仕掛ければ「攻め」と「守り」の構図がはっきり分かれる面白い戦術。
攻めっ気のあるあなたにオススメ。

共通事項

農民派遣のタイミング

狼に襲われる農民

前線に小屋を建て始める時間を基準に考えると、約3分半~4分前に派遣を始めるとちょうど良いタイミングのようです。

数値的に覚える知識としては、

という事です。例えば、これを弓直に当てはめます。

25人領主押しで進化直後に小屋を建てたい+派遣にかかる時間が240秒とすると、進化時間で130秒なので残り110秒が農民生産時間。110秒はおおよそ農民4人~5人分なので、人口20~21人の時が派遣のタイミングと言えます。

ただし、実際の前線到達時間は道中でどれだけ狼に襲われるか、あるいは前線に戦士小屋を建てるかどうかで結構変わります。大体の人は前線に戦士小屋を建てるようですが、個人的には前線に戦士小屋を建てたくないと思っているので、以下の記事は前線に戦士小屋がないと思って読んで頂ければと思います。

弓直

タイムライン

Dark Age
Feudal Age
Castle Age
メモリ
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5:00
10:00
15:00
20:00
25:00

シフトライン

弓直シフトライン

軍事詳細

裏弓小屋

弓直は直の定番戦術とも言えるでしょう。直をする上での大前提である「敵農民を倒すという戦果を上げる」為の一番有効な手段だからです。散兵に狙われさえしなければ、弓は結構やりたい放題な感が強いので、無駄死にさえしなければ盤石の態勢を整えやすいと言えます。

重要な要素としては、「初弾から矢羽根が入っている事」です。初弾は相手もどこで何をされるか分からない状態なので、一番無警戒なタイミングです。そこで確実に戦果を収める為にも、多少着弾を遅らせても矢羽根は入れてから突っ込みたいです。一旦着弾してしまうと、進軍ルートなどの予測が相手も立て易くなるので、以降なかなか上手く着弾させてもらえなくなるでしょう。ですので、初弾こそ気合いを入れていきたいものです。タイムラインに鉄工所が書かれているのはそういう意識の元です。

初弾以降は対面ばかり意識せず、どこでもいいので戦果を上げられる所をひたすら探しに行きます。おそらく市場を建てる余裕はないはずなので、味方との連携であったり斥候での索敵がとても重要であると言えます。農民を倒した数で言うと合計3人で五分、5人以上で成功と言えるでしょうか。

内政詳細

派遣した分内政が薄くなるのもそうですが、派遣農民が一通り仕事を終えた後に何をやらせるかというのも結構重要なポイントだったりします。例えば、石をずっと掘らせ続けたとすると城主に上がるまでにおそらく300~400の石が溜まり、これは結構な数値と言えます。たかが数人の派遣農民と言えども、内政強化をする上では欠かせない存在と言えるでしょう。

理想としては、派遣先で鹿食いか石掘りが望ましいでしょうか。進化を早める、塔を絡めた厚い進軍をコンセプトに考えればお分かり頂けるかと思います。あまり好ましくないのは、派遣先で家を建てまくる事です。結構やりがちですが、派遣先を襲撃された場合のリスクを考えるともったいない気がします。自陣で建てれば壁にもなるので、なるべく派遣農民は早々に資源回収の仕事を見つけてあげたいです。

守り方としては、自陣槍+塔+柵が妥当でしょう。敵前衛の弓などが流れてくるのが一番怖いですが、多少被害は出てもしょうがないです。直とはそういう戦術なのですから。その分前線の弓が取り返せば良いのです。流された時に最小限の被害で食い止められるような布陣を築くように考えていきましょう。

コンセプト

生産した弓さえ死ななければ、派遣小屋が壊されたとしても意外と仕事をする事が出来たりします。相手の裏をかくように襲撃できれば生存率も戦果もより高まる事でしょう。まずは数をしっかりと溜める事を意識してみると良いかもしれません。弓も20くらい溜まれば騎士が多少来ても何とかなるのが良いですね。

TR直

タイムライン

Dark Age
Feudal Age
Castle Age
メモリ
0:00
5:00
10:00
15:00
20:00
25:00

シフトライン

TR直シフトライン

軍事詳細

TRの様子

前衛のTRと比較して留意すべき点としては、

といったところでしょうか。

前衛と同様に正面突破を図るように塔を乱立していきたいところですが、初弾の時点で内政差が前衛時のそれ以上にあるので、敵としてはある程度なら農民をぶつけてムリヤリ返したくなるものです。それをさせない為に槍の護衛が必須です。敵の後続で来るであろう斥候にも柔軟に対処が出来るのでオススメです。

