6.外交と交易(チュートリアル追加解説)
スコットランド軍はイングランド軍に勝利し、勢いを取り戻した。状況が好転しそうだ。
開始画面
チュートリアル6.「外交と交易」で教わること
- ・聖職者を使って聖なる箱を回収し、神殿に納めることができる
- ・聖職者は味方ユニットを回復したり、敵軍ユニットを転向して自軍にすることができる
- ・画面右下のミニマップ周りのあるボタンで、情報の切り替えができる
- ・同盟国(味方)の門は自軍ユニットを通すことで自動で開閉される
- ・市場と荷馬車を使って、同盟国と交易をすることができる
- ・同盟国同士で資源の授受ができる
- ・テクノロジー系統図から、自国の研究可能テクノロジーを確認できる
時代進化せずに(領主の時代のまま)このチュートリアルをクリアした方へ
お疲れ様でした…(汗)。
正直、このチュートリアルはマップ構成的に時代進化をしないと、物凄く時間がかかる内容でした。特に3つ目の聖なる箱を回収する為に敵国に向かう場面ですが、石門を領主の時代のユニットで突破するには相当苦労したハズです。
ただ、これはオリジナル版の仕様であり、拡張版の仕様だと石壁と石門のHPが領主の時代は半分になる(詳細は石壁、石門の解説ページ)というものがあります。実戦でも特殊な状況になりますが、同様のシチュエーションに遭遇したときは思い出してみると良いでしょう。
また、このチュートリアル中、同盟国との資源授受に関して不可解な動作が見られたと思いますが、おそらくバグです。実際の対戦では、この辺について特にバグらしいバグはありません。
チュートリアルで教わらないこと
聖職者の仕様
詳細は聖職者の解説ページにまとめてあります。
チュートリアルでは領主の時代から当たり前のように最初からいますが、実際は城主の時代からでないと聖職者(及び生産拠点の神殿)は生産できません。シナリオ、キャンペーンといった類では、このように時代関係なくユニットが存在したりステータスがいじられていることが往々にしてあります。さりげなく、チュートリアル1の民兵のステータスもいじられています。
蛇足ですが、このチュートリアルに限らず、オリジナル版のキャンペーンは聖職者の回復機能、転向機能を駆使すると、かなりラクにゲームを進められる展開が多いです。今回のように、騎士を転向して自分のものにできれば、領主の時代であるにもかかわらず城主の時代の騎士を運用することが可能となります。今後もそういった場面に遭遇したら有効活用していきましょう。
ただし、転向したユニットは先々の鉄工所などによるアップグレードの対象外となるのでご注意を。
ミニマップ付近の詳細ボタン
チュートリアルの詳細ボタンとは左画像の赤丸のところです。
詳細モードオンにすることで、軍事ユニットを選択したときの態勢や陣形の変更もできるようになります。逆にいえば詳細モードオフの時はこれができません。始めのうちは適当に押していたら消えてしまって困ったなんてこともあるので覚えておきましょう。
ミニマップ付近の3つのボタン
ミニマップの3つの表示切り替えはホットキーの設定ができます。使用頻度はそこまで多くないにしろ、押しやすい位置に置いておくと、自分が確認したい情報を瞬時に見ることが出来るので便利です。他のボタンはチュートリアル7で解説します。
※この画像はチートモードを利用して「全ての画面を開拓率関係なく表示」しています。
①標準ミニマップ
最も標準的なミニマップです。視界内にある敵味方のユニット(建物)がミニマップに点で表示されます。その上にある情報は(個人の獲得点数/味方全員の獲得点数の平均)となります。
②経済ミニマップ
ミニマップ上に表示される点は「自国の待機中の町の人(点滅)」と「敵味方の全ての市場、港」です。主に自国の作業配分を確認するため(ミニマップの上側に表示)に使われますが、味方の市場をすばやく見つけたい時や、ミニマップの情報が多すぎて天然資源が見えづらい時に切り替えると役に立ちます。
③戦闘ミニマップ
「自国及び味方の軍事ユニット」と「敵国の全てのユニットと建物」がミニマップに表示されます。そして、金や石、聖なる箱といった経済に関わる情報が全て見えなくなります。前線から勝手に別の場所に行ってしまった軍隊などを見つける時に便利です。味方と視界を共有していれば、味方の軍隊を見つけやすくもなります。
門の仕様
チュートリアル通りの説明ですが、通常の門は自分とその味方のユニットが行き来する際に自動で開閉します。当然、閉まっている状態なら敵軍は進入することはできませんが、誰かが門を開けた状態のところに敵軍が進入してくると、敵軍が門の真下にいる限り、門が開きっぱなしになってしまいます。敵軍が嫌らしい操作をしてくると、せっかく囲っておいた陣地が危険に晒されてしまいます。
これを未然に防ぐには、自国の門をクリックした後に画面左下に出てくるオプションで「門の固定」をすることができます。こうすることで、味方ユニットが門に近づいても自動で門が開かなくなります。
オリジナル版では石門のみでしたが、拡張版になって柵(木)門も作れるようになりました。
門の建て方
門は縦横ナナメの向きがあり、建造前に既存の石壁(柵)をなぞるように動かすことで向きを変えることができます。建造を指定すると、建設に着手するまで指定した部分の石壁(柵)は一時的に消滅するので注意しましょう。なお、このとき消滅した石壁(柵)の資源は返ってきません。また、建て終わるまで門としての開閉機能は動きません。
ナナメの向きに門を建てる際の注意ですが、門の両端部分がなぜか建造完了前は空いています。通常なら建造途中とはいえ、敵軍の進入を防げるはずなのですが、このナナメ門の建造途中だけは仕様で防いでくれません。これを解決するには、建造完了前のナナメ門の両端を別で石壁(柵)を1マス指定することで塞ぐことができるようになります。
市場、交易、資源売買、資源授受
細かい仕様はそれぞれ市場、荷馬車の解説ページに掲載しているのでここでは割愛します。
交易は金を生むことができる貴重な存在ですが、序盤は天然資源の金があるので基本的に利用することはありません。しかし、長い時間戦っていると、マップ上の金が枯渇していくので、最終的には交易に頼るしかなくなります。交易は自分ひとりだけでは利用できないので、味方とチャットなどで連携しながら適切な交易ができるようにする必要があります。始めのうちは、味方の先輩プレイヤーに教えてもらいながら適切なやり方を教わるのが良いでしょう。
なお、チュートリアルでは市場に「地図製作」というテクノロジーがありますが、拡張版の仕様では地図製作は消滅し、市場を建てた時点でこのテクノロジーの効果(味方と視界を共有できる)が適用されます。
テクノロジー系統図補足
どの文明がどのテクノロジーを研究できるか、またはできないかといった情報は上級者でも正確に全て覚えているものでもありません。特に帝王の時代では文明ごとの特色を色濃く出す為に、研究の可否がかなりバラバラです。これをまともに覚えるのは一苦労です。Steam版ならワークショップにあるMODでこういった文明毎のテクノロジーの研究可否を分かりやすく見せてくれるものがあるので、始めのうちは有効活用していきましょう。
基本的には、城主の時代までのテクノロジーは一部例外を除いて大体研究可能と思って良いです。研究可能なテクノロジーを元に文明毎の事前戦略がかなり変わってくるので、慣れないうちはゲームと情報サイト等を行ったり来たりになるでしょうが、そこが大変でありながらも楽しい時間かと思います。