※2024/03/14付で最新パッチが更新されています。合わせてご確認下さい。
20年2月度変更点(2020/02/27)からの比較となります。Steam版が出る以前のオリジナル版(AoC)からの比較をご覧になりたい方は「AoCからの変更点」からお願いします。
通常ゲームでは発生しない内容やバグ修正系は掲載を割愛しています。参考URLをご参考下さい。
参考URL:Age of Empires II:Definitive Edition - Update 36202(AoE.com)
大草原(Steppe)のような初期斥候の代わりに馬が生成されるようなマップでは自動探索の機能が使えなかったので、細かいですがありがたい修正と言えます。
従来版 | |
攻撃力 | 8 |
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最新版 | |
攻撃力 | 9 |
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従来版 | |
攻撃力 | 10 |
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最新版 | |
攻撃力 | 11 |
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最初期のステップランサーから比較するとまだ攻撃力が低いですが、これでどう変わるかはぱっと見ではなんとも言えません。後述のクマンやタタールで独自にステップランサーが強化できる内容が増えたので、そこも加味して変化があれば、というところでしょうか。
研究コスト |
475 |
後述の「強化破城槌」追加を考慮すると、贖いまであったらクマンの破城槌の猛攻を他文明が投石機で返せなくなりそうので、ちゃんと考えられた修正と言えるでしょう。
研究コスト |
300 |
領主破城槌に続いて掟破りなボーナスが追加されました。城主の時代で食料300はそれなりに負担が大きいですが、城主の時代にピークを持っていきたいクマンにとってはまた1つ面白い選択肢が増えたということになります。
城主の時代での突破力の後押しになりますが、改良強化破城槌と比べるとそこまで劇的な強さを得られるわけでもないですし、包囲攻撃技術もないので過信は禁物です。が、破城槌に対して攻撃ボーナスを持つ一部ユニット(コンキスタドールなど)からのダメージが軽減できることを覚えておくと良いことがあるかもしれません。
従来版 | |
発射本数 | 2(3) |
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最新版 | |
発射本数 | 3(4) |
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従来までは特に近衛騎士に対して完全に無力なキプチャクだったので、これでまた活路が出てきたかもしれません。城主のキプチャクは包囲兵器の迎撃がやりやすくなったので、上手く立ち回ればかなりの存在感を示してくれることになるでしょう。
今回の修正で、ハサー、重弓騎兵が約12秒、ステップランサーが約8秒で生産されるようになりました。従来までの4秒ハサーのような肉壁ラッシュができなくなったことがかなりの痛手になりそうです。代わりのステップランサー強化でどう変化するか見ものですが、キプチャクの使い勝手が良くなったので出番が難しそうです。
研究コスト | |
300 | 250 |
前回の「矛槍兵追加」に比べたら随分マシなボーナスが追加されました。歩兵射手については城主序盤で実質エチオピアと同程度の威力が発揮できるようになりました。弓騎兵も確定で命中率100%状態になるので期待できます。が、弓騎兵前提の運用なら城主序盤の時点で押し込まれていたら苦しいことにはかわりないので、これだけでスゴイ強化が来たというのは尚早かもしれません。かねてより丘上ボーナスも平らなマップでは意味がないですし、このボーナス自体は帝王弓騎兵のスペック底上げにはなりません(マジャールには劣るということ)。
このボーナスをしっかり活かすなら、領主~城主序盤までの動きをどう洗練させるか、にかかっているでしょう。
従来版 | |
生産時間 | 23(20)秒 |
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最新版 | |
生産時間 | 16(14)秒 |
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コストが安いケシクにとって、この修正はかなり大きいと思います。城1つでほぼ騎士2回しと同等と考えると、城主からのケシク運用を視野に入れても良いかもしれません。単体のパワー不足を大量の軍隊でカバーできる運用ができるようなら面白くなるでしょう。
従来版(フルアップ) | |
物防/射防 | 3/5 |
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最新版(フルアップ) | |
物防/射防 | 3/6 |
