チュートン
初心者でもお手軽畑内政。でも何かが物足りない。頑張れ近衛騎士。
内政(前半) | A | |
---|---|---|
内政(後半) | B | |
陸軍力 | C | |
海軍力 | D | |
初心者向け | B |
研究可能テクノロジー一覧(クリックで展開)
暗黒 | 領主 | 城主 | 帝王 | 領主 | 城主 | 帝王 | ||||
チームボーナス
ユニットの転向に対する抵抗力が高い
転向の抵抗力に関する説明は省きますが、チュートンが敵にいれば転向作業はかなりツラいレベルと言って差し支えないと思います。それほどに強力な抵抗力を示します。ただ、全般的に活躍するボーナスとは言い難いので、覚えておく程度で良いでしょう。
転向に関する仕組みは聖職者のページをご覧下さい。
ユニークボーナス
聖職者の治療範囲2倍
こんな具合になります。
通常射程が4のところが8になります。帝王の集団戦において近接ユニットが前に出ていったとしても結構な範囲から回復を行う事ができます。近衛騎士などに上手く活用できれば、実質フランク近衛騎士よりも強固な存在になれると言えるでしょう。但し、聖職者の分人口が埋まってしまう事だけは考え物です。
塔の駐留数ユニットの数2倍
通常5人のところ、10人まで駐留できるようになります。それに伴い、塔から発射出来る矢の数も4本から8本に倍増します。攻防の強化に一役買う便利なボーナスです。が、あくまで塔がある事が条件です。当然、塔がなければ活かせないボーナスですが、塔を建て易くする要素が特別あるわけでもないのでなかなか運用は難しいです。
なお、砲台も駐留数が倍増し、自前で砲撃手を10体用意すれば砲台から2発出るようになります。トルコからエリートイェニチェリを10体もらえれば、なんと3発でるようになります。これも活かそうと思うと相当苦労するので、魅せるプレイなんかを意識するときにやってみると良いでしょう。
迎撃用窓のコスト0
通常文明 | |
200 | 100 |
チュートン | |
0 | 0 |
学問所がなくても城主の時代から有効になります。説明書きには砲台は除外と書いてありますが、砲台を直接殴る近接ユニットにもきっちり当たります。石を使うせいか、誰もがあまり積極的に研究しようとしないテクノロジーですが、入っていたらいたで結構使えるテクノロジーだと思います。領主で建てた塔が壊されずに残っていれば、城主でそのまま迎撃用窓が働いて強さを発揮してくれます。後述するユニテクも相まって、地味ながらも活躍する機会は多いかと思います。
畑のコスト-33%
通常文明 |
60 |
チュートン |
40 |
誰でも手軽に強固な内政が築ける畑コスト削減ボーナスです。
上級者の内政にも言える事ですが、いかに畑を手際良くかつバランスよく張るのが上手な内政の要素の1つと言えるでしょう。畑コストが削減できるというだけで、そのバランス調整が容易になります。もちろんコスト面を見ても、帝王までのべ60枚~80枚の畑を張った場合、およそ1200~1600の木を削減できるということでこれも大きい数値でしょう。
初心者視点で見ると、良い内政を作る事によって早く帝王に入って相手よりも強い軍を整えることが出来るという点で、どの文明よりも非常に強力な内政ボーナスと言えるでしょう。
町の中心に駐留できる数+10
チュートンが初心者向けと呼べる要素その2。
より多くの農民が避難できる上に、中心矢の本数も10本から15本に増えるのでかなり強固になります。矢じりまで入れた中心矢が城主騎士に1回で与えるダメージは45まで跳ね上がるので、城主で中心が割られる事はほとんどなくなるといっても良いレベルです。
ユニークユニット
チュートンナイト
生産コスト | |
85 | 40 |
HP | 80 |
---|---|
攻撃力 | 12 |
物防/射防 | 5/2 |
アップグレードコスト | |
1200 | 600 |
HP | 100 |
---|---|
攻撃力 | 17 |
物防/射防 | 10/2 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 100 |
---|---|
攻撃力 | 21 |
物防/射防 | 13/6 |
防御属性
- 歩兵
- +0(+0)
- ユニークユニット
- +0(+0)
攻撃属性
- イーグルウォリア
- +4(+4)
- 標準建物
- +4(+4)
※括弧内はエリート時の数値
移動速度を犠牲に、最強の近接戦闘力性能を手に入れた歩兵ユニット
近接ユニットでは1対1で勝てるユニットはカタフラクトだけです。ユニークユニットに強い剣豪や歩兵に強いジャガーウォリアでさえ、チュートンナイトには勝てません。そして最もチュートンナイトを苦手とするユニットはマムルークです。マムルークがチュートンナイトに与えるダメージはなんと1になってしまうので、マムルークだけではチュートンナイトの進軍を止める事はまず不可能でしょう。
と、チュートンナイトが目立つシーンはこんなものです…。足が極端に遅いのがネックで、基本的には射程ユニットや火薬ユニットの絶好の的になってしまいます。時と場所を間違えなければその実力を大いに発揮してくれますが、そこを見極めるのはさすがに初心者では難しいと思います。初心者向けの文明がこんな難癖のあるユニットを抱えるあたり、バランスが良いんだか悪いんだか分かりません…。
ユニークテクノロジー
装甲板
研究コスト | |
400 | 350 |
- 研究時代
- 城主の時代
- 研究効果
- 全ての砲撃兵器が近接ユニットに対して高い防御力を得る
代表的な対象ユニットは以下の通りです。
通常文明 | |
物防/射防 | -3/190 |
