初心者オススメ度 | C | ||
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領主 | D | 城主 | C |
帝王 | B | 海戦 | D |
三国志DLCが登場する前の火薬ユニットのラインナップは砲撃手や大砲くらいで、この手のボーナスの影響は非常に小さいものでした。三国志DLCが出てから火槍兵や火車が対象に加わり、この女真が使える擲弾兵も対象となります。
投石機の打ち合い等で視界の確保用に前哨を建てたりしますが、火車を運用する文明はこのボーナスで単独で見通しが良くなります。めちゃくちゃ強いとは言い難いですが、覚えておいて損はないボーナスでしょう。
女真の町の人がとどめを刺した動物全てが対象になります。したがって、味方にイノシシを渡すような動きをした場合は女真の力を借りて腐らずに美味しく頂くなんて行為が可能となります。逆に、敵の狩猟動物を邪魔する目的で敵陣で屠殺しても腐らないのでほとんど意味がないなんてことにもなります。
一般的な動物の食べ方(羊、イノシシ6人。鹿4人)をした場合、羊は食料100のうち12、鹿は食料140のうち19、イノシシは食料340のうち50腐る計算になります。通常のアラビアでこれらの動物を規定数狩った場合、およそ250前後の食料を動物から追加で回収することが可能となる計算になります。大抵、畑の建造を遅らせることが目的になるので、浮いた木を軍事用や時代進化用に上手く転換することが重要となるでしょう。回収効率が上がるわけではないので注意しましょう。
女真が扱えるものでは斥候、ステップランサー、弓騎兵、ユニークユニットが対象になります。味方にヒンドゥスタンがいた時の斥候による建物破壊は軍兵と見間違う勢いで強くなります。弓騎兵は弓懸(+15%)よりも効果が大きいですが、女真は弓懸が使えないので命中率が低いまま扱うことになります。
次述のボーナスも合わせると城主の時代で「食料500 木150」で火車やスコーピオンの射程が1伸びたり、破城槌の威力が20%向上したりします。正直、食料500を投じてまで研究する場面は限定的と思いますし、その食料があるなら帝王を目指したほうが良さそうな場面が多そうです。もちろん、城主の時点で相手を出し抜きたいという目的においては使い勝手がかなり向上するので、絶望的に金や石が少ないような状況で城主戦を続けざるを得ない場面では導入を検討してみましょう。
適用される内容は以下の通りです。
適用されるアップグレード、研究一覧 | ||
対象 | 元のコスト | 削減後のコスト |
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重装火車 | 木800 金750 | 木200 金750 |
ヘビースコーピオン | 食料800 木750 | 食料800 木187 |
石工技術 | 食料150 木175 | 食料150 木44 |
建築学 | 食料300 木200 | 食料300 木50 |
強化壁 | 食料200 木100 | 食料200 木25 |
監視塔 | 食料100 木250 | 食料100 木62 |
包囲攻撃技術 | 食料500 木600 | 食料500 木150 |
人力起重機 | 食料300 木200 | 食料300 木50 |
峡間 | 食料250 木250 | 食料250 木62 |
防御塔 | 食料500 木350 | 食料500 木87 |
砲台(不可) | 食料800 木400 | 食料800 木100 |
城壁強化 | 食料400 木400 | 食料400 木100 |
土木技術(不可) | 食料400 木200 | 食料400 木50 |
意識して使う所は重装火車と建物強化系くらいでしょうか。1vs1等で塔が欲しくなる時にも重宝します。
これらの内容が覚えにくい時は、「包囲攻撃訓練所、城、学問所に関わる研究の木コストが減少する」と捉えてほぼ問題ないです。弾道学とユニテクだけは対象外なので注意しましょう。
投石機等からダメージを受けてしまう所謂フレンドリーファイヤーの被害を抑えることができます。後述の擲弾兵が味方を巻き込む性能になっているので、ひとまず自軍だけは自傷ダメージを抑えるという特典になっています。当然、味方にはモロにダメージを撒き散らすことになるのでチーム戦では色々と注意が必要な話です。
