文明ボーナス

文明ボーナス詳細・解説

チームボーナス

壁の建造コスト-50%

対象は以下の通りです。

柵
通常文明
3
マヤ
2
柵の門柵の門
通常文明
30
マヤ
15
石壁石壁
通常文明
5
マヤ
3
門
通常文明
30
マヤ
15

柵や石壁を使わないゲームはないはずなので、微量ながらもらってうれしいボーナスかと思います。

ユニークボーナス

ゲーム開始時の町の人+1。但し、食料-50。

単純に見て暗黒内政強化です。初期の人口上限の都合、マヤは最初に機織りをするしかないので、機織りにもホットキーを設定しておくと良いでしょう。序盤から機織りがあるというだけで、暗黒の時代における様々な事故も防いでくれていい事ずくめのボーナスです。

資源の生産量+15%

通常のアラビアマップ(羊8、イノ2、鹿4、イチゴ、金7+4+4、石5+4)において、以下のような最大資源獲得量の差が出ます。

通常文明
2500120003150
マヤ
2875 13800 3622

肉量はおおよそですが、375も浮くという事は畑3枚分に相当します。暗黒内政をする時はたいてい畑を2、3枚は張ると思うので、それを張らなくて良いというだけで領主序盤にやれることは豊富にあると思います。その他、城が余計に1個建ったり、荷馬車が約30体出せる分の金が余計に掘れるという見方をすると、相当大きいボーナスでしょう。

射手の作成コストが時代毎に減少
(領主-10%、城主-20%、帝王-30%)
射手射手
通常文明
2545
マヤ(領主)
2240
マヤ(城主)
2036
マヤ(帝王)
1832
羽飾射手羽飾射手
初期設定コスト
55 55
マヤ(城主)
4444
マヤ(帝王)
3939

マヤの最大の特徴であるボーナスです。マヤで弓を生産し続けるだけで、相手に対してコスト勝ちが狙えるというのが非常に大きいです。射手自体が肉を必要としないので、前述の資源生産量ボーナスとの相乗効果も抜群に良いです。まともにマヤと弓対決をすると基本的に劣勢になってしまうので、弓以外の戦術をとってマヤがやりにくい流れにしたいものです。

ユニークユニット

羽飾射手
羽飾射手羽飾射手
生産コスト
55 55
HP50
攻撃力5
物防/射防0/1
射程4
アップグレードコスト
7001000
HP65
攻撃力5
物防/射防0/2
射程5
最終ステータス
(ユニテク等適用済)
HP65
攻撃力5+4
物防/射防0+3/2+4
射程5+3
防御属性
弓兵+0(+0)
ユニークユニット+0(+0)
攻撃ボーナス
歩兵+1(+2)
槍兵+2(+2)
コンドッティエーレ+1(+2)

※括弧内はエリート時の数値

数さえ出せば止めるのが難しいユニット、そしてその数はコスト削減ボーナスで非常に達成しやすいというのが特徴です。移動速度は大多数の歩兵よりも早くなり、発射速度は全射手ユニットでも随一です。HPも高いので、投石でまとめて駆逐されるという心配があまりないのも大変心強いです。

マヤはとにかく城を建てて羽弓を出す、これがひとまず王道です。

ユニークテクノロジー

城主:フルチェ投槍兵
研究コスト
300 300
研究効果
散兵が追加でもう1本矢を放つようになる

追加で放たれる矢のダメージは1で固定のようです。このダメージは各種テクノロジーやボーナスダメージ等で底上げはなされません。さらに命中率も散兵のデフォルトである90%のままです。

射手同士の集団戦では散った矢のダメージで若干効率は良くなりますが、このテクノロジーで直ちに戦況がひっくり返るようなイメージはあまりもてないです。騎士に対して(ほぼ)確実に2ダメージ以上与えられるようになりますが、これもやはり散兵の本来の仕事とは言い難いです。研究する優先度としてはかなり低めと思っておいたほうが良いでしょう。

帝王:エルドラド
研究コスト
750 450
研究効果
イーグルウォリアのHP+40
エリートイーグルウォリアエリートイーグルウォリア
通常文明(全強化)
HP60
攻撃力9+4
物防/射防0+3/4+4
マヤ
HP100
攻撃力9+4
物防/射防0+3/4+4

