ケルト
オニのような包囲兵器の前に、対抗する術はあるのか。
内政(前半) | A | |
---|---|---|
内政(後半) | B | |
陸軍力 | C | |
海軍力 | D | |
初心者向け | B |
研究可能テクノロジー一覧(クリックで展開)
暗黒 | 領主 | 城主 | 帝王 | 領主 | 城主 | 帝王 | ||||
チームボーナス
包囲攻撃訓練所の作業速度+20%
包囲小屋の生産時間、テクノロジー時間は総じて長いものばかりなので、かなり重宝するかと思います。破城投石器は研究時間が150秒もあるのが125秒まで短縮されるので、味方にケルトがいるメリットは相当大きいでしょう。
ユニークボーナス
歩兵の移動速度+15%
通常テクノロジーの武者修行が+10%の効果なので、単純にどの文明よりも剣士、槍の足が速くなります。特に民兵、軍兵の運用で一番効果を実感できそうです。槍はハスカールやベルセルク並の速さになるので、結構頼もしいんじゃないでしょうか。
木を切る人の作業速度+15%
最初から両手斧が入っているのと同じレベルになります。以降、領主は城主ののこぎり並に、城主では帝王でのどの文明よりも早く木を回収することができるようになります。木は畑に繋げる為などの基本資源ですので、ケルトの内政力を大いに支えてくれます。但し、アラビアなど木が薄いマップでは木が早くなくなることを頭に入れながら行動しないといけなくなってしまいます。
砲撃兵器の発射速度+20%
包囲小屋のユニットはもちろん、遠投投石器も対象です。
遠投と破城槌においては重要な要素となるでしょう。もし改良強化破城槌1個で城を壊そうとしたとき、通常の文明なら123秒かかるところを、ケルトなら25秒短縮の98秒で壊します 。実際は3個以上のラムをぶつけると思うので、ケルトのラムの突破力がどれだけのものかというのは数値以上に体感できるかと思います。
投石機同士の打ち合いでもリロードが早くなるので、数を打ち合うほどにケルトの持ち味が発揮されるでしょう。
※正しくは「1回ごとの発射間隔が20%早くなる。発射間隔-20%。」です。ですので、発射速度は+25%となります。
ケルトのユニットの視界1以内にいる羊は転向されない
逆に言えば、敵が保持している羊は強引にパクることができるということです。敵中心下を動けば当然中心矢に襲われる危険性もありますが、羊をうまく誘導できれば、中心矢の誤射を誘って敵の羊を減らす事も可能です。どちらかと言えば、このボーナスは敵妨害の為に有効活用したいものです。
ユニークユニット
ウォードレイダー
生産コスト | |
65 | 25 |
HP | 65 |
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攻撃力 | 8 |
物防/射防 | 0/1 |
アップグレードコスト | |
1000 | 800 |
HP | 80 |
---|---|
攻撃力 | 13 |
物防/射防 | 0/1 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 80 |
---|---|
攻撃力 | 17 |
物防/射防 | 3/5 |
防御属性
- 歩兵
- +0(+0)
- ユニークユニット
- +0(+0)
攻撃属性
- イーグルウォリア
- +2(+3)
- 標準建物
- +2(+3)
※括弧内はエリート時の数値
足が速い歩兵ユニット。通称パンツ。
足が速いのもさることながら、多少なりとも耐久力が高いのも魅力的なユニットです。足の速さは繁殖なし騎士以上、エリートイーグル以下という速さです。馬ほどに駆け付ける力はないにしろ、歩兵ならではの仕事をすぐさま駆けつける力があるので、広い視野を持って戦えるプレイヤーにとってはこれ以上ない武器となってくれます。
ただ、ケルトはなぜか近衛騎士が出せる文明なので、本当に資源に余裕があるならウォードよりも近衛騎士を出した方が良いという話もあったりします…。
ユニークテクノロジー
牙城
研究コスト | |
250 | 200 |
- 研究時代
- 城主の時代
- 研究効果
- 城と塔の発射速度+20%
正直、ケルトとの相性は悪いかと…。ケルトには小手がないので、城や塔はそこまで強くないのが難点です。自陣や交易路などに城を乱立させれば多少防御力が上がると見ていいかもしれませんが、敵にしてみればしっかり対策をとって臨めばいいだけなので、有効活用するのは相当難しいです。
※砲撃兵器の発射速度+20%と同じく誤表記のように見えますが、この表記は合ってます。
ケルトの怒り
研究コスト | |
750 | 450 |
- 研究時代
- 帝王の時代
- 研究効果
- 包囲訓練所ユニットのHP+40%
ケルトの存在意義はここにあるというレベルのユニテクです。
代表的なものを挙げておきます。
通常文明 | |
HP | 270 |
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ケルト | |
