文明ボーナス

文明ボーナス詳細・解説

チームボーナス

塔と城が+10人の人口スペースを生み出す
見張り台見張り台

城は元々20の人口スペースがありますが、普段塔で人口スペースは増えないので「急に何事」と思ってしまう効果がチームに影響を及ぼします。ないよりマシですが、これを有効活用する術はぱっと思いつきません。逆に、城や塔を破壊されて急激に人口スペースを失ってしまうことに対してより一層警戒をする必要があるという、なんとも悩ましいボーナスです。

ユニークボーナス

開始時、全ての資源+25
開始資源

見る人が見れば器用貧乏感がするようなボーナスです。なお、遊牧マップでは町の中心建造後に数値が加算されます。

暗黒の時代では機織り後に金を掘らずにチャンピを3体生産できます。また、領主時に塔を建てたい時は追加で石25掘るだけで2本建てられるようになります。塔に使わずとも前哨5本分までなら石200をキープできるので、チャンピによる建造を躊躇う必要がありません。上手く利用すれば痒い所に手が届く、そんなボーナスです。

町の人が集落に5人まで駐留できるようになる
集落集落

クメールの家駐留のように、特別な避難所として利用することができます。果実周りで急な避難を必要とする時はとても便利ですが、伐採所周りのような1箇所に5人以上集まりやすい場合は全員が避難できずにもどかしい思いをしたりするかもしれません。有効活用しようと思ったら、相手に襲われること前提のような高い負荷をかけた試合に取り組み続けないと見えてこない部分もあると思うので、トゥピ使いになりたい人は積極的な挑戦を続けていきましょう。

ユニットを失った時に、その生産コストの15%が返ってくる

包囲兵器と船以外のユニットが対象となります。爆破工作兵は敵にぶつけて消えてしまうユニットですが、これもコスト返還対象です。転向されることで相手の所属になったユニットの損害、転向して自軍になったユニットは対象外となります。異端を研究して転向成立後に死亡したユニットは返還対象です。

各種軍隊の総コストは概ね70~100くらいなので、毎回10.5~15の資源が返ってくることになります。消耗戦を仕掛けつつ時代進化を先行したい場面では相手に与えるプレッシャーは計り知れないものとなるでしょう。普通であれば軍隊がやられると戦場のコントロール面で困るわけですが、トゥピは返ってくる資源前提のような動きすら検討できてしまいます。これまた自他ともにトゥピの経験値を上げていかないとなかなか慣れてこなさそうな珍しいボーナスと言えます。

色々検証して漏れがあるかもですが、一番ユニークなのはユニットを乗せた輸送船が沈んだ時に、乗せていたユニット分しっかり資源がまとめて返ってきます。

射手育成所と戦士育成所のアップグレードコスト(食料)-50%

適用される内容は以下の通りです。

適用されるアップグレード一覧
対象元のコスト削減後のコスト
石弓射手食料175 金100食料87 金100
重石弓射手食料450 金350食料225 金350
チャンピランナー食料100 金60食料50 金60
チャンピウォリア食料125 金100食料62 金100
ELチャンピウォリア食料650 金450食料325 金450
長槍兵食料160 金90食料80 金90
矛槍兵食料300 金600食料150 金600

どれも主力になり得る存在なので、円滑に事を運びたい時にはありがたいボーナスです。トゥピは戦闘が起きないと資源を多く扱えるようなボーナスがほとんどないので、攻めることを意識したプレイングが求められると言えるでしょう。

なお、ユニークユニットで後述するイビラペマウォリアのアップグレードコストは比較がないので、ここでは半額後のコストを表記しています。

ユニークユニット

ブラックウッド射手(Blackwood Archer)
ブラックウッド射手ブラックウッド射手 エリートブラックウッド射手エリートブラックウッド射手
生産コスト
3545
HP20
攻撃4
物防/射防0/0
射程5
移動速度1.1
生産時間14秒
攻撃間隔1.5
アップグレード 45秒
600500
HP25
攻撃4
物防/射防0/0
射程5
移動速度1.1
生産時間14秒
攻撃間隔1.5
最終ステータス
(ユニテク等適用済)
HP25
攻撃4+4
物防/射防0+3/0+4
射程5+3
移動速度1.1
生産時間10.5秒
攻撃間隔1.5
防御属性
弓兵+0(+0)
ユニークユニット+0(+0)
攻撃ボーナス
槍兵+2(+2)