生産コスト | |
80 | 55 |
HP | 115 |
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攻撃 | 12 |
物防/射防 | 1/3 |
移動速度 | 1.4 |
生産時間 | 14秒 |
攻撃間隔 | 1.9 |
アップグレード 45秒 | |
950 | 750 |
HP | 140 |
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攻撃 | 13 |
物防/射防 | 2/3 |
移動速度 | 1.4 |
生産時間 | 14秒 |
攻撃間隔 | 1.9 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 160 |
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攻撃 | 13+4 |
物防/射防 | 2+3/3+4 |
移動速度 | 1.54 |
生産時間 | 10.5秒 |
攻撃間隔 | 1.9 |
防御属性 | |
騎兵 | +0(+0) |
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ユニークユニット | +0(+0) |
攻撃ボーナス | |
特になし |
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※括弧内はエリート時の数値
特殊能力として、敵の近接物理攻撃を1度だけ完全に遮断します。再発動には60秒(エリートは50秒)時間が必要です。射程のあるマムルークやフランカスロウのような物理攻撃は対象外となり、ステップランサーやカマヤックのような射程1で攻撃する近接攻撃は遮断できます。クースティリエのようなチャージ攻撃は遮断こそしますが相手のチャージ攻撃を誘発させることはできません。2回目の攻撃でチャージ攻撃を即座に食らうといった形になります。
敵の攻撃を遮断する能力を加味してほぼ近衛騎士と同等のスペックで立ち回れます。近衛騎士と比較すると、城こそ必要ですがそこからの準備時間はかなり短く、移動速度が0.05だけ早いのが優秀です。頼る場面はかなり多いハズなので、生産拠点としての城を大事に扱いながら運用していくのが望ましいと言えるでしょう。
生産コスト | |
35 | 70 |
HP | 35 |
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攻撃 | 11 |
物防/射防 | 1/1 |
射程/最小 | 6/1 |
移動速度 | 0.96 |
生産時間 | 21秒 |
攻撃間隔 | 3.45 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 35 |
---|---|
攻撃 | 11 |
物防/射防 | 1+3/1+4 |
射程/最小 | 6+1/1 |
移動速度 | 0.96 |
生産時間 | 15.8秒 |
攻撃間隔 | 3.45 |
防御属性 | |
弓兵 | +0 |
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火薬ユニット | +0 |
ユニークユニット | +0 |
攻撃ボーナス | |
歩兵 | +9 |
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破城槌 | +3 |
槍兵 | +1 |
標準建物 | +4 |
城主の時代以降、射手育成所から生産可能です。手榴弾のようなものを敵に投げ込んで周囲0.65マス内にも範囲ダメージを与えることができます。この範囲ダメージは味方を巻き込む性能があるので、チーム戦等で援護攻撃と思って放り込むとかえって味方に迷惑をかける可能性があります。ところが、投石機と違って地面を対象に攻撃ができないので、どうやっても味方ユニットを巻き込む可能性が高いです…。相性通りに歩兵に対しては積極的に使っていきたいですが、肉壁を用意できるなら敵軍を一網打尽にする目的で運用していきたいです。ただし、槍兵を肉壁にするとフレンドリーファイヤーでもボーナスダメージを被るので、肉壁の選定には気を配る必要があります。
