中国
暗黒内政がテクニカル。乗り越えれば強国。
内政(前半) | C | |
---|---|---|
内政(後半) | B | |
陸軍力 | D | |
海軍力 | D | |
初心者向け | C |
研究可能テクノロジー一覧(クリックで展開)
暗黒 | 領主 | 城主 | 帝王 | 領主 | 城主 | 帝王 | ||||
チームボーナス
畑の生産量+45
引き具なし畑から見れば約25%の生産量増加ということになります。他文明よりも畑が枯れやすいアステカやスラヴにとっては結構嬉しいボーナスかと思います。かといって、畑テク並に畑を遅らせてまで活用する効果はあまりないので、とりあえず何も気にせずに普通に内政をすれば良いのかなと思います。
ユニークボーナス
ゲーム開始時の町の人+3。ただし、木-50、肉-200。
いきなり3人増えて圧倒的にお得!…かと思いますが、これを活かすも殺すもプレイヤー次第です。
理屈の上では最初の羊食いに最短で臨む事が出来た場合、約40秒経過時に最初の農民生産を始める事ができるようになります。農民の生産が1人当たり25秒なので、機織りを加味するとキレイな内政が出来れば他文明より農民2人分お得ということになります。
逆の言い方をすると、羊発見までの猶予は50秒しかないとも言えます。意外と50秒の間で羊が見つからないという事は多いので、毎回アトランダムな要素に内政を崩されないようにするのが中国を使いこなす上での1つの課題と言えそうです。
テクノロジーのコストが時代毎に減少(領主-10%、城主-15%、帝王-20%)
※コスト表記は細かすぎるので割愛
実質、中国の内政ボーナスです。帝王に入ってからのコスト削減量は非常に素晴らしく、
- ・各種鉄工所テクノロジー
- ・矛槍兵のアップグレード
- ・砲台の研究
- ・改良強化破城槌の研究
- ・重弓騎兵のアップグレード
などが主に大きく恩恵を受けるでしょう。数値的にはイタリアやビザンティンの進化コスト削減ボーナスを遥かに凌駕しますが、その時代に入らなければ恩恵が受けられないという点においてはまた見方が変わってくるのかなと思います。多少内政が薄くても先の時代に進化する意味は大きいということをまずは押さえておきましょう。
町の中心でのサポート人口+10人
このボーナスがないと最序盤に人口上限に到達しているから生まれたと思いたいボーナスでしょう。地味に城主序盤の中心増設で微々たる効果はあります。
町の中心の視界+5
中国の一番の肝である序盤の羊発見が容易になります。現在のアラビアの仕様なら、ほとんど見つからない事はないというレベルでしょう。後は羊を最短距離で回収する事が出来れば、暗黒内政が大きく崩れる事は少なくなると思います。
爆破工作船のHP+50%
通常文明 | |
HP | 45 |
---|
中国 | |
HP | 68 |
---|
通常文明 | |
HP | 60 |
---|
中国 | |
HP | 90 |
---|
通常文明 | |
HP | 70 |
---|
中国 | |
HP | 105 |
---|
その時代の周りのユニットを見ると、たいていぶつかる前にやられかねない爆破工作船の突撃成功率はかなり高くなるといって良いでしょう。劣勢の海戦において、味方の協力を得て跳ね返そうと思った時に中国の爆破工作船は瞬間的な援護という点で大いに活躍しそうです。
ユニークユニット
連弩兵
生産コスト | |
40 | 35 |
HP | 45 |
---|---|
攻撃力 | 8 |
物防/射防 | 0/0 |
射程 | 4 |
アップグレードコスト | |
760 | 760 |
HP | 50 |
---|---|
攻撃力 | 8 |
物防/射防 | 0/0 |
射程 | 4 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 50 |
---|---|
攻撃力 | 14 |
物防/射防 | 3/4 |
射程 | 7 |
防御属性
- 弓兵
- +0(+0)
- ユニークユニット
- +0(+0)
攻撃属性
- 槍兵
- +2(+2)
※括弧内はエリート時の数値
一度に大量の矢を発射する射手ユニット
通常時に3本、エリート化すると5本の矢を放つようになります。各矢のダメージ計算はやや複雑なので割愛します。運用方法としては、対近衛騎士相手といえども数さえ揃えれば臆することなく飛びこめるレベルです。射程と発射速度にやや難があるので、散兵を相手にする時は相当の注意が必要です。なるべく馬と一緒に行動することをお勧めします。
裏要素的に、連弩兵の攻撃には0の物理攻撃力というものが設定されています。ですので、物理防御力がマイナス値である破城槌に与えるダメージ(矢1本あたり)は1ではなく3になります。
