マジャール
フン以上に馬にこだわる文明。馬こそ正義。
内政(前半) | E | |
---|---|---|
内政(後半) | E | |
陸軍力 | C | |
海軍力 | C | |
初心者向け | D |
研究可能テクノロジー一覧(クリックで展開)
暗黒 | 領主 | 城主 | 帝王 | 領主 | 城主 | 帝王 | ||||
チームボーナス
歩兵射手の視界+2
イメージはこんな感じです。
射手は射程が上がればそれだけ視界も広がるので、効果を実感できるのはせいぜい城主の時代まででしょう。何もないところをカンで探る時には多少頼りになるボーナスです。
ユニークボーナス
町の人が狼を一撃で殺せる
機織りさえしていれば、5匹くらいの狼でも町の人1人で対処できるようになります。後衛で直を仕掛ける際、通常なら最低でも2人町の人を派遣したい所を、1人でも堂々とマップを横断できてしまうのが最大の強みでしょう。その他、石壁を張る時などにも活躍してくれます。
鍛造、鋳造、高温溶鉱炉の研究が無料(鉄工所不要)
コスト削減量はこんな具合です。
通常文明 |
150 |
マジャール |
0 |
通常文明 | |
220 | 120 |
マジャール | |
0 | 0 |
通常文明 | |
275 | 225 |
マジャール | |
0 | 0 |
実際、削減量という観点よりも、時代毎にいきなり研究が終了するという点に着目した方が良いです。例えば、下記ステータスは城主に上がった直後の騎士のステータスです。
初期ステータス | |
HP | 100 |
---|---|
攻撃力 | 10 |
物防/射防 | 2/2 |
城主序盤(マジャール) | |
HP | 100 |
---|---|
攻撃力 | 12 |
物防/射防 | 2/2 |
鍛造、鋳造が即座に終了し、攻撃力+2されました。これなら通常の騎士なら町の人を5回殴らなければいけないところを、4回で済むようになります。石弓も4発が3発になるのでだいぶ狩り易くなります。
他にも、領主進化した斥候にいきなり攻撃力+1がついたりするなど、相手の一歩先を行く行動が可能になります。運用する際は、とにかく相手を出し抜く事を考えたいものです。
斥候、騎兵、ハサーのコスト-15%
通常文明 |
80 |
マジャール |
68 |
斥候系統だけとはいえ、ベルベルと違って領主から安くなります。削減コストもわりといい感じなので、早めの進化から攻撃力の高い領主斥候を戦術として採用できます。
ユニークユニット
マジャールハサー
生産コスト | |
80 | 10 |
HP | 70 |
---|---|
攻撃力 | 9 |
物防/射防 | 0/2 |
アップグレードコスト | |
800 | 600 |
HP | 85 |
---|---|
攻撃力 | 10 |
物防/射防 | 0/2 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 105 |
---|---|
攻撃力 | 14 |
物防/射防 | 3/6 |
防御属性
- 騎兵
- +0(+0)
- ユニークユニット
- +0(+0)
攻撃属性
- 包囲兵器
- +5(+8)
- 破城槌
- +1(+2)
※括弧内はエリート時の数値
攻城兵器に強い騎兵ユニット
ローコストで殺傷能力の高いユニットなので、射手系や町の人は襲われたらたまったものではないです。通常のハサーよりも攻撃力が3高いというだけで、苦手な槍系への攻撃回数を減らせたりするので、かなりの強さを発揮してくれます。
攻城兵器へのボーナスは相当大きいです。遠くから駆け付けて相手の進軍を一時的に止める事が出来るというだけで、相手にとってみればとても嫌らしい存在になれるでしょう。
ユニークテクノロジー
傭兵
研究コスト | |
200 | 300 |
- 研究時代
- 城主の時代
- 研究効果
- マジャールハサーの金コストが不要になる
城主の時代で研究するとしたら、城主でマジャールハサーを30体出さないと元が取れないということになります。それはさすがに厳しいと思います…。帝王になれば研究する価値は大いにあります。しっかり畑を張った上でマジャールハサーをがつがつ回しましょう。
