ラジオ第3.5回「国際大会概要広報回(ECL)」

概要

放送次第

国内のプレイヤーは少し馴染みの薄い、当時AoEZoneで広報されていた賞金額付の国際大会がどのようなものかをラジオで一枠使って放送しました。これまでの放送内容とは一線を画する内容になりそうだったので、正式ナンバリング扱いにはしたくなかったという意味で「.5」扱いになっています。とはいっても、放送準備の労力は他放送と遜色なく、むしろ英語の読解を強いられて非常に疲れた覚えがあります…。

近年、国際大会を目指す活発な日本人プレイヤーが少なくなって、コミュニティ内でもあまり話題に出ない日々だったので、ラジオ放送として放り込む意味はあったかなと思っています。これ以降で各人が国際サイトを巡回して情報をチェックしたりリプレイ研究に勤しむ流れに繋がれば幸いです。

なお、紹介した大会は全て拡張版仕様です。ですので、当時まだ拡張版に手を付けていなかったプレイヤーの興味を引けたかなと思っています(が、逆に全く興味を示さなかった人もいたでしょう…)。

Titans of Arena

Titans of Arena

標準マップのアリーナを2vs2で行う大会です。個人的にアリーナは専門外なマップなので、戦略等を細かく紹介するに至らず、本当に「開催されてますよ」的告知だけに留まっています。

Titans of Arenaルール

文明に関するルールが少し特殊で、各ラウンドごとに指定された2つの文明の組み合わせがいくつか用意されており、出場者はそれらを1回限りで使い続けていって指定本数先取した方が勝ち進むといった流れです。オリジナル版では18文明までだったので、こういったルールはすぐに組み合わせに限りが出てきてしまいますが、拡張版となれば31文明まで広がるので、シンプルなアリーナでもルールを敷くことによる面白さが際立ったと言えます。

Nomad Battlegrounds

Nomad Battlegrounds

こちらも標準マップの一つである遊牧を2vs2で行う大会です。拡張版の文明が遊牧でどういう強さを発揮するかという意味では、(当時AoE2に戻りたてだった)僕にとって非常に興味を引く内容でした。なお、この大会には日本人チームnoboru氏+Balalaika氏が出場しました。以降、彼らの動向を追いながら他放送の冒頭でも紹介することになりました。

今回、この放送枠を使って拡張版の遊牧に関する適性評価を簡単に紹介しました。当サイトの「遊牧文明解説」にも掲載しておりますが、この放送での紹介の方が先だったので、良かったら合わせて放送もご覧頂ければと思います。

Escape Champions League

Escape Champions League

賞金総額$60,000というビッグな大会です。この紹介が本放送のメインとなりました。以降、総集編放送を組むほどに一生懸命追いかけております。

この大会の実態は、全7ステージに2種類の試合形式、計14回のトーナメントの集合体です。参加できるチームは選ばれし8チームとなります。各トーナメントでは順位毎にポイントが与えられ、最終的にポイントの高い上位2チームは専用のオフライン大会に招待され、高額な賞金額をかけてそこでも競う形になります。

期間が相当長い上に、ステージ毎に試合するマップが変わるので、出場プレイヤーも相当大変なところはあるでしょう。見ている側からすれば、変則的なマップでトッププレイヤーがどう立ち回るのか非常に興味深い内容を長いこと楽しめるとあって、観戦勢でも十分楽しめる大会と言えるでしょう。

Escape Champions Leagueルール

なお、この放送で紹介した文明ルールで誤った解釈をしてしまっておりました。右画像の青字「文明プール外の文明は同じチームで繰り返し使用可能」という文言が違います。正しくは「全ての文明が繰り返し使用不可能」であり、薄緑枠の「Civlization Pool」はその中で一定数強制的に使用しなければならないという制約になります。英文の読解力のなさが露呈してしまい、お恥ずかしい限りでした。公式フォーラムのQ&Aも合わせて確認しておくべきでした。

余談

Escape Champions Leagueルール

この放送以降、文明をスライド上に表示する際はここで用いたアイコンをほとんど流用することになりました。個人的にはユニークユニットで文明を表示するスタイルで慣れてしまったので違和感ないですが、名前と文明が一致しない方からすれば見づらくなってしまっているかもしれません。

スライド作成にあたり、文字ばかりのスライドはあまり作りたくはないという思いがあって、文明を含めた様々な情報を画像などを用いて一目で分かる表現を心がけておりました(実際には、制作時間の都合で文字に甘えることが多かったですが…)。その上で、文明アイコンは何かと利便性が高く、本放送を準備したおかげで以降の放送はかなりラクにスライド表示をすることができました。

逆に、この放送準備は本当にしんどかったです…。この前日にラジオ第3回をこなしており、そこからゼロベースで第3.5回の制作に移ったので、何事もなく披露しておりますが中の人はギリギリでした。もっとも、追い打ちをかけるように今回もマイク音声の放送事故をやらかしてしまったわけですが…。事故った後の声のトーンの下がり方がひどいものでした。

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