※2024/03/14付で最新パッチが更新されています。合わせてご確認下さい。
23年6月度変更点(2023/06/27)からの比較となります。Steam版が出る以前のオリジナル版(AoC)からの比較をご覧になりたい方は「AoCからの変更点」からお願いします。
通常ゲームでは発生しない内容やバグ修正系は掲載を割愛しています。参考URLをご参考下さい。
参考URL:Age of Empires II:Definitive Edition - Update 93001(AoE.com)
ここ最近では調整量が相当少なめです。色々と変化を望んでいる人にとっては、開発がReturn of Romeの調整にも注力している点については何とも言えないところだと思います。前回調整時にエレファント系を注視すると開発側が明言していた点については今後の調整を待ちましょう。
従来版 | |
130 | 95 |
最新版 | |
120 | 95 |
ドラヴィダやベンガルは食料供給についてどちらかといえば城主序盤で不安定だったので多少融通が利くようになったかと思います。最初期のグルジャラの驚異的な食料供給力をもって繰り出された城主序盤のアーマーエレファント攻めがまた再現されそうな気がしなくもないですが、10程度ならたぶん大丈夫でしょう。
命中率に関しては弓懸で100%にできますし、攻撃速度も上がります。重弓騎兵のアップグレードより弓懸の方が優先度が高い場面がほとんどなので、この調整をありがたく思う文明は……ほとんどないんじゃないんでしょうか。
従来までは「戦闘馬車」という名称で専用の防御属性が設定されていましたが、23年4月度の調整でクメールのバリスタエレファントにも同名の防御属性が設定されました。それを受けての今回の名称変更になるかと思います。後述の戦闘馬車の調整でHPが減少したのでそのバランスを兼ねてのダメージ減少設定になっているのでしょう。破城投石機に限定されているようなので、バリスタエレファントに対しての影響はおそらく軽微かと。
利便性が向上したであろう戦闘馬車が町の中心や城を気にせず突っ込んでくる場面が想定されるので、苦肉の策とはいえ返す手段として町の人が採用されているのは面白い調整かと思います。城主の近接ユニットでは長剣剣士くらいには威力を発揮してくれることでしょう。
ざっくりまとめると、「引き撃ちがやりやすくなった+破城槌に抵抗しやすくなった+射程防御が高いユニット(補正込み3以上)に対して従来より弱くなった」となります。引き撃ちがやりやすくなった点については、従来版は追加弾の謎の発射遅延が響いて主弾の攻撃間隔も遅れてしまっていました。それが同時に弾が出るようになって安定して攻撃間隔を目視できるようになったというのが大きいです。追加弾の増加は主に破城槌や射程防御がほぼないユニットに対しては頼もしい威力になり得ますが、帝王の時代の騎士などに対しては主弾の攻撃力低下も相まって非常に心もとなくなってしまいました。
ポルトガルのオルガン砲のように城主初期から数を溜めて牽制力を発揮できればよかったですが、こちらは耐久力メインの運用になり、殲滅力は飛び抜けて高いとは言い難いでしょう。
従来(城主) |
488 |
最新(城主) |
553 |
城主に限って言えばインカと同等になります。1vs1でフランクが騎士一辺倒な文明にも関わらず重宝されていた理由といっても過言ではない強みでしたが、ついに弱体化してしまいました。個人的には結構悲しい調整ですが、マップの多様さを受けて城主序盤の城が重要になるシーンが多くなった気がするので致し方ないでしょう。
従来版 | |
HP | 120 |
---|
最新版 | |
HP | 110 |
---|
通常のみの変更でエリートには変更ありません。城主で血統込みでHP140は破格だったのだと言えるでしょう。城主で死にづらいというのは、瀕死でも戦場から離脱して聖職者で全回復してまた戦線復帰という動きが強烈になるので、そこに注目しての弱体化となったかと思います。
従来版 | |
60 | 35 |
最新版 | |
50 | 35 |
領主で運用できるにしても、合計の生産コストが軍兵より15も多いようではあまりに高くついてました。ドンジョン周りの利便性は最近かなり良くなってきたので、プロによる戦術開発が捗ってくれることを祈りたいです。