ユニークテクノロジー
万里の長城
研究コスト | |
340 | 170 |
- 研究時代
- 城主の時代
- 研究効果
- 壁と塔のHP+30%
※コスト表記は城主時。帝王なら木320、石160です。
対象は柵、柵の門、石壁、門、塔、砲台です。建築学まで入れると、各主要建築物は以下の通りになります。
通常文明 | |
HP | 3000 |
---|
中国 | |
HP | 3900 |
---|
通常文明 | |
HP | 2750 |
---|
中国 | |
HP | 3575 |
---|
通常文明 | |
HP | 2250 |
---|
中国 | |
HP | 3540 |
---|
通常文明 | |
HP | 2220 |
---|
中国 | |
HP | 3492 |
---|
改良強化破城槌でも壁を割るのがしんどくなるレベルになります。また砲台のHPの伸びも顕著に現れ、遠投投石器で壊そうと思っても結構な時間がかかると思います。中国は帝王中盤以降、物量を活かした厚い攻めが求められるので、建築物を強化して全く損はないです。忘れずに研究しておきましょう。
砲弾術
研究コスト | |
600 | 600 |
- 研究時代
- 帝王の時代
- 研究効果
- 連弩兵の攻撃力+2、スコーピオンの攻撃力+4
※コスト表記はボーナス適用済み
連弩兵が馬に対してより強くなるので、矛を出さないなら早めに研究しておきましょう。
ついでに、スコーピオンに関する情報も下記に紹介します。
通常文明(フルスペック) | |
HP | 50 |
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攻撃力 | 17 |
物防/射防 | 0/7 |
射程 | 8 |
中国 | |
HP | 50 |
---|---|
攻撃力 | 21 |
物防/射防 | 0/7 |
射程 | 7 |
スコーピオンに対しての効果は…、そもそもスコーピオンの存在が連弩兵とかぶってる気がしなくもないので、対ハスカールなどでたまに出せばいいんじゃないでしょうか。射程が他文明と比べて伸びないので、運用はかなり難しいでしょう。
前衛考察
オススメ度 | |
弓 | 4 |
---|---|
槍散兵 | 2 |
弓
序盤の内政を攻略できれば領主の時代でもなかなかの強さですが、本番は城主以降です。弓懸や弾道学といった高価なテクノロジーも割安になるので、城主序盤からテクノロジーを運用することを意識して立ち回れば、質の高い軍隊で相手を圧倒することができます。その分、城主序盤でやるべきことはとても忙しいので要練習です。
槍散兵
中国だとどう頑張っても進化時間が相手より圧倒的に勝るということがないので、槍散兵はやや厳しい戦術かもしれません。頃合いを見て弓や馬系にシフトした方が後々の展開はやりやすいでしょう。
後衛考察
オススメ度 | |
即騎士 | 5 |
---|---|
斥候 | 3 |
即騎士
近衛騎士まではいかないですが、帝王序盤まででカタがつけられるほどに驚異的な威力を発揮するのが中国の即騎士です。城主に上がる時間くらいになると、開始農民数が多いという効果が表れてくる時間帯でしょうし、城主における全てのテクノロジーは15%割引なので非常に大きいです。荷車の研究を早く出来てしまうと、バイキングの立場がないくらいです。どんどん前倒しにテクノロジー研究を完遂していけば相手を出し抜くことは容易であり、気がつけば騎士の質、量共に圧倒的な状況になっていることでしょう。
斥候
他文明並に早めに進化しようと思ったら要進化練習です。後衛ならどんな展開でも基本的に対応力がある文明なので、固定概念にとらわれずに戦果を見ながら斥候の生産数を調整しましょう。
帝王考察
優勢
近衛騎士と破城投石がないくらいで何でも出せます。やることに困ったら連弩兵をひたすら生産し続けるだけでも良いです。その気になれば単独で色々な戦場で活躍することができます。砲台も絡めれば言うことなしです。
劣勢
テクノロジーが安い点が劣勢時にとても活きます。対応力だけでなく、取り掛かるまでの速さも優秀です。巻き返したいなら改良強化破城槌と砲台を。
総括
「やれることが多い」というフレーズは往々にして取扱可能ユニット(テクノロジー)数にまつわる話ですが、中国でその話を使うとするならば、「研究コストがどれも安いので、特定の時間帯において多種のユニット(テクノロジー)を一度に扱える」という話です。ですので、帝王序盤にありがちな1種の兵のみをキーユニットとして扱うというのではなく、2種でも3種でも使ってより多彩な攻撃をはじめから仕掛けていくべきです。テクノロジーを忘れずに研究することはなかなか難しいですが、小屋のホットキーをしっかり設定して各所確認するよう努めていきましょう。