※括弧内はエリート時の数値

特殊能力として、生産時に2体同時に出現し(生産コストは木35 金45のまま)、1体あたりの人口が0.5人扱いになります。さながらマレーのカランビットウォリアの射手版といったところです。

攻撃面にだけ目をやると、攻撃力がだいぶ弱いですがその分攻撃速度と機動力に優れています。トゥピは弓懸がなく、素の命中率は80%(ELで90%)とやや心もとないです。真価を発揮するのは後述の帝王ユニテク研究後となり、それ以前では主に内政荒らしといった撹乱をすることになります。超人的な操作をもって相手の攻撃を避けて自分だけ当てる動きが叶えば強力ですが、大抵の場合は射程防御の高いユニットにボコボコにされることが多いでしょう。理屈の上では2以上のダメージを与えられる場面では石弓よりコスト面でお得になります。とにかく極端にHPが低いので、相手にするときはオーバーキルにならないよう操作を工夫する必要があります。面倒なら投石機を当ててしまえば、かすっただけでも文字通り致命傷になります。対処に慣れないと厄介かもしれませんが、基本的には射程防御を上げた散兵がいれば苦労することはないでしょう。

なお、ブラックウッド射手がやられた際に返ってくるコストは1体ごとに元コストの15%を計算してくれます。即ち、ブラックウッド射手に限り実質30%返ってくることになります。

イビラペマウォリア(Ibirapema Warrior)
イビラペマウォリアイビラペマウォリア エリートイビラペマウォリアエリートイビラペマウォリア
生産コスト
3060
HP80
攻撃8
物防/射防2/1
移動速度1.0
生産時間24秒
攻撃間隔2.0
アップグレード 60秒
500600
HP90
攻撃11
物防/射防2/1
移動速度1.0
生産時間24秒
攻撃間隔2.0
最終ステータス
(ユニテク等適用済)
HP90
攻撃11+2
物防/射防2+3/1+4
移動速度1.1
生産時間18.0秒
攻撃間隔2.0
防御属性
歩兵+0(+0)
ユニークユニット+0(+0)
攻撃ボーナス
衝撃歩兵+2(+2)
標準建物+1(+1)

※括弧内はエリート時の数値

城主の時代以降、戦士育成所から生産できます。特殊能力として、前方1マス程度に範囲攻撃を有しており、約2~3体を巻き込んでそれぞれ同率のダメージを与えることが出来ます。

耐久力が並の剣士より高いのが特徴です。範囲攻撃はヒンドゥスタンのグーラムとほぼ同じで狙いづらい話ですが、集団戦を得意としていると押さえておけば良いでしょう。歩兵対策ではスリンガーがいるので役割が被っているところがありますが、生産コストで食料寄りがスリンガー、金寄りがイビラペマウォリアと覚えておくと何かの役に立つかもしれません。よほど食料調達が悪すぎてチャンピにシフトできない時には運用を検討してみましょう。

ユニークテクノロジー

城主:カシケ(Caciques)
研究コスト
400 200
研究効果
チャンピ系列とスリンガーの攻撃速度+25%

この城主ユニテクのおかげで、トゥピのスリンガーは4文明の中で最も歩兵殲滅に優れています。万が一、AoE2界隈が歩兵メタで回るようなことになればトゥピが最も輝く文明になれる、かもしれません。

チャンピの攻撃速度はシンプルに強いですが、トゥピには高温溶鉱炉がないせいで近接防御が高いユニットを苦手としています。近衛騎士等には歯が立たないので注意しましょう。

帝王:クラーレ(Curare)
研究コスト
650 600
研究効果
歩兵射手と建物が毒ダメージ(15秒間に3~7.5ダメージ)を与える
クラーレの対象
対象毒ダメージ総量
ブラックウッド射手3ダメージ
射手,石弓,重石弓5ダメージ
建物(塔や城)7.5ダメージ

契丹の遼刀歩兵のように、対象に蓄積する継続ダメージを負わせられるようになります。このダメージは防御無視で、包囲兵器や船は対象外です。

ダメージを負う時間が15秒とやや長めなので、特にブラックウッド射手は相当量を積み重ねないと緩やか過ぎるダメージ量で一見弱そうに見えます。実際、近衛騎士のようなHPと射程防御がどちらも高いユニット相手だと、継続ダメージ前提で戦っている間になかなか倒しきれず、扱いにくさを感じる場面もあります。