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ステップランサーにとって大きな課題だった「ハサーや騎士と比べて射程防御で見劣りする」という点をカバーしてくれるようになりました。ただ、その役目はケシクの方が強力なので、役割がかぶっているのがなんとも歯がゆいです…。城の数が確保できそうにないときは、運用を考えてみるといいかもしれません。
従来版(フルアップ) | |
射程 | 18 |
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最新版(フルアップ) | |
射程 | 19 |
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実際に使ってみると、想像以上に射程が長くて驚きます。自軍の城が多少引いた位置になったとしても、そこからの支配力がかなり高まったと言えます。研究コストが高いことは相変わらずネックなので、戦況による研究の優先順位で悩むことになるでしょう。
生産コスト | |
75 | 30 |
HP | 55 |
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攻撃力 | 20 |
物防/射防 | 0/0 |
防御属性 | |
らくだ | +0(+0) |
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ユニークユニット | +0(+0) |
攻撃ボーナス | |
騎兵 | +30 |
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らくだ | +30 |
象兵 | +50 |
建物 | +100 |
あまりに史実感を無視した謎のユニットが誕生しました。端的には「騎兵版爆破工作兵」です。らくだ扱いということもあって、騎兵育成所の「繁殖」や「血統」が適用されます。移動速度がエリートイーグルウォリアと同等なのでかなり早く感じます。爆破工作兵が石壁や門の除去に向いているのに対し、火炎らくだは主にユニットの駆除担当となります。
攻撃ボーナスの通り、騎兵や象に対して威力が大きいですが、範囲が約1~2マスなので爆破工作船のような気持ちよさまではさすがに届かないです。移動速度を活かして歩兵射手の大群にぶつけると面白そうですが、陣形を広げられると思ったよりダメージを与えられません。城からしか生産できないこと、生産時間が20秒とそこまで早くないこと、生産コストが地味に重いことを考えると、オマケユニットのような印象が拭えないかと思います。
タタールはせっかく矛槍が使えるようになったので、まずは矛槍を運用することから考え、どうしてもってときに機転を利かせた運用ができればラッキーってところでしょう。
通常 | |
60 | 20 |
ゴート(暗黒) | |
48 | 16 |
ゴート(領主) | |
45 | 15 |
ゴート(城主) | |
42 | 14 |
ゴート(帝王) | |
39 | 13 |
通常 | |
35 | 25 |
ゴート(領主) | |
26 | 19 |
ゴート(城主) | |
24 | 18 |
ゴート(帝王) | |
22 | 17 |
通常 | |
80 | 40 |
ゴート(城主) | |
56 | 28 |
ゴート(帝王) | |
52 | 26 |
暗黒の時代の民兵から-35%だった状態だと、そのまま領主に繋げて強力な歩兵ラッシュが有効になってしまったところが是正されました。もっとも、今回の修正でも、例えば暗黒の時代で金48だけで民兵が3体生産できるので、歩兵を利用した最序盤の動きは他の文明よりかなり強い方だと思います。
しかし、内政ボーナスが皆無なのは変わらずであり、この歩兵生産をしないことには何もアドバンテージが得られないことを考えると、立ち回りが苦しくなったと言わざるを得ないでしょう。
研究コスト | |
150 | 50 |
研究効果 |
歩兵の標準建物に対する攻撃力+2 |
暗黒の時代から民兵で建物を壊しやすかったというメリットがまずなくなりました。また、城主の時代で「放火」込で建物を壊そうと思ったときに、これまでは+3ダメージだったのが+2止まりになってしまいました。この2点において弱体化となりますが、帝王の時代では「放火」が実質無料なので、そこだけ強化対象となります。
いわゆる歩兵祭りのような、ゴートだけができそうな特権が抑え込まれた格好になり、ちょっと悲しいことになりました。前述のコスト削減ボーナスも考慮すると、AoC時代よりも魅力が薄れてしまったように感じるかもしれません。
研究コスト |
475 |
前回の修正で射程12の聖職者をもって投石機の転向ができるようになった中国でしたが、それができなくなってしまいました。これでは活版印刷を手に入れた意味がなくなってしまいそうです…。しかし、従来から高コストの贖いを安価なコストで研究できた中国はそれだけで強力だったので、妥当な修正だと思います。AoC時代から比較すると、マップの改良により暗黒の時代の内政がかなり安定してきたと思うので、今更感があるかもですが時代の流れといったところでしょう。