ラジオ第13回「ECL EuroEast 1vs1特集回」
概要
2018～2019年のAoE2界を代表する大会ともいうべきEscape Champions Leagueの初陣となるEurope East Stage：1vs1部門の特集となります。この回に限り、ラジオのいわゆる通常ナンバリングで取り扱い、大会の仕組みも含めてある程度細かくルール解説もしております。それに倣って、このページでEscape Champions Leagueについてルール解説等をしていきます。ほとんどルールブックの和訳に近い内容になります。
公式ルールブック：Escape Champions League Rules and Settings
Escape Champions League概要
予選を勝ち抜いて選出された8チームが全14個のトーナメントで順位を争ってポイントを獲得し、上位2チームはさらに決勝としてオフラインイベントに招待される、そんな大会となっています。
各トーナメントに共通してあるのは、文明の使用制限があり、使用されるマップは各トーナメントで全部で7個となります。そして、順位に応じて賞金とポイントを獲得していきます。出場チームこそ固定となりますが、各トーナメントは独立しているので、極端に言えば一極集中してそこだけ賞金を取りに行く、なんてことも可能となります。
文明使用制限
以下、箇条書きになります。
①各チーム(1vs1は各プレイヤー)は該当ラウンド中、同じ文明を繰り返し使用することはできない。
例えば、準決勝は3本先取(最大5試合)ですが、各チームは一度選んだ文明を準決勝中は二度と使えなくなります。なお、最大5試合のマップはルールに則ってお互いの希望で始めから決められるので、どのマップでどの文明を使うべきかなどといった作戦を練ることは可能となります。
②各チーム(1vs1は各プレイヤー)は各ゲームごと(1vs1は各ラウンドごと)に文明プールの文明を規定数使用しなければならない。
各トーナメントごとに文明プールが設定されており、プール内の10個の文明をルールに則って使用しなければなりません。これと①のルールを組み合わせると、最大5試合の中で文明プール内のやや見劣りする文明もどこかに組み込まなければいけないという戦略が生まれます。また、逆に文明プール外から選ぶプレイヤーはそれに見合った相性の良い文明を繰り返し使用禁止の制約の元、タイミング良く使用しなければなりません。
なお、文明の規定使用数は以下の通りです。
- 1vs1
- 2本先取→2回。3本先取→3回。
- 2vs2
- 最低1個以上
- 3vs3
- 最低2個以上
- 4vs4
- 最低2個以上
3vs3、4vs4について、最大5試合行われる準決勝、決勝では必然的にちょうど2個使用しなければならないでしょう。
③使用文明の宣言方法
1vs1に限り、ゲームが始まるまでお互い使用文明を隠しておきます(Hidden Civs)。チーム戦の場合は、以下ルールに則って順番に使用文明を宣言し合って決定していきます。
- 2vs2
- A→B→B→A
- 3vs3
- A→B→B→A→B→A
- 4vs4
- A→B→B→A→B→A→A→B
マップ使用制限
各トーナメントごとに7つのマップが指定されています。各チーム(プレイヤー)は、以下のルールに則って使用したい(PICK)マップと使用したくない(BAN)マップを宣言し合って、最終的にそのラウンドで行われるマップを3つないしは5つまとめて決めます。
- 2本先取
- BanA→BanB→PickA(G1)→PickB(G2)→BanB→BanA→残り(G3)
- 3本先取
- BanA→BanB→PickA(G1)→PickB(G2)→PickB(G3)→PickA(G4)→残り(G5)
大会中の細かい仕様変更
Steam版の仕様変更に合わせて、この大会もトーナメント進行途中から仕様変更がかかるようになります。具体的には、4つ目のトーナメント(Africa 3vs3)まではVer5.7仕様で行われておりました。それとは別で貢ぎに関して仕様変更がかかっています。
貢ぎの取引手数料+30% → +40%
貨幣制度の研究 → 帝王の時代で研究可能
銀行取引の研究 → 研究不可
肝心のラジオ内容
基本的にゲーム映像を見てもらった方が良いので、文字にして結果などを残すのは割愛します。以下に色々まとめておきますので、興味のある方はぜひご覧下さい。
リプレイ(AoEZoneアカウント、Vooblyアカウント必須)
AoEZone：Recording Games Europe East
実況動画(英語)プレイリスト
EscapeAoE(YouTube)：Europe East 1vs1