槍の作りすぎには注意が必要です。あまり作りすぎると、敵にしてみれば妨害しにいくだけリスクが高いと判断して槍との殴り合いを避けるようになるからです。そうすると槍は何も仕事がなくなってしまいます。敵が妨害しにいきたくなるような絶妙なバランスを作るのが最大の難点であり重要なポイントと言えるでしょう。作るだけ作っておいて、敵の視界に入れさせないでおくといった騙し打ちも有効かもしれません。

塔による追い詰めは前衛の時以上に厳しく行かないといけません。資源保有量が前衛時とは全然違うので、ちょっと気を抜くと城主に上がられてしまい、騎士で返される危険性が高くなります。最低でも金だけは1つも掘らせないような振る舞いをしていきたいものです。点数を見ながらですが、五分以上かつ城主に先に上がれればTR直としての仕事は十分に果たしたと言えるでしょう。

内政詳細

塔で内政を守る

おそらく戦士小屋が前線にしかないはずなので、自陣を槍で守るという選択肢が作りづらいです。ですので、カウンターの斥候などの肉弾戦対策で細かい柵は必ず敷いておきます。自陣塔は要所に1本だけなら最初から立てておいた方が良いでしょう。

通常の直より派遣農民数が多いはずなので、仕掛けるだけでも被害と思い、それ以上の被害は1つも出さない勢いで守らなければTR直は成立しません。畑の防衛が本当に難しい所だとは思いますが……、絶妙な塔配置を考えて頑張りましょう。

コンセプト

仕掛ければ相手の力量問わずハメやすい戦術と言えるかもしれませんが、元を取り返すのには通常の直以上に苦労する事が多いでしょう。なかなか五分に持っていけそうにないなら、城主に上がるのは捨ててひたすら点数差を離されないよう塔を乱立していくしかないです。一旦塔が乱立出来れば、他の敵軍が援護しづらいのがこの戦術の良い所なので、とにかく対面を攻め続けたいというテンションにある人は選択肢に入れてみて下さい。

即石弓直

タイムライン

Dark Age
Feudal Age
Castle Age
メモリ
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5:00
10:00
15:00
20:00
25:00

シフトライン

石弓直

軍事詳細

石弓で資源場を襲う

通常の即と同じような内政を進めていれば、察知される可能性が低いので戦術として成り立つかもしれません。目標は17分~18分の間に着弾です。なるべくなら石弓になってから当てた方が良いでしょう。

殺傷能力については、矢じりがなくても石弓5体で2発、石弓10体で一撃になります。ですので、序盤はそこまで矢じりを重要視しません。怖いのは散兵と騎士ですが、散兵は射程外から一方的に打てるので問題ありません。騎士についても、着弾さえ早ければ数的有利に立てる事の方が多いのであまり気にすることはないでしょう。

一旦数が揃えば、投石でも出されない限りまず止まらないはずなので、初弾をしくじったとしてもしっかり数をキープして動いていきましょう。

内政詳細

理想は30人+3人の城主押しを目指します。派遣はだいたい25~26人目くらいでしょうか。

城主進化までの肝は鹿食いです。初期斥候を使った迅速な鹿寄せが上手くいけば結構な量の資源を確保出来る事でしょう。ただし偵察の都合、鹿寄せ可能時間が厳しいので、1匹もミスらないようにしていきたいです。

内政テクノロジーは引き具を遅らせる以外はさほど変わりはありません。手押し車は矢じりより優先順位が高いと思うので、なるべく早く押しましょう。

コンセプト

戦果を上げるのが目的ならば、石弓直は弓直よりもややリスキーな戦術です。ヘタをすると仕掛ける前に敵前衛の流れなどが来て破綻する可能性があるので、仕掛けが成功するまでは味方次第な所が少々あります。それでも、そのリスクは即騎士とそんなに変わりはないと思うので、やる時は思い切って攻めを意識していきましょう。

即騎士直

タイムライン

Dark Age
Feudal Age
Castle Age
メモリ
0:00
5:00
10:00
15:00
20:00
25:00

シフトライン

騎士直シフトライン

軍事詳細

城主前に塔で襲う

自陣から騎士を直接相手にぶつける直騎士とはまた趣向が違います。こちらは馬小屋すら敵陣に寄せて、城主イン直後に騎士を最短時間でぶつけることを目的とした戦術です。進化時間だけではほぼ察知されないので相手の裏をかきやすく、敵農民を狩るだけなら十分戦術として評価できます。分類としては直なので、派遣農民分は内政量が落ちます。加えて、通常の即騎士と比べて数をそれなりに出さないといけないので内政拡大も遅れます。この戦術に弱点があるとすれば、敵前衛の石弓でしょう。

