ペルシア
序盤のかく乱が得意。そして単体最強のユニークユニットを備える。
内政(前半) | B | |
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内政(後半) | B | |
陸軍力 | D | |
海軍力 | C | |
初心者向け | A |
研究可能テクノロジー一覧(クリックで展開)
暗黒 | 領主 | 城主 | 帝王 | 領主 | 城主 | 帝王 | ||||
チームボーナス
騎士の射手に対する攻撃力+2
一番有効そうなのは城主騎士が城主石弓を殴るシチュエーションだと思います。
互いに鉄工所のテクノロジーを入れてなかった場合、騎士が石弓を3発で倒せるようになります。以降、互いのテクノロジー研究具合を見ながら駆け引きをする展開となります。騎士だけで石弓を駆除するときは若干ラクだということを覚えておけば良いでしょう。
文言が「射手」と限定された言い方ですけど、実は射手系全部にこのボーナスは適用されます。防御属性でいうところの「弓兵」を所持するユニットには全て適用されます。ちゃんと意識して扱うとえらいことになりそうです。マングなんかは相手にペルシアがいたら気をつけなければいけないでしょう。
ユニークボーナス
ゲーム開始時の木と肉の保有量+50
内容的には初心者向けのボーナスですが、このボーナスのおかげで暗黒から領主にかけて実行できる戦術等のバリエーションが豊富です。
一番強いと思われるのは民兵からの繋ぎです。他文明よりも30秒以上早く着弾する民兵は驚異であり、よりラクに相手を出し抜く事が出来るようになります。
町の中心と港のHPが2倍
通常文明 | |
HP | 2400 |
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ペルシア | |
HP | 4800 |
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通常文明 | |
HP | 1800 |
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ペルシア | |
HP | 3600 |
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町の中心のHP増加はとにかく大きいです。相手がいくら軍を整えようが、城主で割るには少々気が引けるレベルの強さを誇ります。この点についても初心者向けの内容でしょう。
港も地味ながら強力なボーナスです。仮に海戦で劣勢になったとしても、相手の軍船は港に張り付いて破壊行為を続けなければならないので、時間稼ぎにはかなり有効です。
町の中心と港の作業速度が時代毎に増加(領主+10%、城主+15%、帝王+20%)
生産時間(通常文明) | |
領主の時代 | 25秒 |
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城主の時代 | 25秒 |
帝王の時代 | 25秒 |
生産時間(ペルシア) | |
領主の時代 | 23秒 |
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城主の時代 | 22秒 |
帝王の時代 | 21秒 |
進化時間(通常文明) | |
領主の時代 | 130秒 |
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城主の時代 | 160秒 |
帝王の時代 | 190秒 |
進化時間(ペルシア) | |
領主の時代 | 130秒 |
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城主の時代 | 146秒 |
帝王の時代 | 165秒 |
ペルシアの内政を主に支えるボーナスです。ユニット生産だけでなく、テクノロジー研究にも影響します。
町の人を最も生産する時間帯の城主の時代を例に取ります。仮に中心3つで100人の町の人を生産した場合、約60~70秒早く内政が出来上がる計算になります。実際は、資源量の観点においてこの計算以上に内政は拡大しているものであり、帝王戦で相手より素早く強固な軍を整える事が可能となります。ただし、このボーナスを最大限活用する為にも、他文明よりも畑を張るタイミングがシビアと言えることから、初心者にとって扱うのはやや難しいかもしれません。
港のボーナスも忘れてはいけません。数がモノを言う海戦では、わずかながら軍船が早く生産できることが大きく影響するかもしれません。多少進化時間が遅れても、港の強固さを活かして軍船を駐留しながら貯めると良いでしょう。
ユニークユニット
エレファント
生産コスト | |
200 | 75 |
HP | 450 |
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攻撃力 | 15 |
物防/射防 | 1/2 |
アップグレードコスト | |
1600 | 1200 |
HP | 600 |
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攻撃力 | 20 |
物防/射防 | 1/3 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 620 |
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攻撃力 | 24 |
物防/射防 | 4/7 |
防御属性
- 騎兵
- +0(+0)
- エレファント