数少ないHP3ケタユニットにイーグルが仲間入りできる貴重なテクノロジーです。射程防御が高いエリートイーグルですが、通常はHPが60しかないのでゴリ押しできるほど耐久力はありません。HP100はハサー以上であり、当然槍から騎兵用の追加ダメージをもらうこともないので、ありとあらゆる所に出向いて肉壁になったり敵の駆逐に務める事ができるようになります。羽弓とコンビを組むと今度は近衛騎士相手に厳しくなるので、なるべくなら単独で仕事が出来る場所を見つけてあげたいです。

戦い方

基本戦術:前衛, 1vs1

マヤなら弓、とにかく弓

序盤から終盤まで弓の強さをまざまざと見せつけることができます。序盤は生産コストボーナスよりも資源量アップボーナスが効いて、畑を張らなくてもしばらくは内政が回せてしまうのが強いです。中盤以降は作れば作るほどに弓のコスト削減が効いてきます。数で押すのも良し、進化勝ちしてイーグルにシフトするのも良し、付け入るスキが見当たらないです。

民兵即城主で盤石の体制

畑を張らなくても内政ができるメリットは民兵にも活かされます。単純に民兵を生産し易いだけでなく、ムリヤリ城主インを狙っても内政をきっちり回せる力があります。通常の文明が民兵即城主を狙おうとすると、普通は進化中であったり進化直後にスキが生まれるものですが、マヤに限って言えばそのようなことはほとんどないでしょう。

基本戦術:後衛(チーム戦)

後衛でも弓をするしか

マヤは後衛でも基本弓オンリーです。序盤から鉄工所をラクに入れることができるので、直でも質と量をしっかりと確保することができます。戦果を上げられなかったとしても、弓が死なずにい続けること自体が相手にとってプレッシャーとなるので、連続生産はきっちり続けていきましょう。軍の生産を止めなかったとしても、素早く城主を目指せるのがマヤのいいところです。

即羽弓は欠点をしっかり押さえておく

オリジナル版(AoC)では定番戦術ともうたわれた即羽弓ですが、バージョンが進んで生産時間増加、コスト増加となってしまったので、序盤から数を溜め続けるのはやや難しくなりました。序盤の荒らしがやりづらいので、オリジナル版(AoC)よりは相手と足並みが揃いがちです。

とりあえず、中盤までは騎士などの軍隊と相対したら決してムリはせず、生存することを心がけます。数さえ溜まれば段々存在感が増していくので、しっかり生産を続けながら早めの帝王進化を狙ってスペックの底上げを図っていきましょう。

帝王考察

優勢

相手と状況によって兵種は分かれますが、相手より内政が確実に仕上がっているならエリートイーグルウォリア、そうでないなら羽弓が安定です。どちらを選ぶにしても包囲小屋を寄せて破城槌を仕掛けたり遠投投石機を準備しておくなどしておかないと、城だけで進軍が止まる可能性があるので注意が必要です。

劣勢

槍散兵はフルアップするのでなんとかコレでこらえましょう。城が1個でも建っているなら、少しずつでも良いので羽弓を生産しておいて、ここぞというときの交易荒らしなどで運用していきたいです。

総括

マヤの帝王はだいたい同じような展開で、羽弓かイーグル、またはその両方を使うくらいです。ただ、これだけでほとんどの戦況に対して渡り歩くことが出来てしまうのはイーグルのHPの高さであったり、羽弓の持つ殺傷能力の高さゆえででしょう。その流れに持っていくために途中までは弓が主役ですが、その弓の運用が非常にお手軽なのがマヤの強いところです。帝王以降は相手の投石器系に一網打尽にされてしまうことだけは気を付けて、万が一やられても瞬時に兵を補充できるだけの小屋をあらかじめ確保しておきましょう。

DE以降更新履歴

Update 34055(2019/12/18)

羽飾射手の生産コストが50 50から55 55に変更

Update 34699(2020/01/22)

開始時に追加される町の人が最初の町の中心を建造後に追加されるよう変更

Update 37650(2020/05/27)

帝王ユニテク「エルドラド」の研究時間が50秒から70秒に変更
「補給」削除

Update 42848(2020/11/17)

城主ユニテク「トラトアニ」が石製建物(石壁や塔)に発生していた追加ダメージを削除

Update 44725(2021/01/25)

城主ユニテク「トラトアニ(黒曜石の矢)」削除
【新規】城主ユニテク「フルチェ投槍兵」
散兵が追加でもう1本矢を放つようになる

Update 81058(2023/04/11)

イーグル系列の生産コスト増加 [食料20 50]→[食料25 50]