---|
チュートン | |
物防/射防 | 1/190 |
---|
通常文明 | |
物防/射防 | 0/8 |
---|
チュートン | |
物防/射防 | 4/8 |
---|
通常文明 | |
物防/射防 | 0/7 |
---|
チュートン | |
物防/射防 | 4/7 |
---|
通常文明 | |
物防/射防 | 1/150 |
---|
チュートン | |
物防/射防 | 5/190 |
---|
通常文明 | |
物防/射防 | 2/5 |
---|
チュートン | |
物防/射防 | 6/5 |
---|
通常文明 | |
物防/射防 | -2/100 |
---|
チュートン | |
物防/射防 | 2/100 |
---|
研究コストは決して安くはないですが、それに見合う能力を得る事が出来ます。破城投石器は、投石同士の打ち合いにならない限りはかなり壊されにくくなるので相当強いです。チュートンは射程ユニットがやや物足りないので、遠投投石機がちょっとやそっとでは壊れなくなるのも非常に大きいと言えます。
蛇足ですが、シナリオなどでオルガン砲が扱える場合、オルガン砲にもこの効果は適用されます。バリスタエレファントには適用されません。
銃眼付胸壁
研究コスト | |
600 | 400 |
- 研究時代
- 帝王の時代
- 研究効果
- 城の射程+3 駐留している歩兵が矢を射る事が出来る
全ての歩兵による駐留が町の人と同程度に、矢の増加本数に影響するようになります。したがって、いくら駐留した歩兵の攻撃力が高くても、矢の増加本数に影響を与えることはありません。基礎攻撃力の低い槍でも同じことが言えるので、後半は矛槍兵を駐留すると活用できるかもしれません。なお、城以外の建物に駐留しても矢の本数が増加するようになります。
城の射程が上がるというのはかなり強いです。トルコ以外の大砲は全て城で撃ち落とす事が出来てしまうので、城の強さは相当際立ちます。ついでに迎撃用窓も無料ですので、砲台と城のどちらを主要建築物にするか迷うレベルです。
前衛考察
オススメ度 | |
民兵 | 4 |
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軍兵 | 4 |
弓 | 4 |
斥候 | 4 |
槍散兵 | 4 |
民兵
畑が安いチュートンは前衛でどんな戦術でもこなすことができるといっても過言ではないです。民兵については、戦士小屋を建て終えた後の難しい資源配分をいとも簡単にこなすことができます。領主以降のつなぎが非常にラクになるので、民兵をお手軽に実践したい人に向いています。
軍兵
軍兵も非常にラクです。肉の調達が容易になるので、生産を継続してもいいくらいかと思います。もちろん、畑が安くなったことで浮いた木を射手小屋に転換して素早い兵シフトをすることも得意としています。
弓
チュートンの弓が強いと実感できるのは城主に素早く進化できたときでしょう。弓の序盤は畑をあまり必要としない為、他文明と足並みが揃いがちです。中心周り、初期粉引き周りにまんべんなく手早く張ることを意識することが重要であり、チュートンにとっては容易なことです。
斥候
軍兵と同じく、肉メインの内政にするならば斥候も忘れてはいけません。ただし、チュートンは騎兵にすらアップグレードしないので、領主で大量生産してしまうと痛い目を見ます。理想は早めに領主進化し、先手をとって斥候で荒らしを決めていきたいです。19分前後に城主進化できるように畑を上手く張ることができればチュートンの強みを活かせたと言えるでしょう。
槍散兵
木のやりくりがし易いチュートンにとって槍散兵も非常に相性が良いです。散兵の連続生産を意識すると、肉と木のバランスが難しくなるところですが、チュートンならあまり気にせずに内政と軍隊の両立が可能となります。城主以降も槍散兵を続けて破城槌を混ぜて突破にかかるのも悪くないです。
後衛考察
オススメ度 | |
即騎士 | 4 |
---|---|
斥候 | 4 |
即騎士
近衛騎士がある以上、即騎士を選択しない理由がありません。畑ボーナスもあいまって、即騎士の強さは全文明随一です。しかし、繁殖がないのは相当大きいです。物量だけのゲームであればさほど気になりませんが、時間経過を意識したゲームだと現場に駆け付けた時に仕事がなくなってしまっているなど、騎士で戦果を上げることの難しさを実感していきます。そういう点では、繁殖を含めてフルアップする他の騎士文明に1歩劣るところがあります。
斥候
早期に畑をはれるので、即騎士以上にボーナスが有効に働きます。進化時間を早くしたり、食料を大量に蓄えて斥候を増産したり鉄工所でテクノロジーを入れたりと、やれることが多くなるのが魅力的です。騎兵にアップグレードできないので、出しすぎには注意しましょう。
帝王考察
優勢
近衛騎士に繁殖が乗らないので、別方面のサポートをしづらい場合があります。破城投石と砲台で済むような場面なら予めアップグレードを済ませておき、農民を別方面に寄せておきましょう。
劣勢
頼れる安物は矛しかないので厳しいです。味方が欲している兵に応じて砲台や破城投石をなるべく早く導入しましょう。
総括
畑を張ることに慣れていない人はチュートンで練習してみるのがいいでしょう。一度にまとめて張る機会が多くなるかもしれませんが、忙しいゲームになってくると沢山の畑をどれだけ短時間で張り終えるかも技術の1つとして必要です。チュートンの後半は近衛騎士一辺倒で上手くいかなくなることが多くなるので、破城投石器や砲台をいかに上手く使えるかが勝負のカギを握ります。射手系ユニットが物足りないので、内政をしっかり整えてひたすら肉壁を消耗させるパワーゲームを展開していきましょう。