文明ボーナス

文明ボーナス詳細・解説

チームボーナス

港の視界+100%

遠くの大きな魚まで含めてかなりの広範囲が見えるようになります。ちょっと漁船で探索すれば見える範囲かもしれないですが、残っていれば城主以降でも沿岸の視界取りにも使えますしわりと便利です。

当然、アラビア系マップでは全く無意味の悲しいボーナスです…。

ユニークボーナス

時代進化速度+66%
領主の時代領主の時代
通常文明
進化時間 130
マレー
進化時間 78
城主の時代城主の時代
通常文明
進化時間 160
マレー
進化時間 96
帝王の時代帝王の時代
通常文明
進化時間 190
マレー
進化時間 114

領主進化で町の人約2人分、城主進化でさらに2.5人分進化時間が削減されます。単純に同進化タイムの他の文明より農民が多くなる計算になりますが、進化直後に内政がその分厚くなったと体感できるものではないです。

むしろ、例えば即騎士をしようとしたとき、他文明と同じタイミングで金農民を割り振ったり戦士小屋を建てに行こうとすると、領主進化が早すぎて次のステップに移行しづらかったりします。最大限このボーナスの恩恵を得るためには、マレー専用の進化オーダーを考えなければならないでしょう。

特に畑を張るタイミングが非常に難しいです。進化直後にノータイムで小屋等を増設しようとしたとき、1枚の畑張りすぎだけで小屋が建てられなかったりします。前衛は1匹くらい鹿寄せするだけでやりやすさがだいぶ変わるので、事前に練習してから臨みましょう。

簗の作成コスト-33%
簗の食料+300%
簗
通常文明
100
マレー
67

陸マップでは当然意味のない内政ボーナスですし、海マップでもこの恩恵を得るのは城主以降くらいでしょう。後述の港湾を絡めれば、他文明より簗内政を作りやすいと言えますが、その操作量を別の方向に持っていったほうがいいんじゃないんでしょうか…。

深い森で池を見つけたら一応美味しいです。ためらわずに漁船を浮かべましょう。魚がなくなっても、簗1つで40分近く食料を回収できるようになるのでとても効率的です。

バトルエレファントの生産コストが城主-30%,帝王-40%
バトルエレファントバトルエレファント
通常文明
110 70
マレー(城主)
77 49
マレー(帝王)
66 42

コストの削減量だけを見たらとんでもない量です。帝王序盤の量産体勢ではかなりありがたいボーナスです。しかし、城主でバトルエレファントを活かそうと思った時、聖職者対策は必須であり、ただそれだけでバトルエレファントの運用を敬遠しがちなところはあります。前衛や後衛直のときに一応頭に入れておいておけば、というくらいです。

鉄工所の歩兵用鎧テクノロジーが無料
歩兵用うろこの鎧歩兵用うろこの鎧
通常文明
100
マレー
0
歩兵用鎖かたびら歩兵用鎖かたびら
通常文明
200100
マレー
00
歩兵用甲冑歩兵用甲冑
通常文明
300150
マレー
00

あまりメインウエポンに据えない歩兵系が自動で強くなる要素です。1vs1だと序盤の軍兵から後半のユニークユニットまで機転を利かせた対応をしたいときにありがたいボーナスですが、チーム戦だと中々出番を見出すのが難しいでしょう。

ユニークユニット

カランビットウォリア
カランビットウォリアカランビットウォリア
生産コスト
25 15
HP 30
攻撃力 7
物防/射防 0/1
アップグレードコスト
900 600
HP 40
攻撃力 8
物防/射防 1/1
最終ステータス
(ユニテク等適用済)
HP 40
攻撃力 8+4
物防/射防 1+3/1+4
防御属性
歩兵+0(+0)
ユニークユニット+0(+0)
攻撃ボーナス
イーグルウォリア+2(+2)
標準建物+0(+1)

※括弧内はエリート時の数値

単体の性能は貧弱すぎる軍兵系列です。ユニークユニットなので城主以降のユニットとして出るわけですが、こんなステータスでは騎士に全く太刀打ちできません。エリート化したところで、対ユニットの性能はたかが知れており、せいぜい包囲攻撃ユニット壊しに使えるくらいです。

真の性能を発揮するのは内政荒らしです。人口20人分のコスト(40体)で対建物、農民に被害を与えるのは十分であり、不意に食らえばうざったいものです。カランビットウォリアはケルトのウォードレイダー程ではないですが移動速度も早いので、奇襲攻撃に向いていると言えます。

もっとも、エリート化を含めた資源コストに見合っているかと言われると…。そもそもマレー自体、敵陣に風穴を空ける手段に乏しいので、やらざるを得ないかといったところです。

ユニークテクノロジー

城主:制海権
研究コスト
300 300
研究効果
港を港湾にアップグレード
港湾港湾
建造コスト
150 
HP2000
攻撃力3
物防/射防3/10
射程7
最終ステータス
(ユニテク等適用済)
HP2200
攻撃力3+4
物防/射防 3+1/10+1
射程7+3
防御属性
建物+0
標準建物+0
石製建物+0
攻撃ボーナス
+10
漁船+9

港に攻撃力3、射程7、矢3本の攻撃性能が加わります。矢羽系列の鉄工テクも乗り、陸相手のユニットにも攻撃してくれますが、陸ユニット相手への攻撃は乏しいものとなってしまったので気休め程度と思っておきましょう。ある程度乱立することで相手にとって多少うざったいものにはなりますが、基本的に軍船の迎撃施設と思っておきましょう。