リカーブボウ
研究コスト | |
600 | 400 |
- 研究時代
- 帝王の時代
- 研究効果
- 弓騎兵の攻撃力、射程+1
通常文明(フルスペック) | |
HP | 80 |
---|---|
攻撃力 | 11 |
物防/射防 | 5/6 |
射程 | 7 |
マジャール | |
HP | 80 |
---|---|
攻撃力 | 12 |
物防/射防 | 5/6 |
射程 | 8 |
このテクノロジーのおかげで、マジャールのキーユニットとして弓騎兵が挙げられるようになります。ユニットサイズの大きい弓騎兵にとって射程が長くなるという事は、ある密集地帯においてより多くの弓騎兵が攻撃に参加できるということに繋がります。単純に局地的な殺傷能力が向上し、使い勝手が相当良くなります。投石器を弓騎兵で壊そうとした時にかなりの恩恵を感じられるでしょう。
前衛考察
オススメ度 | |
斥候 | 4 |
---|---|
軍兵 | 3 |
弓 | 2 |
民兵 | 2 |
斥候
斥候が安いなら使うべきでしょう。領主に上がった時点で自動的に攻撃力があがるので、通常10回殴らないと倒せない町の人が8回で倒せるようになり、これは相当大きいです。斥候に万能さはあまりないので、斥候生産で浮いた肉は早めに手押し車をして城主につなげていくのがいいでしょう。
軍兵
暗黒内政ボーナスもなしに軍兵をするのは結構つらいですが、鉄工所を建てて鎧もすぐに入れることができれば、敵農民は少なくとも軍兵と殴り合うことはできなくなります。そうはいっても、射手との相性が悪いことには変わりないので、塔を混ぜることも必要となってきてだいぶ慌ただしい展開となるでしょう。
弓
視界ボーナス以外は弓に働くメリットは何もないので相当厳しいです。やるだけムダとは言いませんが、相当厳しい展開が待ち受けてることは覚悟しなければいけません。
民兵
弓に同じです。斥候の方がまだ頼もしい戦術と思えるくらい、民兵を決めるのは難しいでしょう。民兵からの早め城主をするくらいなら、斥候で基盤を整えた方がまだやり易いかと思います。
後衛考察
オススメ度 | |
斥候 | 4 |
---|---|
即騎士 | 4 |
即騎兵 | 3 |
斥候
前衛の斥候にほぼ同じです。ただ、前衛と違って斥候をたくさん回してもいいので、斥候に広範囲に仕事をさせたい場合には非常に操作が面白くなります。多少領主が長引くくらいにやっても、生産コスト削減ボーナスが効いて城主インもそんなに遅くはならないので、機会があれば狙ってみましょう。
即騎士
内政ボーナスがないのでやや厳しいですが、ユニークボーナスでの説明通り、騎士のスペックが最初から高いというだけで荒らしが相当強いです。内政ボーナスがない分は荒らしで取り返していきましょう。最初から騎士の仕事がどんどん出てくるので、内政重視にするよりはやや軍隊寄りに動くと上手くいくかもしれません。
即騎兵
実はかなり強いです。鋳造付きの騎兵は通常文明の素騎士と攻撃力が1しか変わらないので、農民狩りにはもってこいの戦術です。序盤からかなりの数が出せるので、槍がいないうちにサクサク荒らしまわりましょう。
帝王考察
優勢
近衛騎士一辺倒でいきましょう。マジャールのボーナスはどちらかと言えば先行型なので、近衛騎士に頼らなければ後半失速します。矛やらくだで封鎖されない限りは近衛騎士でいいですが、資源に余裕のある内に重弓騎兵のアップグレードは済ませておいたほうがいいです。
劣勢
槍散兵ハサーはほぼフルアップします。できれば近衛騎士になるまで復旧したいですが、安価に戻すなら重弓騎兵と格安ハサーである程度早めに戦線に復帰できます。
総括
馬に魅力がある新文明なので誰もが一度は興味が湧きますが、いざ使ってみると内政ボーナスがないせいで意外と使いづらいです。帝王に入っても馬の道が閉ざされてしまうと包囲兵器が貧弱なので初心者向けとはとても言えない文明です。内政で先手を取れないのに、斥候などで先手を取らなければ勝つことが難しい文明というのは非常に厳しいです。槍に刺されないよう上手く立ち回っていきましょう。