※2024/03/14付で最新パッチが更新されています。合わせてご確認下さい。
21年5月度変更点(2021/05/03)からの比較となります。Steam版が出る以前のオリジナル版(AoC)からの比較をご覧になりたい方は「AoCからの変更点」からお願いします。
通常ゲームでは発生しない内容やバグ修正系は掲載を割愛しています。参考URLをご参考下さい。
参考URL:Age of Empires II:Definitive Edition - Update 50292(AoE.com)
集団戦での影響は微々たるものでしょうが、10程度の少数戦では若干立ち回りやすくなったと言えます。初弾で急に砲撃手が欲しくなった時は、ある程度は命中すること前提で応戦してもいいかと思います、ホント気休め程度ですが…。とはいえ、重石弓と比較すると使い勝手がまるで違うことには変わりないので、今回の調整で火薬ユニットとしての地位向上はまだ期待薄でしょう。
端的には攻撃速度及びDPS(時間あたりの攻撃力)の減少です。21年1月度の調整で同様の箇所がそれなりに強化されましたが、タタールに限り弓懸が自動で入ること前提の運用だったので、1vs1での立ち回りで数値以上に効果が高かった印象です。今回の調整では使用感にほぼ変化はないでしょうし、注視しているというアピール程度でしょう。
国際大会Red Bull Wololoの盛況ぶりに応えての実装となりました。あるいはデスマッチの通期でのマッチ数が芳しくなかったことが理由かと思います。初回のマッププールは見慣れないマップばかりですが、全てRed Bull Wololo 4で採用されたマッププールとなっています。
観戦解析ツールとして有名なCaptureAgeがゲームメニューから連動起動できるようになりました(事前にインストールが必要)。今回の導入に伴い、AoE2本体側からの起動が容易になっただけでなく、CaptureAge側からもリプレイの再生速度調整やその他UIの抜本的な改善が見られ、(個人的には)とてつもなく使いやすくなりました。見栄えの好みは人それぞれかもしれませんが、ここまで円滑に利用できるならCaptureAgeを使わない手はないかと思います。この機会にぜひ導入しましょう。
従来版 | |
800 | 450 |
最新版 | |
1200 | 650 |
前回の調整で内政力で先行できるようになったことを受けてか、特に1vs1で優勢な状態からフランドル革命を決めて勝つシーンが見られるようになったと思います。展開次第では、相手との対話を拒否するレベルで一方的に決め込むことが可能だったようで、残念ながらの弱体化となりました。チーム戦ではすぐに運用することができないコストでしょうし、後半は荷馬車が人口を埋めている所もあるので、思うような活躍が見込めなくなりそうです。
従来版 | |
200 | 75 |
最新版 | |
170 | 85 |
初代AoK時代からほぼ変更がなかったエレファントに待望の調整が入りました。マップによってはペルシアの常套手段として使われる所があったようですが、そこでは生産時間の減少がかなり大きくなりそうです。通常の運用としてはとっさの破城槌対策で生産しやすくなったと言えます。
従来版 | |
防御力 | 6/3 |
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最新版 | |
防御力 | 8/3 |
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フルスペック | |
防御力 | 11/7 |
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20年4月度の調整と比較すると劇的な変更ではないというか、オーバースペック気味な内容に思います。もちろん、対近衛騎士からの確殺数がさらに減少してまさに近接の鬼と化しましたが、移動速度の観点から破城投石機の役割を無視してでも運用するべきというほどでもないかと思います(両方使えば当然強力ですが)。とはいえ、弱っている相手に決め込む時は対応のしようがない決定打として十二分に活躍してくれるでしょう。
従来版 | |
450 | 500 |
最新版 | |
450 | 500 |
砲術自体は非常に頼もしいテクノロジーでしたが、いかんせん高コストなのがネックでした。砲台の射程を上げる為に石を事前に消費することがだいぶ重い内容でしたが、それが大幅に緩和されたことで、今までよりもスピーディに重厚な編成を築くことができるようになりました。大砲による牽制力アップは特に遠投投石機相手に非常に効果的になるので、トルコの帝王軍を相手にしたときの攻め方は従来よりもだいぶ変わりそうです。