初心者オススメ度 | C | ||
---|---|---|---|
領主 | C | 城主 | C |
帝王 | C | 海戦 | A |
既存の研究時間に100/125(0.8)を掛け合わせたものが各テクノロジーの研究時間になります。手押し車や機織りといった、内政の発展速度に関わる部分にも影響し、ポルトガルがいればこの2つを合わせておよそ町の人0.8人分得をすることになります。軍事テクノロジー全般も当然削減対象なので、数秒を争うような戦局ではこの恩恵を受けてひっくり返せる可能性がなくもないです。
ポルトガル個人で言えば火薬部隊が武器の1つとなるので、それの前提となる化学の研究が20秒短縮される(100秒→80秒)のもありがたい話です。ちなみに、味方にマリがいれば54秒も短縮されます(100秒→46秒)。
建造を指示したタイミングで人口が20人増えます。人口に空きがないと建造指示が出せませんが、1人でも空きがあればOKです。指示後は人口上限を超えて(ゲーム上の上限も超える)建造に着手する流れとなります。
建造コスト | |
350 | 300 |
作業効率(1秒あたり) | |
食料 | 1.6 |
---|---|
木 | 0.7 |
金 | 1.0 |
石 | 0.3 |
帝王の町の人の一般的な作業効率はだいたい0.4~0.5くらいなので、トータルで町の人8人分くらいの作業効率です。人口増コストのことを考えると、通常プレイでの運用はまったくもって非効率です。1vs1における資源量が限定された戦い(島々などの海マップ)や、即帝王からフェイトリアを6個程度乱立して一気に内政力を強化するなど、特別な運用方法以外は基本的に考えなくて良さそうです。
自陣の金を全て掘り尽くして普通にユニットを生産したとして、総量でだいたい2000くらいの金を削減できる計算です。その時々で保有している金を通常より多くの軍隊にあてることができるので、特に帝王の時代ではより多くの金ユニット軍を保有することがポルトガルの肝となるところでしょう。領主や城主でも、浮いた金を鉄工所や学問所のテクノロジーにあてる意識を持つことが大事です。
後半、海戦の主な主役はガレオン船になりますが、全体的に約1発耐えられるようになるので気持ち嬉しいボーナスです。とは言っても、他の文明に船のスペックを上げるボーナスはほとんどないので、これだけで海戦では最上位クラスです。
通常のアラビアでは果実(1マス食料125)は6マスあるので、総量750の33%で250の木を得ることができます。序盤はそこまで果実に群がることは少ないので恩恵は少量(せいぜい30程度)ですが、領主戦において木は畑を張ったり柵を敷いたりなどありすぎて困ることはないので、最終的に城主進化で差をつけるのに一役買います。この微妙な増加量を活かす為にも、ポルトガル専用で進化練習はしておいた方が良いかもしれません。
生産コスト | |
80 | 56 |
HP | 7 |
---|---|
攻撃力 | 6 |
物防/射防 | 2/4 |
射程 | 7 |
アップグレードコスト | |
1200 | 500 |
HP | 70 |
---|---|
攻撃力 | 8 |
物防/射防 | 2/6 |
射程 | 7 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 70 |
---|---|
攻撃力 | 8 |
物防/射防 | 2/6 |
射程 | 7+1 |
※生産コストは文明ボーナス反映済み
防御属性 | |
包囲兵器 | +0(+0) |
---|---|
火薬系 | +0(+0) |
ユニークユニット | +0(+0) |
攻撃ボーナス | |
歩兵 | +2(+2) |
---|---|
散兵 | +2(+2) |
建物 | +1(+1) |
破城槌 | +1(+1) |
※括弧内はエリート時の数値
拡散弾を放ち、多勢のユニットに対して広くダメージを与えることができます。包囲兵器のわりにそこそこ小回りも効くので、スムーズに数を貯めやすく建物を貫いての一点突破も試みることが可能です。最少射程1の設定があるので、騎士ユニットだけは注意が必要です。投石機からも大ダメージをもらうので注意が必要です。
移動速度はスコーピオン(0.65)よりもかなり速く(0.85)、象並の速度を有します。生産速度もスコーピオンの30秒に対して21秒なので、城1つでも十分数を確保することができます。射程の長さと操作を活かせば、聖職者や投石機にもある程度対応できてしまい、はっきり言って数が整う前に危険な存在は騎士くらいです。一旦数が揃うと、物量勝負以外では相性を駆使したスマートな対応がしづらいので、塔(できれば監視塔)や城で牽制しつつ、騎士を貯めていきたいところです。
特に中盤以降は、単体の火力よりも(複数個の小屋を利用した)生産力と移動速度が重視される展開になる傾向があるので、城主の時代と比較して相対的に存在感が小さくなってしまいます。城主の時代ではあまり苦にしなかった包囲兵器は飛躍的に性能が向上する都合、逆に苦しめられるのはオルガン砲の方です。特に破城投石機には一撃でやられてしまいます。運用するなら砲台を織り交ぜるなどの工夫が必要となってくるでしょう。