よくよく見ると、ブラックウッド射手はどんなに射程防御が高いユニットでも4ダメージ(内、3ダメージは継続)を与えることになるので、例えば近衛騎士に対して45体のブラックウッド射手でダメージを与えると(命中率無視)、直接ダメージでHP180からHP135になったと思ったら、そこから継続ダメージでみるみるHPが減っていき、15秒後には近衛騎士を倒せてしまいます。対近衛騎士において3ダメージが限度の重石弓(テクなし)よりは確かに強いです。が、即効性のある火力とは性質が異なるため、運用には慣れが必要でしょう。

とはいえ、ブラックウッド射手にとっては要のテクノロジーなので、メインで運用するなら忘れずに研究しておきたいところです。あるいは、塔乱立で畑内政を守る状況でも大事なテクノロジーと言えます。

基本戦術:前衛, 1vs1

とにかく敵軍を見つけて殴り合う

ユニット死亡時にコストが返ってくるのであれば、消耗を厭わない戦術を選択して然るべきです。チャンピと散兵の組合せが最も誘いやすいでしょう。相手からしたら斥候を飛び込ませたくなる状況ですが、上手く折り合いをつけて惜敗程度にまで持ち込めれば、むしろコストで勝てるといった寸法です。そうして時代進化で先行し、城主以降でチャンピの強化あるいは石弓の運用で優位に立ちます。それぞれアップグレードコストが安いので、ここでも相手を上回る要素を作り出せます。

トゥピの軍隊の単体性能は飛び抜けた破壊力を見せるユニットは最後までいないので、どの時間帯でも競り合い続けて辛勝を積み重ねて最終的なゲーム勝利を狙うことが肝要と言えます。ただし、包囲兵器はコストが返ってこないので、投石の打ち合いなんかさせられると厳しくなることを覚えておきましょう。

また、聖職者のやり合いもトゥピはあまり得意としていません。相手にしてみれば、なんとか城主に逃げ込んで包囲兵器と聖職者で防衛体制を整えることができたらトゥピ側はやりづらくなるでしょう。

基本戦術:後衛(チーム戦)

まさかの即ブラックウッド射手…?

1vs1と違って、1回の大きな衝突で戦局が決まる傾向にあるチーム戦で消耗戦は狙いづらいでしょう。ですので、愚直に自陣からチャンピを生産して前衛を支えるなんてのはトゥピ的には採算が合わないことの方が多いです。

であれば、最も攻撃性能が高いブラックウッド射手に委ねたくなります。城主騎士なら2ダメージまでならなんとか与えられるので、チャンピよりは騎士を倒せる可能性があります。道中、捕まって無惨にやられてしまうことは承知の上です。コスト面で折り合いをつけながら前衛の助けになれればチャンスは生まれます。………まぁやっぱり厳しいことの方が多いでしょうか。

帝王考察

優勢

重石弓を軸に展開していくことがほとんどでしょうけど、数でゴリ押せるならブラックウッド射手へのシフトも悪くないです。包囲兵器で返される可能性があるので、歩兵軍の備えは忘れずに。

劣勢

最低限の矛槍と散兵は備えています。しかし、スペックの底上げには城がどうしても不可欠ですし、後発ではそこまで威力に期待が持てません。繰り返しですが、劣勢になる以前に競り合い続けてナンボです。

総括

ユニットがやられてもコストが返ってくるのは嬉しいと感じる一方で、いざ使ってみるとしっくりくるまで時間がかかりそうなのがトゥピという文明です。幸い、最序盤である程度先手を取れる選択肢はあるので、相手に籠らせずに競り合いに持ち込むことはできます。そんな戦いを繰り返し経験してどこで資源差がついていたかを検証していくのがトゥピを使いこなす上で重要と言えます。ブラックウッド射手+帝王テクで戦場を色々かき乱したいなんて欲も生まれそうですが、暗黒~領主の小競り合いがあってこそだと思います。各資源+25の数値を活かせるくらいに細かく立ち回っていきましょう。

DE以降更新履歴

Update 169123(2026/02/17)

新規文明として実装