帝王:徴兵制
研究コスト
850 500
研究効果
民兵系統の金コストが食料に転換される

戦士小屋のテクノロジー「補給」と組み合わせれば、最終的には食料65のみで重剣剣士を生産できるようになります。金が枯渇するようなシチュエーションではボディーブローのように後から効いてくる存在になり得ます。敵軍が槍や散兵ばかりの時には非常に有効ですが、そうでないときはなるべく金策を駆使して別のユニットで対抗した方が良いと思います。

戦い方

基本戦術:前衛, 1vs1

進化時間の速さをどう活かすか

領主の時代に限って言えば、いくら速く進化したところでその時点での資源に余裕がなければ、出せる軍隊も限られてしまって失速する可能性が非常に高いです。基本的に領主戦は「気持ち相手より資源が多い」というくらいで十分で、そこから城主進化、帝王進化で優位に立つことが非常に重要となってきます。特に弓のアップグレード、遠投投石機の運用を意識して立ち回ると、その存在は際立ってきます。

マレーはどの戦術が最も強力かというのは、最初だけで言えば甲乙つけ難いところですが、弓が一番無難かなと思います。

TRは強そうに見えて奇策

前述した通り、速く進化したところで後続がついてこない可能性が非常に高いので、いくら速く塔が建造できたところで、その塔対策がなされてしまうと途端に失速してしまいます。町の人だけで返されてしまった日には目も当てられないので、たまにやるくらいにしておきましょう。

基本戦術:後衛(チーム戦)

まともな騎士運用は難しい

騎士が使える文明で唯一鎧2段階目がアップしません。ですので、弓と連携する場面においては確実に1枚落ちるスペックとなってしまいます。そのような場面でない勝負をするなら、斥候から始めるのが可能性があるでしょうし、ボーナスを活かしてバトルエレファントを上手く運用することが求められるでしょう。ただ、騎士がけっして運用に値しないわけではないので、状況を見て必要なら生産する機会を見逃さないようにしましょう。

バトルエレファントの扱い方が求められる

基本的に自陣からの連続生産で問題ないですが、その際のデメリットは把握しておく必要があります。まずは対面の後衛との距離があまりに遠くなるので、戦う以前の勝負で劣勢だと相手にいいようにされてしまうだけです。また、移動速度が石弓よりも遅いので、敵の石弓が道中でやられる心配はないと堂々と振る舞えてしまいます。

これらを踏まえて味方前衛と共に敵前線に猛然とプッシュし続けるのが一番求められる仕事になります。軍隊同士のぶつかり合いだけで見ればバトルエレファントに分がある上に、マレーならではの特典としてコスト勝ちも狙えます。どちらかと言えば、マレーとしての技術よりもマレーを味方にした時の味方の技術の方が求められるところはあります。とりあえず、マレー側は転向も恐れずにひたすら生産し続けることが重要と言えるでしょう。

帝王考察

優勢

バトルエレファントと砲台が肝です。じわじわと進軍していきましょう。補助は矛と重石弓がいつでも出せる体勢であれば一応問題ないかと。さりげなく、ペルシアを含めた象が出せる文明で唯一異端(金1000:敵の聖職者に転向されずに死ぬようになる)が研究出来るので、コストに余裕があれば必ず入れておきましょう。

劣勢

悲しい事に矛と散兵しかないです…。申し訳程度で砲台が運用できますが、ここでも馬の運用に制限があるのが非常にツライ…。

総括

進化時間を前倒しに進めて、そのメリットを活かして戦うという実にテクニカルな文明です。他文明の戦い方に慣れていたとしても、マレーはそれらとは別で独特のプランニングが求められます。時代進化を先に済ませて、わずかに優位になる時間を見逃さないよう、限られた資源で正しく軍隊を整えなければなりません。基本的には射程アップ、包囲兵器をキーワードに進めていくと良いでしょう。

海マップでは進化速度の重要さがさらに増すので、他文明ボーナスも相まってマレーの海マップは非常に強力です。港湾で沿岸を制圧する様はなかなか爽快なので一度使ってみると面白いです。

DE以降更新履歴

DE開始時(2019/11/15)

港湾の最小射程が1追加(「迎撃用窓」で射程0にすることが可能)
港湾の攻撃力が6から3に減少
港湾の船に対するダメージが9から10に上昇
「徴兵制」の効果変更
「民兵系列の金コストが不要」から「金コストが食料コストに転換される」へ
「徴兵制」の研究コストが食料1000 600から食料850 500に変更

Update 39284(2020/07/20)

(EL)カランビットウォリアの生産コストが食料30 15から食料25 15に

Update 47820(2021/05/03)

簗の保有資源量が無限から+300%に変更
バトルエレファントの生産コストが一律-30%から城主-30%、帝王-40%に変更
(EL)カランビットウォリアの攻撃力が6(7)から7(8)に増加

Update 66692(2022/08/30)

「人力起重機」獲得

Update 73855(2022/12/07)

バトルエレファントの生産コストが食料120 70から食料110 70に下がったことで、
マレーの生産コスト削減ボーナスも自動的に変動

Update 81058(2023/04/11)

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Update 87863(2023/06/27)

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