後衛

時にはゲームを派手に牽引できるキーマンに。
各所で味方を支える繊細な操作も兼ねます。

即騎士

タイムライン

Dark Age
Feudal Age
Castle Age
メモリ
0:00
5:00
10:00
15:00
20:00
25:00
Castle Age
Imperial Age
メモリ
25:00
30:00
35:00
40:00
45:00
50:00

シフトライン

騎士シフトライン

軍事詳細

騎士vs石弓

前半は極力内政を重視し、内政が整った所で騎士を極限まで回す体勢を取るのが基本的に強いとされています。資源が溜まり始めたらそれらを一気に騎士やテクノロジーに変換するわけですが、これが一番の肝であり難しい所だと思います。最も効率の良い状態はと言われると、「常に最小限の生産予約かつ余剰資源がほとんどない」状態だと思います。これをキープし続けようと思ったら操作量も大事ですが慣れの方が重要でしょう。

騎士がどこで仕事をするかという点ですが、基本は「絶対勝てる勝負にのみ赴く」という事だけを意識すれば上手くいきます。よくある話で前衛が圧倒的に劣勢なのにそれをムリヤリ助けようとしたら共倒れしてしまったというのがあります。「勝たなければいけない勝負」に赴くのもゲーム的には悪くはないですが、勝ち負けを意識したらあまり美しいとは思いません。相手にしてみれば騎士を引きつけてぬくぬく内政が出来たという所が大きくなってしまうので、時には守る事よりも攻める事の方が大事だという事を頭に入れておいて下さい。

一例ですが、右の画像なら(青側は)押しきります。石弓は足が遅く確実に仕留められるので、十分な戦果が得られるでしょう。

内政詳細

考える事は「最速で中心を2個増設する」事と「荷車を押す」という事です。農民の生産が止まらなければ、勝手に資源は増えていくでしょう。まずはここから内政の出来を高めていきます。微妙な金配分は最初のうちは市場で調整をすれば良いでしょう。これらについては「ロスなく帝王の時代へ進化する」という事に繋がる話です。いくら資源をしっかり確保して騎士をたくさん出したとしても、帝王進化が遅くなれば槍などのアンチで固められた敵布陣を突破するには至らないからです。

城主以降の内政はシンプルな思考で動けばそこまでミスをすることは少ないでしょう。問題は城主に入るまでの内政配分です。その内政語りはここでは割愛しますが、即騎士といえども暗黒内政で大体の出来が決まるという事だけ押さえておきましょう。

コンセプト

後衛の基本戦術にして王道戦術であるので、ゲームを始めたばかりの人や初心者の方でなかなか勝てない人などは、まずは後衛即騎士を確実に極める事をお勧めします。内政の出来うんぬんの判断力がつくだけであらゆる戦術へ応用が利くようになります。

即騎士で勝つ秘訣は、とにかく資源効率にこだわることです。あらゆるムダをリプレイで見直し、農民の一挙手一投足に気を配るくらいのレベルになれば、常勝出来る日も近いでしょう。

戦術の分岐が多いので、別枠で記載します。

コンセプト

全ての直戦術に言える事は、「農民を派遣している分で最初から損をしている」事です。ですので、攻めは初弾が成功してもやっと五分です。受ける側は鹿寄せなどで内政が始めから暖まっていたりもします。対面の相手に勝つことがとりあえずの目標ですが、攻めていない時間を作らないように対面以外も意識して行動すると、それに応じて敵味方も反応するようになってゲーム全体の流れに作用できるようになります。

斥候

タイムライン

Dark Age
Feudal Age
Castle Age
メモリ
0:00
5:00
10:00
15:00
20:00
25:00

シフトライン

斥候シフトライン

軍事詳細

基本的な振る舞いは前衛時の斥候とあまり変わりはありません。ただ、前衛時よりも敵との距離が遠く感じるので戦果を求める事についてはよりシビアに追求しなければなりません。しかも、対面は通常即騎士を選択するので時間帯をより意識する必要があります。そういう意味では、初弾の相手は基本的に後衛の方が良いでしょう。

斥候単体レベルでの動きは前衛のそれと同じなので割愛します。

内政詳細

内政自体は前衛と差はないですが、攻め入られた場合の防衛方法に違いがあります。例えば、弓が流れてきてしまった場合にそう簡単に弓小屋は建てられないので散兵で守るという手法がとれないという点です。かといって斥候で守るのは非効率なのが難点です。

