インカ
出会ったら最後、巻き込まれるは泥沼ゲー
内政(前半) | C | |
---|---|---|
内政(後半) | C | |
陸軍力 | D | |
海軍力 | D | |
初心者向け | E |
研究可能テクノロジー一覧(クリックで展開)
暗黒 | 領主 | 城主 | 帝王 | 領主 | 城主 | 帝王 | ||||
チームボーナス
畑の建造速度+50%
※通常15秒で建造する畑を7.5秒で建造できるようになります。したがって、正しい表記は「畑の建造速度+100%」となります。
このボーナスの影響は主に2つ。
1つは、単純に町の人の作業時間が短縮される分で資源が浮くという事。帝王まで60~70枚の畑を張ったとすると、およそ450秒、資源量にして約200お得という事になります。
もう1つは、引き具テクを押してから畑を張る行為をしている人に対して。引き具の研究時間は20秒なので、引き具を押してからだいぶタメを作ってから畑を張り始めないと、その畑は引き具の恩恵を受けられないということになります。慣れないと難しい話ですが、序盤は結構な差なのでなんとか頑張って意識したいところです。
ユニークボーナス
始めからラマが1匹もらえる
羊と同じ肉量のラマが町の中心の真下に1匹います。
最序盤の家を建て終わるまでに必ず中心下に肉資源がいるという感覚になるので、暗黒内政が失敗する確率は全文明で一番低いのではないでしょうか。
2018/09/07 Ver5.8アップデートにより、ラマが遊牧系マップの最初に建てた町の中心にも付与されるようになりました。
町の人が歩兵用鉄工所テクノロジーの影響を受ける
百聞は一見に如かず。以下ステータス表を参考に解説します。
なお、ここでは時代毎の研究は終了済みとします。
領主の時代。
通常文明 | |
HP | 40 |
---|---|
攻撃力 | 3 |
物防/射防 | 1/2 |
インカ(領主) | |
HP | 40 |
---|---|
攻撃力 | 4 |
物防/射防 | 2/3 |
民兵より強くなります。対通常農民からの被ダメがなんと1になります。弓が流れてきてもなかなか死なないです。斥候が流れてきても殴り返せる強さです。後述するTRの為のボーナスといっても過言ではないです。
城主の時代。
通常文明 | |
HP | 40 |
---|---|
攻撃力 | 3 |
物防/射防 | 1/2 |
インカ(城主) | |
HP | 40 |
---|---|
攻撃力 | 5 |
物防/射防 | 3/4 |
あまり町の人が敵を殴るというシチュエーションはないかと思います。防御力だけを見ると、憎き石弓からの被弾なら、通常石弓8体で一撃の所を12体で一撃という所まで抑えられます。騎士相手に脆いのはあまり変わらないっぽいです。領主の時代よりは相対的な強さというのはあまり感じられないでしょう。
帝王の時代。
通常文明 | |
HP | 40 |
---|---|
攻撃力 | 3 |
物防/射防 | 1/2 |
インカ(帝王) | |
HP | 40 |
---|---|
攻撃力 | 6 |
物防/射防 | 4/6 |
土木技術のテクノロジーも相まって、建物破壊ならスペインの覇権農民並に活躍してくれます。ただ、貴重な人口を町の人に割くほどでもないのもまた事実。前線で町の人を多数派遣した場合に、多少の応用が利くという程度に留めた方が良いでしょう。帝王まで来てしまうと、町の人のやられやすさは他文明とそんなに変わりないです。アステカ以外の精鋭散兵からの被ダメが1になるので、精鋭散兵がいたら喜んで突っ込むくらいです。
家の人口サポートが10人になる
暗黒の時代で通常4個建てる所が2個で済むので、木が50浮きます。帝王まで行くと約20個の家を削減できるので、木が約500浮く計算になります。一応嬉しいボーナスと受け取ってもいいですが、家壁を頻繁にやっている人は建て過ぎるとせっかくのボーナスがあまり意味のないものになってしまいます。柵で囲う意識をしましょう。
建物の石コスト-15%
対象の建物は以下の通り。
通常文明 | |
275 | 100 |
インカ | |
275 | 85 |
通常文明 | |
