ブリトン
イングランド軍の長弓にかなうと思うか。距離を詰められたらヤバイですが。
内政(前半) | A | |
---|---|---|
内政(後半) | B | |
陸軍力 | C | |
海軍力 | C | |
初心者向け | A |
研究可能テクノロジー一覧(クリックで展開)
暗黒 | 領主 | 城主 | 帝王 | 領主 | 城主 | 帝王 | ||||
チームボーナス
射手育成所の作業速度+20%
前衛時の射手合戦で大いに活躍してくれるボーナスです。領主弓の生産時間は35秒とかなり長いですが、これが約30秒まで短縮されるのは大きいです。散兵も22秒→18秒となるので、劣勢での応戦はしやすくなると言えます。チームボーナスの順位付けをするならば、結構上位の内容だと思います。
ユニークボーナス
町の中心の木のコスト-50%(城主の時代以降)
通常文明 | |
275 | 100 |
ブリトン | |
138 | 100 |
ブリトンの内政力を支えるボーナスその1。
前衛時は城主序盤で何かと木が必要な時にもすぐに中心を増設出来、乱立さえも可能にしてくれます。畑を合わせて適切に張れている事が前提条件ですが、全文明でも随一の前衛内政力を見せつける事が出来ます。
後衛の即騎士でも、一番バランスの難しい木の調整に悩まされる事が少なくなります。少ない資源で済むというだけで、場渡り的な内政展開をしてもなんとかなるというのが強みだと思います。
どちらにおいても、他文明よりも増設を始める時間、個数を意識して内政展開を進めていきたいところです。
歩兵射手の射程が増加(城主の時代に+1、帝王の時代にさらに+1)
通常文明(フルスペック) | |
HP | 40 |
---|---|
攻撃力 | 10 |
物防/射防 | 3/4 |
射程 | 8 |
ブリトン(ユニテク有) | |
HP | 40 |
---|---|
攻撃力 | 10 |
物防/射防 | 3/4 |
射程 | 11 |
ブリトンをブリトンたらしめるボーナスです。
後述するユニテクを合わせれば、他文明より射程が3も長くなるということになります。相手にとってみれば、近づくのも億劫なレベルになります。弓の弱点の1つである投石器は相手の射程外から射抜くことが出来るなど、普通の弓ではありえない挙動をする事が可能となります。
ただ、射程を活かす為にもなるべく距離を詰められないようにしなければなりませんし、その為には通常よりも注意深く現場を見続ける必要がありそうです。弓懸がない都合、瞬発的な殺傷能力が高いわけではないので注意しましょう。
羊を狩る人の作業速度+25%
ブリトンの内政力を支えるボーナスその2。
ブリトンの羊肉回収効率は、他文明のイノ肉回収効率とほぼ同等になります。通常なら序盤で羊を6人で食べ続けなければ農民生産をキープ出来ない所を、ブリトンなら羊5人で食べ続けてもどんどん貯金が増える勢いです。このボーナスを最大限活かす為にも、まずは自陣周りの羊は確実に8匹確保したいですし、隙あらば相手の羊も盗んでしまいたいです。
逆もまた然りです。ブリトンから羊を奪うだけで効果は相当大きいです。妨害できるものなら妨害してしまいたいです。
ユニークユニット
ロングボウ
生産コスト | |
35 | 40 |
HP | 35 |
---|---|
攻撃力 | 6 |
物防/射防 | 0/0 |
射程 | 5 |
アップグレードコスト | |
850 | 850 |
HP | 40 |
---|---|
攻撃力 | 7 |
物防/射防 | 0/1 |
射程 | 6 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 40 |
---|---|
攻撃力 | 11 |
物防/射防 | 3/5 |
射程 | 12 |
防御属性
- 弓兵
- +0(+0)
- ユニークユニット
- +0(+0)
攻撃属性
- 槍兵
- +2(+2)
※括弧内はエリート時の数値
包囲兵器以外で最長射程を持つ射手ユニット
最大射程は12まで伸び、大砲さえもその存在を気にしなければならない存在です。ブリトンに弓懸がないことから殺傷能力が高いわけではないので、相手にする時は散兵を絶やさなければ意外と勝てたりします。ブリトン側にしてみれば、そういう負け方だけは避けなければならないので、たとえ射程勝ちしていたとしても、合わせて矛や騎兵を準備すべきでしょう。黒子的存在として振る舞って初めて味が出るユニットだと思います。
ユニークテクノロジー
ヨーマン
研究コスト | |
750 | 450 |
- 研究時代
- 城主の時代
- 研究効果
- 歩兵射手の射程+1、塔の攻撃力+2
ブリトン射程底上げテクノロジー。コストは割高ですが、帝王戦に入るまでにはなんとしても入れておきたいです。
他にも塔の攻撃力増加なるものがあり、最終的にこんな感じになります。
通常文明(フルスペック) | |
HP | 2723 |
---|---|
攻撃力 | 15 |
射程 | 11 |
ブリトン | |
HP | 2723 |
---|---|
攻撃力 | 17 |
