インド
南米以外で騎士が出せないながらも、町の人の安さがウリの防衛文明。
内政(前半) | B | |
---|---|---|
内政(後半) | A | |
陸軍力 | B | |
海軍力 | C | |
初心者向け | B |
研究可能テクノロジー一覧(クリックで展開)
暗黒 | 領主 | 城主 | 帝王 | 領主 | 城主 | 帝王 | ||||
チームボーナス
らくだ騎兵の建物への攻撃力+6、らくだ弓騎兵とマムルークの建物への攻撃力+5
建物を殴るだけなら騎士以上になります。家壁、柵壁程度なららくだで割りにいけます。十分にユニット数を揃える事ができたならば、中心を割りに行っても良いでしょう。
ユニークボーナス
町の人の生産コストが時代毎に減少する
コスト減少具合は下記の通り。
通常 |
50 |
暗黒(-10%) |
45 |
領主(-15%) |
42 |
城主(-20%) |
40 |
帝王(-25%) |
38 |
インドの内政力の基盤とも言えるボーナスです。単純に肉が浮くという効果以外にも、肉を得る為の畑の枚数も少なくて済む為、相乗効果はかなりのものです。数値だけを言っても町の人を100人生産したならば、およそ500~750の肉を削減できるので、フンの家なしボーナス以上の効果はあるでしょう。
但し、慣れていないと城主での内政バランスは相当崩れやすい(ムダが出やすい)です。インドの理想の内政展開は他文明のそれとは全く別物という認識は持っていた方が良いでしょう。
漁をする人の作業速度+15%、持ち運べる食料+15
運ぶ量は25になり、通常のイノ肉よりも回収速度が速くなります。
アラビアではほとんど回収する機会はないですが、もし見かけたら鹿を食べるような感覚で取りにいっても良いでしょう。その他の海マップでは木を使わずに肉が回収できる貴重な資源として運用ができそうです。
らくだ騎兵の射程防御力+1
主に散兵相手に効果を感じる事が出来るボーナスでしょう。後半、近衛らくだの運用までいけば大事なボーナスになります。城主中も鎧2段階を加えればそれなりの耐久力になるので、相手の石弓を捕らえに行くときは数を揃えて躊躇なく進みたいものです。
2018/09/07 Ver5.8のアップデートで物理防御力+1→0になりました。
ユニークユニット
象弓騎兵
生産コスト | |
100 | 80 |
HP | 280 |
---|---|
攻撃力 | 6 |
物防/射防 | 0/3 |
射程 | 4 |
アップグレードコスト | |
1000 | 800 |
HP | 330 |
---|---|
攻撃力 | 7 |
物防/射防 | 0/3 |
射程 | 4 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 350 |
---|---|
攻撃力 | 11 |
物防/射防 | 4/9 |
射程 | 7 |
防御属性
- 弓兵
- +0(+0)
- 弓騎兵
- -2(-2)
- 騎兵
- +0(+0)
- エレファント
- +0(+0)
- ユニークユニット
- +0(+0)
攻撃属性
- 標準建物
- +3(+4)
- 石製建物
- +3(+4)
※括弧内はエリート時の数値
耐久力の高い弓騎兵ユニット
象系統なだけあって、さすがの耐久力です。槍が近付かない限りは相当の耐久力を発揮します。ただ、数が集まらなければ殲滅力は乏しく、決定打と呼べる能力を持ち合わせる程でもないので、運用するなら数が溜まる事を前提に行動しなければなりません。肉コストが高いのが難点ですが、元々インドは農民生産に肉をあまり必要としないのでその分を肉に回せると思えば、十分運用に値するコストだと思います。
地味に建物に対して良い攻撃力を見せるので、数が溜まったときは建物破壊を狙ってみるのも一興でしょう。
近衛らくだ騎兵
アップグレードコスト | |
1200 | 600 |
HP | 140 |
---|---|
攻撃力 | 9 |
物防/射防 | 0/0 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 160 |
---|---|
攻撃力 | 13 |
物防/射防 | 3/5 |
重装らくだ騎兵との違いは、ほぼスペックの向上のみです。ボーナスダメージに変化はありません。
研究時間は125秒とかなり長いですが、汎用性に優れているのでハサーよりも十分生産価値があります。ビザンティンのエリートカタフラクトのような耐久力を持ち、特に騎兵系に特化した威力を見せるユニットといったところでしょうか。自身のボーナスで建物破壊力も高いので、単独でユニット建物まとめてなぎ払える能力があります。
地味ですが重装らくだ騎兵より生産時間が2秒だけ早くなります。補充が効かせやすいことを押さえておきましょう。
ユニークテクノロジー
スルタン
研究コスト | |
400 | 400 |
- 研究時代
- 城主の時代
- 研究効果