- +0(+0)
- ユニークユニット
- +0(+0)
攻撃属性
- 建物
- +7(+10)
- 石製建物
- +7(+10)
※括弧内はエリート時の数値
スペック的には最強のユニークユニット
矛槍か聖職者でも出てこない限りはあらゆる場面で相手を踏みつぶす接近戦最強のユニットです。生産コスト、アップグレードコストの高さを我慢すれば、前線でこれほど頼もしいユニットはいないでしょう。その気になれば象単で建物破壊まで任せられるので、突破し始めたらあっという間に敵陣を更地にしていくことでしょう。エリート化すれば範囲攻撃(攻撃力の半分のダメージ:対象の防御力適用)までついてしまうので、矛槍と言えども数を十分にそろえなければ駆逐されかねないです。
後衛なら近衛騎士の運用が安定しますが、選択肢から完全に除外するというわけにはいきません。敵が槍系の生産について手を抜いているようならがっつり出していきましょう。
ユニークテクノロジー
煮え立つ油
研究コスト | |
200 | 100 |
- 研究時代
- 城主の時代
- 研究効果
- 城が破城槌に対して追加ダメージを与える
城から出る矢は駐留しているユニットによって複数出ますが、このテクノロジーに対して加えられるボーナスダメージは最初の1本目にだけです。砲撃手を20体詰めたとしても、破城槌に与えるダメージは一度に24ダメージであり、これなら象を真下に配置した方が良いというレベルです。
研究コストが安いことだけせめてもの救いだと思うので、気が向いたら研究してあげて下さい。
象使い
研究コスト | |
300 | 300 |
- 研究時代
- 帝王の時代
- 研究効果
- エレファントの移動速度+30%
象唯一の弱点である絶望的な移動速度が、そこまで絶望的ではなくなります。投石器とほぼ同等の早さになるので、許せる範囲内と言ったところでしょうか。相手が操作をすれば逃げる事はもちろん可能ですが、距離を詰めるだけでも象はプレッシャーを与えられるものです。研究コストも比較的安いので、象を運用するなら忘れずに研究しましょう。
前衛考察
オススメ度 | |
民兵 | 5 |
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弓 | 4 |
槍散兵 | 4 |
軍兵 | 4 |
斥候 | 3 |
民兵
ペルシアの民兵は全文明で最も早く着弾をさせることが可能です。ただムリヤリ早くするだけでなく、その後の内政も両立させることができます。通常文明がおよそ9分~10分頃の着弾ですが、ペルシアなら7分半~8分で着弾も狙えます。機織りをしてない時間に攻め入ることも可能なので、ペルシアと対面するだけで相当なプレッシャーでしょう。
弓
初期資源量が多いアドバンテージはどの前衛戦術にもマッチしますが、やはり弓を選択肢から外すわけにはいかないでしょう。味方にブリトンがいた時の着弾時間の早さは驚異的なものがあります。帝王まで弓は引っ張れないので、城主内政がしっかりできるよう早期に制圧していきたいです。
槍散兵
進化時間を早めたとしても序盤になかなか資源が尽きない槍散兵を繰り出せば、相手はいきなりジリ貧内政を強いられることになるでしょう。前線を押し上げておいて、こちらは平和に内政ができれば、農民生産速度ボーナスで勝手に優勢になっていくのはとてもラクな話です。
軍兵
槍散兵の代わりに軍兵でも同じような展開に持ち込むことができるでしょう。射手小屋を使わず、城主以降は馬メインにするプランを最初から固めるのであれば軍兵を選択した方がいいでしょう。
斥候
ペルシアは馬が強い文明なので、斥候もチャンスがあれば狙っていいでしょう。フンが味方にいれば着弾時間が少し早まるので、より強さが光ります。
後衛考察
オススメ度 | |
即騎士 | 5 |
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弓直 | 3 |
斥候 | 3 |
即騎士
らくだを持つ文明の中では最も即騎士が強い文明でしょう。アレンジはお好みですが、早すぎる城主内政拡大が逆に騎士の生産を妨げるなんてこともなくはないので、本気を出すのは帝王からの方がいいかなと思ったりします。多少騎士を絞ったとしてもらくだがあるのが対応力の高さを伺わせます。帝王の主役は当然近衛騎士です。
弓直
暗黒内政が強い文明は基本的に直もアリだと思ってます。確実に準備を整えて弓を着弾させられるのが強みなので、きっちり戦果を上げたいところです。しくったとしても、城主らくだ→帝王巻き返しの構図で逆転のチャンスは十分あります。
斥候
前衛と同様です。これも失敗したとしても、城主の内政と守りで逆転の可能性は大いにあるので、素アラなど守りにくい地形のマップでは積極的に攻めていきたいです。
帝王考察
優勢
象が控えていますが、基本は近衛騎士で。移動を伴わない近衛騎士同士のパワーゲームになりそうならそこから象の出番がありそうです。
劣勢
槍、ハサー、改良強化破城槌でやれる手助けをするくらいです。一度潰されてしまうと、近衛騎士が回せるようになるまで時間がかかるので、味方の援助が必要なタイミングを近衛騎士用で温めすぎて見逃さないように。
総括
近衛騎士頼みなところはフランクと同じであり、近衛騎士を防がれてしまった後の帝王戦はなんとも地味な存在になってしまいます。敵の矛槍の数が少数であれば象を導入して地道な正面突破を図る選択肢もありますが、近衛騎士からのシフトではあまりにもコストが重すぎます。残りの軍隊に期待できないのであれば、帝王後半のことを気にしながらゲームをするより、いかにして近衛騎士を上手く決め込むことを考えた方が有意義でしょう。とりあえず、畑を張りまくることだけはお忘れなく。