回り込んで中に入る

ですので、あらかじめの囲いはもちろん、敵軍が流れてきた時にどれだけ躊躇なく塔を配置出来るかが防衛のカギを握るでしょう。この塔も基本1本しか建てられないので、建て間違えが許されないのも厳しい所です。塔に頼らなければいけない事の方が多いかもしれませんが、その1本の塔だけで自陣の大半を守れるような囲いを作っておけば、よりその塔が活きる事になるでしょう。例えば、敵の進入ルートをあらかじめ限定しておくなどです。そして限られた進入ルートを塔でシャットアウトすれば弓などは帰るしかないという状況を作ります。

完全に囲い切る必要はありません。城主になれば騎士が出るのですから、騎士で守れるようになるまでの一時しのぎをしっかりと行うことが重要です。

コンセプト

オリジナル版

正直、今となっては即騎士の方が圧倒的に安定感が高いので、後衛斥候という戦術は奇策の域に入ってしまっているのが現状です。しかし、斥候を得意とする文明(マジャール、フン、モンゴルなど)がたまにやることで相手の虚をつければ勝機は見えてくるでしょう。

拡張版

市場を建てるだけで味方と視界が共有できるようになるので、味方前衛と序盤から連携することで敵前衛に致命的なダメージを与えられる可能性があります。仮に対面が即騎士を選択していた場合、内政拡大の初速に差がある上に軍の質で劣ってしまうので、やはり味方と情報共有しながら対応していく必要があります。序盤の戦果と帝王までに相手にラクをさせないことがポイントです。

即帝王

タイムライン

Dark Age
Feudal Age
Castle Age
メモリ
0:00
5:00
10:00
15:00
20:00
25:00
Castle Age
Imperial Age
メモリ
25:00
30:00
35:00
40:00
45:00
50:00

シフトライン

即帝王シフトライン

軍事詳細

ミニマップ上の集合地点の散布

ほぼ南米のELイーグル限定戦術です。応用を利かせれば重騎士(近衛騎士)にも適用できますが、南米の方がやり易いのでここでのモデルは南米にしておきます。

目標は「30分前後の帝王イン」かつ「なるべくフルアップに近いELイーグルを流す」という所です。それまではひたすらムダな軍を出さずに耐え続けます。味方に被害が広がっても自分さえ死ななければまずは良いです。シフトライン参考ですが、自分にも被害が出そうなら適宜投石などを生産して対応します。

帝王に入ったらまずは劣勢な戦況を跳ね返しに行きます。それが終わればすぐさま内政を荒らしに行きます。30分~35分でのELイーグルの荒らしは強烈なので敵にしてみれば甚大な被害は避けられないでしょう。敵に城などが建ってくるとELイーグルだけでは難しくなるので、破城槌などの包囲兵器を混ぜて突破します。とはいっても、ハマれば基本的にELイーグルだけで相手が降参します。とにかくひたすら広範囲に流していれば操作をしなくても勝ててしまったりします。

内政詳細

変な話、ゲーム時間の半分以上を内政に従事する可能性があるので、とにかく内政展開に気合いを入れます。城主即騎士の出来が領主までの内政の善し悪しによるならば、即帝王は城主までの内政の善し悪しに左右されるので、並の集中力以上が求められます。ELイーグルの形だけなら出来るけど何か戦果が物足りないと思うなら、城主までの内政の出来が悪いとしか言えないです。

そして、完成型に持っていく為に「いかに農民がヒマをせずに働くか」、「農民生産を1秒たりとも止めないようにする」、「帝王イン前にやるべきことを全て終わらせる」といった約束事をしっかりこなさないといけません。守るも攻めるも一本道なだけに内容はシンプルですが、その出来栄えは経験こそがモノを言うと思います。27~30分あたりのタイムラインのごちゃごちゃっぷりを見ると、全てを忘れずにテンポよくこなすには慣れる他ないでしょう。そんなところを鑑みると、即帝王は正直言って初心者向けの戦術ではないでしょう。

ちょっとでも成功率を上げるならば、今回参考のタイムライン以外に中心を増設し、2、3分ほど帝王を遅らせて資源量をたくさん確保してからイーグル生産に臨んでみると上手くいくかもしれません。

コンセプト

自分が勝つ事にだけ楽しみを覚えるスタイルなら戦術として選択肢に入れても良いですが、今となっては対策も容易に取られたり、そもそも拡張版になって帝王イーグルの準備に一手間かかるようになってしまった(重装イーグルの追加)ので、あまり見られない戦術となってしまったかもしれません。勝てたとしても味方が沈んでる事が多いので、あまり味方も楽しめるものではないでしょう。それでもこの戦術を選択するなら、内政力に絶対的な自信を持って臨む事がまず第一でしょう。

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