ベルベル
第3の馬文明。騎士は消耗品。
内政(前半) | D | |
---|---|---|
内政(後半) | D | |
陸軍力 | D | |
海軍力 | B | |
初心者向け | D |
研究可能テクノロジー一覧(クリックで展開)
暗黒 | 領主 | 城主 | 帝王 | 領主 | 城主 | 帝王 | ||||
チームボーナス
射手育成所でジェニトゥールを作成できるようになる
生産コスト | |
50 | 35 |
HP | 50 |
---|---|
攻撃力 | 3 |
物防/射防 | 0/3 |
射程 | 4 |
アップグレードコスト | |
500 | 450 |
HP | 55 |
---|---|
攻撃力 | 4 |
物防/射防 | 0/4 |
射程 | 4 |
最終ステータス | |
(通常文明フルアップ) | |
HP | 75 |
---|---|
攻撃力 | 8 |
物防/射防 | 3/8 |
射程 | 7 |
防御属性
- 弓兵
- +0(+0)
- 弓騎兵
- +1(+1)
- 騎兵
- +0(+0)
- ユニークユニット
- +0(+0)
攻撃属性
- 弓兵
- +4(+5)
- 弓騎兵
- +0(+2)
※括弧内はエリート時の数値
騎乗版散兵なユニット。
ベルベルが味方にいれば、城主の時代からアップグレードコストなしで生産できます。馬が使えない南米文明でも生産できます。一見便利そうなユニットに見えますが、城主の時代では精鋭散兵より射程防御が1低いので、石弓相手でもかなりダメージをもらってしまいます。射程も短いので、細かく操作してあげないと思いの外耐久力のなさを痛感します。どちらかと言えば、対弓騎兵要員として運用した方が活躍できるかと思います。足を使っての防衛を意識すると、相手にとってやりづらくさせることができるでしょう。
パルティアン戦術は適用されないですが、弓騎兵用の文明ボーナスはだいたい乗ります。
- ・トルコ → ユニテクでHP+20(最大95)
- ・フン → 生産コスト安
- ・フランク → HP+20%(血統なし:最大66)
- ・ベトナム → HP+20%(血統あり:最大89)
- ・モンゴル → 攻撃速度アップ
こんな具合です。トルコは対マングダイでぜひ使うべきでしょう。
また、一部の散兵用テクノロジーも研究されます。具体的には、
- ・アステカ → 投槍器の研究で射程+1, 攻撃力+1
- ・インカ → アンデススリングの研究で最小射程がなくなる
となります。ブリトンのヨーマンは歩兵射手専用なので残念ながら適用されません。
ユニークボーナス
町の人の移動速度+10%
純粋に移動速度が変わるだけなので、内政力に反映される要素はそこまでないです。畑の作業速度がかなり変わるのではと思いますが、アステカに比べたら変化がないといってもいいレベルです。伐採所を建て直していない木こり場農民の回収効率がホント微々たる量で良くなる程度です。町の人でイノシシを引く時に「あっ!」って気づく嬉しい要素はあります。
遊牧マップでは農民が早く集合できるようになるので、少し強いかなってところです。
騎兵育成所のユニットの作成コスト、城主の時代-15%、帝王の時代-20%
通常文明 | |
60 | 75 |
ベルベル(城主) | |
51 | 64 |
ベルベル(帝王) | |
48 | 60 |
通常文明 | |
55 | 60 |
ベルベル(城主) | |
47 | 51 |
ベルベル(帝王) | |
44 | 48 |
特に騎士の削減量には目を見張るものがあります。序盤から内政拡大よりも騎士を生産することを優先した戦術で威力を発揮します。これの対策をするならアンチユニットをしっかりぶつけなければ止めるのは難しいかもしれません。
あまり考えたくないですが、貢ぎ戦術でベルベルに肉金を貢ぐと…。
船の移動速度+10%
漁船、輸送船、軍船全てに適用されます。不利な状況で敵軍を振り切ることができるのはかなり便利です。漁船が火炎ガレー船に襲われるシチュエーションはよくありますが、漁船の方が早くなるので逃げ回ることができます。このボーナスを最大限活かすなら操作してナンボですが、海マップでは強者になれる可能性があります。
ユニークユニット
らくだ弓騎兵
生産コスト | |
50 | 60 |
HP | 55 |
---|---|
攻撃力 | 7 |
物防/射防 | 0/1 |
射程 | 4 |
アップグレードコスト | |
1000 | 500 |
HP | 60 |
---|---|
攻撃力 | 8 |
物防/射防 | 1/1 |
射程 | 4 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 80 |
---|---|
攻撃力 | 12 |
物防/射防 | 4/5 |
射程 | 7 |