石弓は最大限警戒をしなければいけませんが、直をする以上まずは対面に勝つ必要があります。早期に決着を付けたければ、城主に入る前に塔を建てて敵の資源場を抑えると同時に逃げ場所を限定させることで、城主騎士がより活きる形となります。塔を建てる分、内政拡大が遅れるのでそこは市場でカバーです。

こうなってくると、鉄工所が遅れるのでますます石弓が怖い存在と言えます…。いかに迅速に戦果を上げて石弓をケア出来るかが勝負のカギを握りそうです。

内政詳細

軍事詳細に続きますが、戦術としては騎士なのに弓流れがとにかく怖いです。騎士の配置上、自陣に帰る余裕がほとんどないからです。しかも、塔を建てようにも前線で1本使ってしまうので、弓に対しての防御力はある意味斥候戦術などより低いかもしれません。

ですので、建物による進路限定は当然行うものとして、2nd中心は必ず7金を確保するように建てたいです。金さえ確保できれば最悪市場調整で資源が回せなくもないです。さらに、石弓に蹂躙されそうな時も自陣投石という選択肢を作り易いので、防衛力は一気に上がる形となります。

ただ、上記事項はあくまで最悪時です。基本的にはそれ以上に騎士で戦果を求めていけば問題ない話です。

コンセプト

先手を確実に取る以上、何が何でも戦果を追い求めなければいけません。操作にヒマはほとんどなく、城主最初の5分はとにかく時間との勝負になってくるでしょう。序盤の騎士生産をサボらなければ騎士としての仕事はそれなりにあるので、多少内政を削られたとしても挽回の余地は大いにあります。

爺直

タイムライン

Dark Age
Feudal Age
Castle Age
メモリ
0:00
5:00
10:00
15:00
20:00
25:00

シフトライン

爺直シフトライン

軍事詳細

爺で農民を転向する

奇策中の奇策です。格上に決めるのは夢のまた夢かもしれませんが、暗黒ボーナスが充実してる文明などで選択肢に入れても良いかもしれません。

基本的には操作量が許す限りひたすら転向です。城主ユニット最長の射程9を活かして転向を始めれば、大体のユニットは逃げられずに転向する事が出来ます。聖職者の生産時間は50秒と非常に長いので、なるべくなら28+2人城主押しなどで早めの城主インを心掛けたいです。さらに神殿を3個建てて、生産時間の遅さとテク研究をカバーします。

テクは神聖(HPアップ)だけ入れば問題ないです。贖いを入れると建物転向まで狙えるようになりますが、知識のある相手なら転向される前に建物をDELってしまうので、あまり有効な手段とは言えません。とはいえ、破城槌いらずで建物破壊が出来る事には変わりないので、余裕があれば入れてみましょう。

聖職者の立ち位置はあくまで敵の布陣を崩す程度に留まるので、突破を試みようと思えば必然的に包囲小屋が必要になります。相性が良いのは投石器です。進軍速度は極めて遅いので、中心を割ったとしても気を抜かずにどんどん追い詰めて行きましょう。

なお、塔を絡めると聖職者の避難場所にもなって有効な一手ですが、あまり内政がよろしくないまま突っ込む事になるので、なるべくなら塔なしで攻めていった方が安定するかもしれません。

内政詳細

城主序盤から木と金を大量に使う戦術なので、畑はほとんど張らないレベルで良いかもしれません。理想としては、敵陣で農民を2、3人転向し、派遣農民と加えて中心建造などをすると内政拡大のテンポが良くなります。

包囲小屋を攻めに使うか守りに使うかは敵前衛次第な所はあります。聖職者の転向戦果次第では、内政を襲われた場合にはすぐに防衛に回ってしまっても良いかもしれません。早めに進化している都合、内政は決して厚いとは言えないので、なるべく内政重視に動いた方が各国の動向をにらみ易いと言えます。

コンセプト

大事な事なのでもう一度言うと、これは奇策中の奇策です。決めようと思ったら、相手の裏をかくだけでは足りません。聖職者の操作自体普段やらない事かと思うので、事前にしっかり練習をして最低でも進化ミスなどはしないように取り組んでいきたいです。

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