50 | 125 |
インカ | |
50 | 106 |
通常文明 |
30 |
インカ |
26 |
マヤ付 |
13 |
通常文明 |
5 |
インカ |
4 |
マヤ付 |
2 |
通常文明 | |
25 | 5 |
インカ | |
25 | 4 |
通常文明 |
650 |
インカ |
553 |
通常文明 | ||
1000 | 1000 | 1000 |
インカ | ||
1000 | 850 | 1000 |
注目すべき点は、初期石だけを使って領主で塔を建てる+城主で町の中心を建てることができるということです。領主で塔を絡めた戦術を使った際にも、城主の内政拡大初速が他文明に比べてあまり落ちないでしょう。
また、石コストが安くなる事で使える石の量も増えるので、例えば領主で塔を建て過ぎたとしても後半に城を建てる分の城も余裕が出てきます。塔を建てまくる→城を建てまくる→カマヤックを出しまくるという流れが王道でしょう。
さりげなく、民族の象徴まで安くなります。通常のゲームでは使用しないだけに気付きませんでした…。
ユニークユニット
カマヤック
生産コスト | |
60 | 30 |
HP | 60 |
---|---|
攻撃力 | 7 |
物防/射防 | 0/0 |
射程 | 1 |
アップグレードコスト | |
900 | 500 |
HP | 80 |
---|---|
攻撃力 | 8 |
物防/射防 | 1/0 |
射程 | 1 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 80 |
---|---|
攻撃力 | 12 |
物防/射防 | 5/6 |
射程 | 1 |
防御属性
- 歩兵
- +0(+0)
- ユニークユニット
- +0(+0)
攻撃属性
- 騎兵
- +8(+12)
- らくだ
- +6(+10)
- エレファント
- +20(+20)
※括弧内はエリート時の数値
馬に強く、射程を持つ歩兵ユニット
能力だけを見ると、あまりコストに見合ってない能力なので地味と思われがちですが、耐久力だけなら悪くなく、なにより地味な射程1を持つおかげで乱戦時も各カマヤックは攻撃対応が出来るなど、能力以上の働きを見せてくれます。気を付けるべき相手は火薬系とカタフラクトくらいです。量産体制が整えば前線の維持力は相当なものになるでしょう。
余談ですが、歩兵なのに射程があるということで、壁で隔たれている相手を狙う事なんて出来ちゃったりします。あまり活用する機会はないかもしれませんが、知っておいて損はないでしょう。
建物の隙間に入り込んだ際に、普通の歩兵なら建物に隣接しなければ殴る事は出来ませんが、カマヤックなら射程1の範囲内にいれば殴る事が出来ます。この考え方は操作次第では帝王戦でも現実的に運用可能なので、覚えておきましょう。
スリンガー
生産コスト | |
30 | 40 |
HP | 40 |
---|---|
攻撃力 | 5 |
物防/射防 | 0/0 |
射程 | 5 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 40 |
---|---|
攻撃力 | 9 |
物防/射防 | 4/6 |
射程 | 8 |
防御属性
- 弓兵
- +0(+0)
- ユニークユニット
- +0(+0)
攻撃属性
- 歩兵
- +10
- 槍兵
- +1
- コンドッティエーレ
- +10
- 破城槌
- +3
歩兵に強い射程ユニット。城主の時代から射手育成所で生産可能です。(城がなくても生産できるようになりました。)
アステカとマヤに比べて歩兵対策に乏しいインカなので、スリンガーはインカに不可欠な存在でしょう。発射速度は弓と全く一緒ですが、散兵と同じような最小射程制限が設けられています。とはいえ、馬相手以外はほぼ重石弓射手の上位互換(城主の時代に限って言えばほぼ石弓射手の上位互換)と言っても良いでしょう。作成時間は25秒とそんなに早い方ではないので、小屋の乱立がスリンガーを活かすカギとなるでしょう。スリンガーのお供は当然カマヤックという形になりそうです。カタフラが来ない限りは非常に崩しにくい布陣を築くことが出来るでしょう。