生産コスト | |
90 | 34 |
HP | 130 |
---|---|
攻撃力 | 6 |
物防/射防 | 0/8 |
射程 | 6 |
アップグレードコスト | |
700 | 525 |
HP | 150 |
---|---|
攻撃力 | 8 |
物防/射防 | 0/8 |
射程 | 7 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 165 |
---|---|
攻撃力 | 8+4 |
物防/射防 | 0+1/8+2 |
射程 | 7+3 |
※生産コストは文明ボーナス反映済み
防御属性 | |
船 | +0(+0) |
---|---|
ユニークユニット | +0(+0) |
攻撃ボーナス | |
船 | +6(+7) |
---|---|
建物 | +8(+9) |
破城槌 | +4(+4) |
※括弧内はエリート時の数値
聞こえはいいですが、ボーナスダメージを加味するとガレー船より攻撃力がかなり低いです。貫通した弾がまとまるように上手く当て方を工夫したとしても、攻撃力不足で普通にガレー船を使ったほうが強いです。ポルトガルのユニークボーナスはキャラベル船以外も発揮されるので、コストの高いキャラベル船にこだわる必要はないでしょう。一応、ガレー船より生産時間が短いというメリットはあります(キャラベル25秒 vs ガレー36秒)
研究コスト | |
200 | 300 |
研究効果 |
船の防御力+1/+1 |
ガレオン船を一例に挙げます。
通常文明(全強化) | |
HP | 165 |
---|---|
攻撃力 | 8+4 |
物防/射防 | 0/8+1 |
射程 | 7+3 |
ポルトガル | |
HP | 182 |
---|---|
攻撃力 | 8+3 |
物防/射防 | 0+1/8+2 |
射程 | 7+3 |
HP上昇も相まって、通常文明より約2発多く耐えることができます。サラセンの攻撃速度上昇に次ぐ性能を発揮します。船の生産コストも金が若干安くなるので、ポルトガルで海戦は負けないようにしたいです。
研究コスト | |
700 | 400 |
研究効果 |
火薬ユニットに弾道学の研究が適用される |
対象はオルガン砲、砲台、砲撃手、大砲、キャノンガレオン船です。微々たる量で弾の速さが速くなり、ほぼ砲撃手限定ですが移動している対象にも当たりやすくなります。砲撃手メインで編成しているときは研究したほうが良いですが、コストが割高すぎるのでそこまで優先度は高くないです。
キャノンガレオン船についてですが、弾速が遅すぎるせいか、せいぜい歩兵相手までしか効果は体感できません。命中率に関してはスペインの方がよっぽど信用できます。
ユニットの生産コストの金が削減されることを活かさなければ、ポルトガルは完全に並文明以下になってしまいます。ですので、ポルトガルの前衛としては弓を運用することが文明の魅力を引き出す上で当然の流れと言えます。
しかし、敵にしてみれば、金にこだわった立ち回りをすることは目に見えているので、金を抑えようとしたり金ユニットの対策を講じてくるはずです。となれば、最低でも金場を攻め込まれないよう、計画的に囲いを作るなどして苦しくなる展開を未然に防ぐ必要があります。
他文明では高コストなこれらのユニットもポルトガルは安く利用することができます。この辺りは帝王進化の資源に直結する可能性もあるので嬉しい仕様と言えます。帝王戦になれば火薬が充実したりして立ち回りやすくなるので、それまでの投資は躊躇なく行っていきたいところです。
市場が立つまで共有できない視界を、ポルトガルがいれば始めから共有できるようになります。斥候を使ってみると分かりますが、味方前衛の援護してほしいところが手に取るように分かるので、斥候の威力がより際立ちます。斥候そのものにボーナスなどはないので、連携を気にしすぎて思わぬ被害を受けないようにしておきたいです。
金が安くなるのはありがたいですが、序盤は金よりも食料のほうが厳しいので、騎士が生産しやすいとは言い難いです。中盤以降、金の位置によっては回収効率が悪くなる可能性もあるので、そういうときはボーナスの強みが出ます。帝王に入る頃には金500ほど節約出来る計算です。
重石弓、矛、重騎士はとりあえず必ず運用します。必要に応じて火薬や包囲兵器を織り交ぜるといったところです。各ユニットに飛び抜けた性能があるわけではないですが、金のやりくりがしやすいという点を上手く活かして数をキープしたいです。
最低限の矛、散兵、騎兵は使えますが、内政力は皆無なので、安物で維持という発想はジリ貧です。かといって、決め手になる金ユニットが…。味方が砲台を出せない時は率先して取り組みましょう。
地味に「武者修行」がないので、矛槍の移動速度には苦労させられるかもしれません。
印象としてははっきり言って器用貧乏なイメージです。視界共有のボーナスを活かして、序盤から味方と連携して楽しむのが主かと思います。オルガン砲がもう少し使いやすければ良かったのですが…、工夫次第でどうにかなるでしょうか。ユニテク込の大砲が地味に全文明で指折りの性能を誇るので、操作次第で相手を上手く牽制できるかもしれません。