- 全ての金の収集速度+10%
対象となるものは、
- ・金鉱からの採掘速度+10%
- ・聖なる箱が生み出す金+10%
- ・交易ユニットが1回で持ち帰る金+10%
です。
城主の時代ではなかなか研究しづらいですが、帝王での研究優先度はかなり高いです。ただでさえ内政力の高いインドがさらに押し上げられる格好となります。
シャタニ
研究コスト | |
500 | 300 |
- 研究時代
- 帝王の時代
- 研究効果
- 砲撃手の射程+1
通常文明(フルスペック) | |
HP | 35 |
---|---|
攻撃力 | 17 |
物防/射防 | 4/4 |
射程 | 7 |
インド | |
HP | 35 |
---|---|
攻撃力 | 17 |
物防/射防 | 4/4 |
射程 | 8 |
象弓騎兵のお供に使える砲撃手の射程が上がる事で、さらにスキのない編成を築くことが可能となります。
近衛らくだ+象弓騎兵の編成だと、歩兵系にまとわりつかれた場合の殲滅力に難があるので、ここで砲撃手の出番があるでしょう。射程が1長いだけで敵射手の攻撃範囲外からの攻撃がしやすくなるので、比較的防御面で脆い砲撃手にはありがたいボーナスです。
但し、インドの砲撃手はそもそも他文明と比べて防御力が低いので要注意です。Ver5.7現在、単純に射程が通常文明より長いだけになったので、有用なテクノロジーと言えます。
前衛考察
オススメ度 | |
弓 | 4 |
---|---|
民兵 | 4 |
弓
農民用の肉が少なくて済む=少量の畑でOKという点は、序盤の弓生産や矢羽根を入れるまでの過程でかなりの恩恵を感じることができます。さらに相手より城主インを早くすることも期待できるので、インドにとっての弓はかなりの強さを見せるでしょう。
民兵
インドが暗黒で町の人を20人生産すると食料100が浮く計算になり、民兵1人分余裕が持てるようになります。進化を早めるのも良し、民兵を多めに出すのも良し、色々と応用が効かせることができます。
後衛考察
オススメ度 | |
即らくだ | 4 |
---|---|
即弓騎兵 | 3 |
弓直 | 3 |
斥候 | 3 |
即らくだ
騎士の出せないインドが騎兵ユニットで後衛を援護しようと思うと、らくだを出すしか他ありません。強さとしては並のらくだ以上の強さを発揮してくれます。中心矢さえ警戒すればインドのらくだが動ける範囲は広いです。序盤から塔くらいなら割ってもいいんじゃないでしょうか。
即弓騎兵
らくだを使っていると物足りないなと思うのが農民荒らしでしょう。そんな点を弓騎兵ならより軽快に荒らしにいくことが出来ます。食料をあまり必要としないインドとの内政面での相性は非常に良いので、十分運用に値するでしょう。ただし、普通の即騎士のような内政をしてしまうと肉が過剰に余って行ってしまうので、早めに帝王にいくなり槍を併用するなりして上手に消化していくことが必要となります。
弓直
安定感はらくだに劣るものの、殺傷能力ではらくだよりも強いので弓直もアリでしょう。領主、城主への進化も農民コスト削減のおかげでやりやすいと思うので、少なくとも内政面で相手を上回って優勢に立ちたいです。
斥候
町の人の生産コストが浮いた分をそのまま斥候の生産や城主インの食料にあてることができると思えば、実に高いレベルで運用することができます。らくだでは相手の内政へけしかけるには遅すぎるという場合には選択肢として押さえておくと良いでしょう。
動画紹介
14分即らくだ
自分が後衛で、対面が領主斥候だった場合に、内政拡大と軍対応を両立させようというのがコンセプトです。基本的に序盤は防戦一方になったり、細かく荒らされるのを防ぐのに必死になることが予想されますが、前衛の働きやそのサポートが上手く機能すれば、城主中盤以降は非常にラクな展開が見込めるでしょう。
Ver5.7での動画作成なので、らくだ騎兵の防御力アップを+1/+1のまま紹介しています。
Voobly v1.5 Beta R7:Wololo Kingdoms v5.7.2適用下で再生できます。
帝王考察
優勢
味方との相性次第ですが、近衛らくだだけで行ける所まで行けます。必要に応じて射程の長い砲撃手や大砲も運用できるので、波に乗ると手がつけられない勢いです。象弓騎兵は機動力の乏しさから出番を見出すのが正直難しいです。
劣勢
槍散兵ハサーは一通り出せます。近衛騎士を追いかける必要があるなららくだを出したほうがいいですが、誰かに任せられるのなら砲撃手の方が貢献度が高いと思います。
総括
騎士は出ませんが、やれる事は多岐に渡るのがインドの特徴です。内政力の強みを生かすことができれば、近衛らくだを筆頭に相手にとってやりづらい展開に持ち込むだけで容易に勝利を収めることが出来ます。対歩兵射手の対策が若干足りないので、前もって対策を講じておくか、それよりも早く内政を作り上げるなどの工夫が必要でしょう。基本的に、どんな文明とも相性良く連携が出来るので、チーム戦でとても楽しめる文明の1つと言えます。