HP | 378 |
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通常文明 | |
HP | 70 |
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ケルト | |
HP | 98 |
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通常文明 | |
HP | 50 |
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ケルト | |
HP | 70 |
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通常文明 | |
HP | 220 |
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ケルト | |
HP | 308 |
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何はなくとも破城槌のHP増強がとてつもなく大きいです。本当に破城槌が割れなくなるので、敵にとってはかなり厳しい展開になるでしょう。破城投石器も射手相手ならあまり割られる心配はなく、投石器の打ち合いでも1回なら耐えてしまうという恐ろしいスペックを持ち合わせる事になります。ケルトの勝利のカギはいかにこのテクノロジーを活用するかにかかってるといっても良いでしょう。
余談ですが、オリジナル版(AoC)では+50%の効果でした。弱体化しても未だその力は健在です。
前衛考察
オススメ度 | |
民兵 | 5 |
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軍兵 | 4 |
弓 | 4 |
民兵
ケルトの民兵は足が早いというだけで、全文明で一番強い民兵であると言えるでしょう。弱った町の人を追撃しやすくなるので、より確実に戦果を上げることができます。加えて、暗黒から強力な内政ボーナスを持っているので、序盤から安定した基盤を整えることができるでしょう。
軍兵
相手の出方次第ですが、軍兵も相当強いです。追撃力は民兵のそれよりさらに強力になり、塔を絡めることもできるようになるので、一気に進軍、制圧できるようになります。ただし、弓相手には極端に弱いので、なるべくなら初弾で金を制圧して弓の後続を断ち切りたいです。
弓
オーソドックスな戦術ですが、木を沢山回収できるケルトは弓を使っても通常文明よりも強いです。帝王まで継続できる戦術ではないので、早め早めに時代を進化していくことを意識していきましょう。
後衛考察
オススメ度 | |
即騎士 | 3 |
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民兵直 | 3 |
斥候 | 2 |
即騎士
伐採量アップのボーナスは、城主内政では中心建造で活きます。序盤から3つの中心で農民生産をすることも狙えます。が、溜まった木を畑にどんどん変換していかなければいけないという忙しさもあります。騎士の性能自体は微妙なので、帝王で何をするかをあらかじめ計画立てて動かなければいけません。
民兵直
自陣から民兵を流してもいいですし、弓直につなげる為に小屋を寄せても良いでしょう。着弾してしまえば、その強さは前衛時と同じく相手にとって嫌らしいものとなるので、序盤から優位性を見出したい時には狙う価値は大いにあります。
斥候
伐採ボーナスが斥候に強力に働くわけではないですが、城主進化するまでの過程や不測の対応はしやすい方です。あまり帝王進化で遅れたくない文明なので、戦果と内政のバランスはしっかり把握しておく必要があるでしょう。
帝王考察
優勢
破城投石機は1発の打ち合いに耐えれるとんでもないスペックなので必ず使いましょう。射程系に乏しいケルトですが、他の文明では使いづらいヘビースコーピオンが強烈な威力を発揮します。後は矛を添えておけば十分で、他箇所のフォローに行きたいなら小屋寄せかウォードレイダーを使いましょう。
劣勢
槍と改良強化破城槌で反撃をする準備は進めておきましょう。城を建ててユニテクを適用させるのを忘れずに。矛が空振るような戦場だと正直詰んでしまいます…。
総括
比較的内政は強い部類に入りますが、それを活かすも殺すもプレイヤー次第です。軍編成は王道の包囲兵器があるので、力押しでもなんとかなったりします。流れに乗り切れないと、矛を中心とした地味な展開になってしまうかもしれませんが、劣勢の状況からでも包囲兵器の運用でワンチャンスが狙える文明はそうそうありません。ケルトで逆転劇を演じることができるようになるとやみつきになる面白さがあります。
初心者が使うと、木が勝手に溜まっていって捌ききれなくなるかもしれないので、市場を積極的に運用してみるとちょうど良いバランスに仕上がります。