研究コスト | |
350 | 250 |
研究効果 |
防衛施設が自動回復(500毎分)を得る |
対象は町の中心、柵、柵の門、石壁、門、見張り台、城です。補修が町の人1人で375毎分なので、単純にノーコストで町の人1.5人がずっと補修するようになるという言い方はめちゃくちゃ強力です。通常の女真は防御塔が十分運用に値するスペックになるので、このユニテク込みで乱立されると相手はたまったものではなくなるでしょう。破壊する時は一度に大量の包囲兵器をぶつけるようにしましょう。
研究コスト | |
900 | 600 |
研究効果 |
火車、擲弾兵、楼船は倒されると爆破ダメージを発生するようになる。 さらに、射撃物は追加の爆発を起こすようになる。 |
帝王ユニテク適用後の影響 | ||
対象 | 死亡時ダメージ | 追加爆発ダメージ |
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火車 | 15(半径1タイル) | 2秒後に4 (半径1.25タイル) |
擲弾兵 | 15(半径0.75タイル) | 1.5秒後に4×3 (半径0.65タイル) |
楼船 | 45(半径2タイル) | 2秒後に20 (半径2タイル) |
死亡時ダメージは表記通りです。爆破工作兵の範囲が0.5マスということを考えると、そこそこ広い範囲にファイナルアタックを残すようになります。近接ユニットでこれらの軍を処理する相手側は注意が必要です。
追加爆発ダメージは通常の弾による攻撃に加えて、着弾箇所に時間差でダメージを入れられるようになります。この追加爆発はフレンドリーファイヤーにはならないです。ユニットだけでなく建物にもしっかりと追加爆発の影響を残すので、包囲攻撃技術と組み合わせると楼船や火車は目に見えてダメージ量が変わってきます。研究コストは安くないですが、局所戦で非常に強力になるので必ず研究したいテクノロジーです。
前述のボーナス項目で記載した通りですが、逆にこれ以外で相手より上向く要素がほとんどありません。斥候による撹乱ができれば一番良いですが、弓や軍兵は並以下の性能です。なので、爪に火をともす思いで畑用の木を浮かせて最序盤の組み立てを工夫しなければ時代進化すらままならなくなります。
命からがら城主の時代に進化しても、やることは基本的に相手の出方待ちになることが多いです。その際に役立つのがボーナスの1つである防衛施設系テクノロジー。監視塔や石工技術で相手の攻撃をローコストでしのぎつつ、帝王まで繋げられる火車や擲弾兵を利用していきたいところです。浮いた資源で素早く町を発展させていき、帝王の時代から本領発揮となります。
できればアラビアのようなオープンなマップではなく、アリーナのようなスロースタートなマップで使いたい文明と言えます。
最序盤の斥候は全文明の中でもかなり強力な部類に入ります。ただし、城主から騎士が出せずステップランサーのみになるので、できることなら領主中に斥候を長く運用し続けて戦った方が突破口を見出せそうです。十分な数が溜まっていれば相手の建物を割ることも狙えますし、騎兵でもそれなりのスペックで戦えます。
帝王の時代でも馬を担当するなら鉄塔騎兵一択です。状況によっては城主序盤から使っても良いかもしれません。
精鋭鉄塔騎兵を先頭に、重装火車、大砲、防御塔などの搦め手もしっかり運用します。擲弾兵は味方を巻き込むおそれがあるので、相手が歩兵で守っているような状況でもなければ運用は慎重に。
歩兵鎧3がありませんが、槍散兵ハサーは完備です。ハサーは攻撃速度が高いので包囲兵器割りにもってこいです。少ない金は大砲に安価な包囲攻撃技術を添えて戦うのが良いでしょう。
騎兵と火薬の文明ということですが、火薬=後半戦です。ボーナス的にも帝王カウンター型といわんばかりの性能が並んでいるのが女真です。動物資源のありつき方が悪いと出遅れ必至なので、相手が待ってくれないようなゲーム展開はやや不向きと言えます。帝王進化中に重装火車を狙うかどうかがこの文明で戦う上で大いにカギを握る話です。その際は食料500=格安の包囲攻撃技術用、そして木を金をかき集めて即座に格安の重装火車の研究、といった流れを身に付けておきたいところです。内政をある程度作り込むこと前提ですが、敵からの猛攻を耐え忍んでから味方の攻撃に合わせてサポートしながら勝つ、そんなところがハマれば面白い文明かと思います。