防御属性
- 弓兵
- +0(+0)
- 弓騎兵
- +0(+0)
- らくだ
- +0(+0)
- ユニークユニット
- +0(+0)
攻撃属性
- 弓騎兵
- +4(+6)
※括弧内はエリート時の数値
対弓騎兵特化の弓騎兵。
「らくだ」という文言に騙されそうですが、騎士に対するボーナスはないです。弓騎兵だけです。ベルベルに限って言えば、ジェニトゥールも出せるのにさらに弓騎兵対策してどうするのという声もあがりそうですが…。
通常の弓騎兵と大きく異なる点は、始めから命中率と発射初速が射手並なので、少数での農民狩りはかなり性能が良いです。アップグレードも済ませれば最終的な攻撃力はマングダイと同等までなります。槍からもらうボーナスもらくだの防御力が反映されるので、地味ながら汎用性は高いです。城主の時代から運用しても使いやすいですが、生産時間が微妙に長いので注意が必要です。帝王の時代になると、ユニテクで生産時間が短縮されたり自動回復機能も備わるので、後半の射程ユニットの選択はこれでだいたい間違いないと思います。
注意点として、「対弓騎兵」のように見えてそう扱われないユニットにはボーナスダメージが働かないことです。具体的にはコンキスタドール、マムルークが挙げられます。
ユニークテクノロジー
カスパ
研究コスト | |
250 | 250 |
- 研究時代
- 城主の時代
- 研究効果
- 同盟の城の作業速度+25%
ユニークユニットがキーユニットな文明は結構多いので、チーム戦においては貢献度が高いです。徴用と合わせて遠投投石器の生産時間が50秒から30秒まで縮まります。せめぎ合いを制する決め手になり得るので忘れずに研究しておきましょう。
作業速度扱いなので、アップグレードやテクノロジーにも効果は及びます。また、非現実的ですが、味方にベルベルがいればいるほど、作業速度がさらに向上します。
マグレブらくだ
研究コスト | |
700 | 300 |
- 研究時代
- 帝王の時代
- 研究効果
- らくだ騎兵のHPが徐々に回復するようになる
ユニークユニットのらくだ弓騎兵も対象です。
4秒ごとにHP1回復するようになります。そのまま耐久力に転換されるなら有用なテクといえます。もっとも、そこまでコストが高いユニットというわけではないので、消耗させながら使うようになるとあまり意識しないかもしれません。とりあえずらくだ弓騎兵をメインで運用する際は忘れずに。
前衛考察
オススメ度 | |
弓 | 2 |
---|---|
民兵 | 2 |
TR | 2 |
弓
弓がやりやすい要素はほとんどないので、ベルベルの前衛は何やっても正直微妙です。劣勢時にジェニトゥールが使えるので、数をひたすらキープしたいときは検討しましょう。
民兵
民兵から城主騎士に繋げるパターンでベルベルの性能を活かせるので、囲えるマップなら検討の余地ありです。
TR
ホント地味ですが、農民の移動速度が速いことを活かすなら一応選択肢に入れられます。個人的には建築速度が速いほうが大事だと思うので、ムリして狙わなくてもいいとは思います。
後衛考察
オススメ度 | |
即騎士 | 5 |
---|---|
斥候 | 3 |
即騎士
騎士以外の選択はほぼないでしょう。全文明中トップクラスの生産力に加え、劣勢時のらくだまで備えているとなれば、少なくとも城主は最強の一角です。帝王のスペックも悪くないですが、城主で優位に立ったほうがやりやすいと思うので、他文明よりも騎士生産優先で立ち回ると上手くいくでしょう。
斥候
ベルベルの騎兵コスト削減ボーナスは領主では働かないので、斥候は並の戦術止まりです。相手に出遅れるような形で城主に入ってもらくだがあるので、後々のことを考えれば斥候でスタートするのも悪くないです。展開次第では城主即らくだ弓騎兵もアリでしょう。
帝王考察
優勢
まずはらくだ弓騎兵です。重騎士はコストが安いので消耗気味に壁役をさせても良いでしょう。近衛騎士が来たら矛が出せないので素直に重らくだの用意を。ハスカール相手も鉄砲の運用を。後半、各ユニットの殲滅力は思ったより上がらなくなるので、安いコストを活かすなどして軍量をしっかりキープしていきましょう。
劣勢
資源がもらえるなら散兵よりジェニトゥールで始めたほうがタイミング良く戦線に戻りやすいでしょう。矛が出せないので、耐えゲーをするより味方が押しているところにサポートに行くほうが立ち回れる気がします。格安ハサーで荒らしに回るのも悪くないです。
総括
城主騎士が好きな人はベルベルがとても楽しい文明と感じるかもしれません。後半は限られた兵種を組み合わせていかに戦局を切り抜けていくかが重要になるので、広い視野を持って立ち回るのが大事でしょう。ベルベルでどうも勝てないなと思ったときは、城主の立ち回りを見直してみると良いでしょう。ぬくるよりはひたすら攻め続けるスタイルがきっと合っていると思います。