射程 | 11 |
砲台を持たない文明で塔がフルスペックで上昇するのは日本とブリトンだけです。ブリトンは単体のユニット性能が心もとないところがあるので、余裕があれば前線の維持力強化で構えておくと、思わぬ効果を発揮するかもしれません。
人狼
研究コスト | |
500 | 250 |
- 研究時代
- 帝王の時代
- 研究効果
- 遠投投石器が範囲攻撃を持つようになる
- 遠投投石器の対ユニットへの命中率100%
たいした範囲ではないですが、遠投投石器が敵の歩兵集団を狙う時なんかには何体かまとめて倒す事ができそうです。マングダイやマムルークなど、射程をあけて待機しててうざそうな所を遠投投石器で狙い撃ちすればそこそこ効果が出るのではないでしょうか。味方も巻き添えにするので、近接ユニットと合わせて運用するときは注意しましょう。
追加のアップデートで対ユニットへの命中率が100%になりました。他文明だとほぼ期待できない遠投メテオがブリトンに限り実用的なレベルです。ブリトンと遠投の打ち合いをするのは無謀なレベルで強いです。
前衛考察
オススメ度 | |
弓 | 5 |
---|---|
民兵 | 4 |
槍散兵 | 4 |
弓
ブリトンの弓は全文明トップといってもいいくらいです。羊ボーナスを上手く使えば21人領主進化で弓をこなすことも可能です。生産速度も早いので、様々な面でブリトンが他文明に勝る内容を持っています。数を保ったまま城主に上がれば射程の優位性も発生するので、手のつけようがなくなる勢いです。正攻法でゴリ押しも狙えてしまうあたり、大変頼もしい戦術と言えるでしょう。
民兵
序盤の内政ボーナスを弓の代わりに民兵に転換するといったイメージです。民兵後は領主戦をしてもいいですが、城主の弓射程ボーナスをやはり活かしたいので即城主が好ましいのです。民兵で相手に細かい柵でガードされたとしても後続に射程8の石弓が控えてると思えば、さほど困るものでもないでしょう。
槍散兵
弓が強すぎるので槍散兵をする必要もないかと思いますが、さすがに弓vs槍散兵となったときにはやや相性は悪いです。散兵にも生産速度ボーナスは入るので、ブリトンは槍散兵においても優位に立つのが容易です。ブリトン=弓と決めてかかると痛い目を見るかもしれません。
後衛考察
オススメ度 | |
即騎士 | 4 |
---|---|
弓直 | 4 |
石弓直 | 3 |
斥候 | 3 |
即騎士
ブリトンは血統こそないものの、中心コスト削減ボーナスを利用した素早い内政展開があるので即騎士に非常に向いている文明と言えます。30分経過時の人口総数は全文明でもトップクラスになるので、血統のない騎士でも十分破壊力があります。帝王も鎧3付きの重騎士があるので、いきなり弓にシフトせずに騎士で制圧を図ってもいいでしょう。
弓直
前衛で超強力の弓は後衛で直してもその強さはいかんなく発揮されます。防衛面でのリスクは全文明共通ですので星1つ落としますが、自陣内政に流れてさえこなければ星5つ級の評価です。上手くいけば帝王まで弓直は止まらず、敵各国は重石弓によってまともな内政をさせてもらえなくなるでしょう。
石弓直
即騎士の騙し戦術として採用すれば、着弾が遅い石弓でも十分戦術として成立します。初弾から矢じりを入れる為に30人領主インでもいいですし、着弾時間を優先して28人領主インでもいいでしょう。どちらにしても、即騎士の内政とほぼ変わりない配分になるので、敵は内政だけで即騎士か石弓直かを判断するのは不可能です。城主インする前に馬小屋が自陣にないことを確認すれば見破れますが、それが分かったところで石弓の初弾を止めるのは難しいでしょう。軍隊優先の内政になりがちかと思いきや、中心コスト削減ボーナスで始めから中心建造もできてしまうので、他国に内政で遅れることもないです。
斥候
暗黒内政が強いので斥候をすること自体はメリットがありますが、城主進化が遅れれば遅れるほどブリトンとしてのメリットが損なわれますし、騎士も帝王で頭打ちになってしまうので、全体の展開には常に気を配る必要があるでしょう。
帝王考察
優勢
矛+ロングボウ+遠投が基本です。血統がないくらいで重騎士の耐久力は悪くないので、味方の馬が厳しいなら検討しておきましょう。射程同士の打ち合いで厳しい時は改良投石機が強いです。
劣勢
矛散兵はフルアップします。ロングボウは数がたまらないと弱いですし、後出しはそこまで威力を発揮しないので、相手の動向を見ながら味方の補助で遠投や改良投石機の方が強いでしょう。騎兵が絶対ダメというわけでもないので、例えば相手の包囲兵器破壊が困難な時は採用してみましょう。
総括
基本的には帝王序盤までの文明なのがブリトンです。後半は完全に決定打不足で失速します。最後まで射程の優位性を保てれば良いですが、例えば改良投石器の消耗戦などを仕掛けれらてしまうとそれだけで止まってしまいかねないです。1体あたりの質は高くないので軍量を出さずにはいられないのもまた、帝王での人口バランスを難しくさせます。射程ユニットの生存率を極限まで高めた上での内政、軍隊のバランスを整えることができれば、帝王後半も戦えるかと思います。