテク「コルヴィニア軍」の効果を新しい生産コスト用に調整
生産コストの金が食料に置き換わる