AoE2とは

1999年9月30日に発売されたAge of Empires IIの略です。いわゆる初代AoE2(Age of Kings)から始まり、最もメジャーな時代を過ごしたといえるAoC(The Conquerors:2000年8月24日発売)を経て、Steamにて新たにAge of Empires II:HD Edition(2013年4月10日)として生まれ変わりました。

各所で様々な略称が用いられていますが、当サイトではこのゲームのことを「AoE2」という呼称で統一し、「AoC」の呼称はSteam版が発売される以前のいわゆるパッケージ版を指すことにします。

そもそもどんなゲームか

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リアルタイムストラテジー(RTS)という分野に属するゲームです。ゲームの進行中は常に時間が流れ、限られた時間の中でいかに様々な操作を行い、相手より強固な軍を早く整えて侵略をするというのがAoE2の主な勝利目的です。

右側の画像は一般的なゲームスタイルの最序盤の画面です。

というようにゲームは流れ、相手国を征服した方がゲームの勝者となります。1ゲームごとの平均的なプレイ時間は20分~40分程ですが、お互い一歩も譲らないような展開になると1時間、2時間と長時間に渡る場合もあります。

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時間が経過していくと様々な軍隊が入り乱れ、派手な攻防ながらもそこには緻密な戦略が存在し、瞬間的な判断がモノをいうゲームへと変貌していきます。

瞬間的とは言いましたが、知識量と慣れが反射神経の遅れをある程度カバーしていくようになるので、初心者から上級者までこだわりを追求する形でプレイする事が出来ます。やりこめばやりこむほどにその奥深さを知る事が出来、気が付けば至極のゲームバランスに惹かれる事になるでしょう。

一人で遊ぶ

遊び方は大きく3つに分かれます。

こんな感じになるかと思います。

コンピュータとの対戦を行う事により、基本的な操作の反復練習を行う事が出来ます。初心者の方は5つある難易度の4番目「難しい」を倒す事が出来るようになれば初心者脱出でしょう。中級者や上級者でも、日々の鍛錬の一環として空き時間を利用して取り組んでいる事が多いようです。

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キャンペーンはあらかじめ用意された舞台で決められた勝利条件を満たすように操作をするモードです。中には、本当に初心者の方の為に、非常に分かり易いチュートリアルが用意されています。世界観を知る上で良く出来ているので、すぐにこのゲームの世界に入り込めることでしょう。

キャンペーンは全てが史実に基づいた内容となっています。オススメかつ有名なシナリオに「ジャンヌダルク」があります。中世ヨーロッパで起きた百年戦争において、フランス軍の救世主として降り立ったジャンヌダルク軍をプレイヤーが操作し、フランスを勝利に導く流れは非常によく出来ています。世界史関連に興味のある方ならとても楽しめると思います。

キャンペーン以外のゲームにおいて、操作したゲームを後で見返す事が出来るリプレイモードがあります。自分の操作を振りかえって反省するのも良し、一緒にプレイした上級者の操作内容を見て勉強するのも良し、上達する上で非常にタメになるシステムです。ネット上の対戦において、さながら他人の操作を側で見る事が出来る感覚は、互いを高め合う為にも絶対に必要であり、リプレイはそれを助けてくれる最高のツールです。

対人で遊ぶ

ネットワーク機能を利用した対人戦を行わずしてAoE2は語れません。現在、対人戦を楽しむ方法としては、

以上、3つの方法があります。

①ゲーム内のロビーブラウザでは、初期レート1600をもって世界中のプレイヤーと対戦ができます。誰かがゲームルームを1つ作り、そこに参加者が集まり次第、ルーム設立者がルールを決めて対戦を始めるオーソドックスな流れです。しかし、海外のプレイヤーとは物理的な距離の隔たりの都合でラグが発生しやすく、レートも不透明な部分が大きいので、海外のプレイヤーとコミュニケーションが図れないとやりづらい部分が多いでしょう。

※IRC…Internet Relay Chatの事。特定のソフトでサーバーに接続する事で、多人数でリアルタイムにチャットをする事が出来ます。代表的なソフトに「limechat」があります。

#AOCHDはそんな問題をボランティアで運営されている国内専用のコミュニティです。レートは入会時に簡単な面接の後に設定され、国内のメンバー同士でラグの少ない快適なプレイを楽しむことができます。ゲームが終わった後はチャットを通じてプレイを振り返るなどの感想戦も活発なので、有意義な時間を過ごすことができるでしょう。初心者で上達したい人はまずは#AOCHDをオススメします。

Vooblyは海外運営の各種対戦ゲームのポータルサイトです。専用のクライアントから対戦相手とマッチングを行ってゲームをする流れは、①と同じような流れです。基本的に英語圏の舞台になるので、挨拶程度の英会話力は求められますが、力試しなどにはもってこいの場所です。有志主催の国際大会では賞金総額1千万円以上のものもあったりするので、本当に最終的に上り詰めたいならVooblyでの対戦を視野に入れるとやりがいがあります。

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