トルコ
一癖も二癖もある文明。カギを握るのはハサー。
内政(前半) | |
D |
内政(後半) | |
C |
陸軍力 | |
B |
海軍力 | |
B |
初心者向け | |
D |
研究可能テクノロジー一覧(クリックで展開)
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チームボーナス
火薬を使うユニットの作成速度+20%
代表的な対象ユニットは以下の通りです。
このボーナスのダメな所は、火薬がない文明には全く意味がないという所です。全員に等しく意味があるチームボーナスが他文明にある中で、こういうボーナスはちょっとかわいそうかなと思います。
スペインやポルトガルは、トルコと組んだ時には興奮しながらプレイして良いでしょう。
ユニークボーナス
火薬を使うユニットのHP+25%
対象ユニットは以下の通りです。
※イェニチェリは他文明と比較できないので割愛
どれも素晴らしい上昇値だと思います。砲撃手はイェニチェリの影に隠れて出番が少ないように思えますが、射手小屋から出せる点、歩兵に対してのボーナスダメージがあるという点は大いに評価できるので、しっかり選択肢に入れておきましょう。
火薬に関するテクノロジーの研究コスト-50%
対象テクノロジーは以下の通りです。
陸戦だと砲台しか関係ないのが微妙な所です…。海戦もやれば若干マシなボーナスになります。
小ネタですが、かつてのAoC無印バージョン(いわゆるオリジナル版よりさらに前)は砲撃手や大砲にも研究が必要であり、それに対してボーナスが活きました。
さらに小ネタですが、オリジナル版(AoC)では砲台のボーナスがバグっており、木が半額になりませんでした。
化学の研究コスト0
コストなしもさることながら、研究時間が0になるというのがとにかく大きいです。化学の研究時間は100秒もかかるため、それがないというだけで火薬に関する先制攻撃が打てるようになります。砲撃手が速攻で出せるというのが大きいです。
100秒という感覚がどんなものか分からないという方。領主の時代への進化が130秒です。
金を掘る人の作業速度+15%
いわば、金テクの先取りです。
トルコの初期状態で他文明の金の採掘適用済みと同等、トルコの金の採掘適用済みで他文明の金の掘削適用済みになります。トルコが金の掘削までいれると、モンゴルがイノ肉を回収する事よりも早く金を採掘できるようになります。
金を急ピッチで集めようとするとどうしても農民が大渋滞してしまい、返って効率が悪くなってしまうものですが、トルコはそういう失敗がなく、数値以上に効率的に金を集める事ができるようになります。
騎兵、ハサーのアップグレードコスト0
化学と同じく、時代進化が終了した直後にアップグレードが完了するという点が非常に素晴らしいです。おかげで、トルコならではの即騎兵、即ハサーなどという戦術が選択できるようになります。
ハサーに至っては計1100ものコストが削減されるという事は本当に大きいです。前衛でも射手系にこだわらず、ぜひハサーを運用していきたいものです。
ユニークユニット
イェニチェリ
生産コスト |
60 |
55 |
HP | 44 |
攻撃力 | 17 |
物防/射防 | 1/0 |
射程 | 8 |
→
アップグレードコスト |
850 | 750 |
HP | 50 |
攻撃力 | 22 |
物防/射防 | 2/0 |
射程 | 8 |
→
最終ステータス |
(ユニテク等適用済) |
HP | 50 |
攻撃力 | 22 |
物防/射防 | 5/4 |
射程 | 8 |
防御属性
- 弓兵
- +0(+0)
- 火薬系
- +0(+0)
- ユニークユニット
- +0(+0)
攻撃属性
- 破城槌
- +2(+3)
※括弧内はエリート時の数値
さらに強化された砲撃手ユニット
砲撃手との主な違いは単純な火力の差ですが、歩兵に対してボーナスがなくなってしまっています。それでも、城主で攻撃力17、射程8というのは非常に高い数値であり、即イェニチェリというのがやれなくもないです。ただ、単体で何でもやれるユニットでもないので、出来ればローコストで運用できるハサーを護衛につけるのが望ましいでしょう。
エリート化するとステータス以外に、発射初速がなくなるのでさらに使い勝手が良くなります。
ユニークテクノロジー
スィパーヒー
通常文明(フルスペック) |
HP | 80 |
攻撃力 | 11 |
物防/射防 | 5/6 |
射程 | 7 |
→
トルコ |
HP | 100 |
攻撃力 | 11 |
物防/射防 | 5/6 |
射程 | 7 |
重弓騎兵のHPがなんと100になります。トルコの弓騎兵はその他のテクノロジーもフルアップできる為、単体のスペックは相当強くなります。トルコの王道編成である火薬部隊は足が遅いのが難点なので、選択肢の1つとして弓騎兵の運用を考えても良いかもしれません。鉄砲と違い、交易路に素早く進入して荒らす事が出来るので、トルコにとってやれることが増えたという事は好材料です。
なお、ベルベルが味方にいる時に出せるジェニトゥールにもこのテクノロジーが適用されます。
通常文明(フルスペック) |
HP |
75 |
攻撃力 |
8 |
物防/射防 |
3/8 |
射程 | 7 |
→
トルコ |
HP |
95 |
攻撃力 |
8 |
物防/射防 |
3/8 |
射程 | 7 |
砲術
- 研究時代
- 帝王の時代
- 研究効果
- 砲台、大砲、キャノンガリオン船の射程+2
変更後の(最大)射程はこんな感じです。
砲台は他文明の大砲が撃ち落とせるようになります。大砲がいなくとも、単純に1本の砲台が持つ制圧力が非常に高くなるので、トルコの帝王が強いといわれる所以の1つです。
大砲は他包囲兵器をより安全に壊す事ができるようになります。相手にとってやりにくいことこの上ないでしょう。
キャノンガリオン船はさりげなく全ユニット中最大射程を確保できるようになります。遠投投石器でさえ届かない位置から打ち抜く事が出来るのは爽快です。但し、最大射程から打とうとすると大体のユニットは避けられます。日本の遠投投石器なら、キャノンガリオン船の砲撃が届く前に梱包状態に戻して逃げる事が出来ちゃいます…。
前衛考察
弓
金の採掘速度が早いので、金掘りの人数を抑えて弓内政を築くことが可能です。金場の形によっては大人数で掘ろうとすると、簡単に詰まりが発生してしまうところですが、トルコは少人数でも十分な金量を確保できるので数値以上に効率が良くなります。槍、散兵ともにアップグレードがないので、何が何でも弓で基盤を作っておきたいです。
民兵
トルコの内政ボーナスと民兵はそこまで相性が良いわけではないです。それどころか、民兵を仕掛けて失敗した場合、後続で槍散兵を出さざるを得なくなってしまうという流れが厳しいです。後のことを考えればあまり民兵は仕掛けたくないです。
即イェニチェリ
聖職者を除けば城主最長の射程を持つイェニチェリなので、対城主兵の戦闘力は相当高いです。しかし、前衛でスピーディな展開が求められている昨今、前衛が即城主を仕掛けること自体がチームに対して不利を受けがちです。自身の防御力こそ高いですが、相手にプレッシャーを与えるほど強力な戦術とは言い切れないので、腕に自信のある人以外にはオススメしません。
後衛考察
即騎士
前衛の弓と同じ理由で、金掘人数が少なくても上手に金を採掘できるトルコは数値以上の内政力を発揮してくれます。トルコはらくだもあるので対応力も高いです。ただ、帝王以降は金ユニットを中心とした編成を強いられてしまうので、城主で騎士を使いすぎると後半の失速がひどくなります。交易をする予算もしっかり考えて騎士量を調整していきたいです。
斥候
トルコの斥候の見せ場は城主進化してからが本番かもしれません。戦術として前衛が欲しているならとりあえずの運用といったところですが、斥候が自動で騎兵にアップグレードすること、らくだが扱えることが思ったよりもプレッシャーになります。中心矢で死なないようにするなど丁寧な扱いが求められるでしょう。
帝王考察
優勢
イェニチェリと砲台と大砲の火薬セットは、ほぼ全ての文明を牽制できる最強布陣の1つです。保険で重らくだも添えておけば強襲で止まることはほぼないでしょう。
味方を広範囲でカバーしたい時や、交易路までの到達が遠そうな場合は弓騎兵の選択もアリです。トルコ=火薬という固定観念にとらわれなければ、意外な戦果をとれるかもしれません。
劣勢
まずはハサーからいきましょう。石に余裕があるなら砲台やイェニチェリの準備を進めたいですが、敵の近衛騎士が猛威を振るっているなら重らくだの方が安定するかもしれません。
総括
前衛でも後衛でもとにかくハサーは出しましょう。どんなに資源が厳しくても帝王で馬小屋さえあればハサーの準備ができていることはとても大きいです。というよりも、槍散兵が使えないので意地でもハサーを肉壁にするしかないとも言えますが…。金量ばかりに目がいくトルコですが、トルコは食料を中心とした編成、アップグレードが多いので、畑を多く張ることも忘れてはいけません。
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