地味に破城槌にボーナスダメージがあるのは見過ごせません。城主の防衛時にはぜひ運用しましょう。
ユニークテクノロジー
アンデススリング
研究コスト | |
200 | 300 |
- 研究時代
- 城主の時代
- 研究効果
- 散兵とスリンガーの最小射程制限がなくなる
スリンガーを運用するなら間違いなく必須のテクノロジーです。予算次第では城主の時代から研究しても良いでしょう。散兵にも影響があるのは…正直おまけ程度です。槍駆除に一役買うかもしれませんが、これを研究する余裕があるということはスリンガーが出せるということなので、ちゃんとスリンガーを回しましょう。
急使
研究コスト | |
600 | 600 |
- 研究時代
- 帝王の時代
- 研究効果
- カマヤック、スリンガー、イーグルウォリアの防御力+1/+2
カマヤック、スリンガーは前述済みなので、イーグルウォリアのステータスを追加で載せます。
帝王フルアップ | |
HP | 60 |
---|---|
攻撃力 | 13 |
物防/射防 | 3/8 |
ユニテク適用済 | |
HP | 60 |
---|---|
攻撃力 | 13 |
物防/射防 | 4/10 |
研究コストのわりに、カマヤックとイーグルの耐久力が相当高くなります。マヤのイーグルと比較すると、インカのイーグルは対射手に特化した壁役として活躍してくれます。攻撃力の高い近接ユニット相手は苦しいものがあるので、カマヤックやスリンガーを織り交ぜて物量で対抗したいです。
2018/09/07 Ver5.8アップデートで研究コストが増加しました。
前衛考察
オススメ度 | |
TR | 5 |
---|---|
槍散兵 | 3 |
弓 | 2 |
TR
全文明屈指の威力を誇るTRを披露することができます。塔のコストが安いので乱立できるだけなく、(領主)町の人が全文明で1番強くなるので、ちょっとやそっとの領主兵では進軍を止められません。民兵よりも強い軍が領主に上がった直後に10人来ると思うと、その恐ろしさが伺えます。序盤で勝負を決めてしまい、内政をきっちり仕上げて後衛対策を取るのが安定でしょうか。
槍散兵
普通の文明ならTRよりも安定感があると言える槍散兵ですが、インカに限っては町の人の方が強いので槍散兵を混ぜる必要性はあまりないのかなと思ったりします。一応、他文明より塔のコスト的な点で強いので選択肢に入れてみますかというところです。
弓
インカにとって塔も町の人も絡めない戦術は並の文明以下の性能です。内政ボーナスが最序盤の七面鳥しかないので、普通に弓で渡り歩いてしまうと基本的に劣勢になってしまうことのほうが多いでしょう。自陣を塔で守り易いというくらいでしょうか。
後衛考察
オススメ度 | |
TR直 | 4 |
---|---|
弓直 | 2 |
TR直
距離がある分、前衛時のそれと比べてやや威力が落ちますが、それでも仕掛けるならTRが一番成功率が高いでしょう。町の人の派遣数がそのまま内政の完成度にも影響してしまうので、さじ加減は相当難しいです。それでも、もし格上を抑え込むなら10人前後持っていきたいです。
弓直
塔を絡めること前提ならやれなくはないでしょう。初期石に加えて石12を追加調達すれば塔が2本使えるので、これを上手く使いたいです。攻めに1本、守りに1本が妥当でしょうか。他の文明では石を使う分内政が遅れてしまうという点を、インカならではの内政配分で素早く城主インを目指したいところです。
帝王考察
優勢
序盤こそイーグルの方が移動速度が速くて使いやすいですが、パワーに欠けるものの汎用性の高いカマヤックに徐々に切り替えたほうが安定します。相手の兵次第で重石弓(スリンガー)を出すべきか判断が必要ですが、押せ押せ状態なら改良強化破城槌とカマヤックだけで行けるところまで行っても良い気がします。
劣勢
槍散兵はフルアップするので、それに遠投か改良強化破城槌がぶつけられるところならなんとか形にはなります。後はカマヤックを混ぜていくだけで仕上がるので意外とラクかもしれません。
総括
領主序盤の組み立て方もインカを使う上でとても重要な点ですが、帝王に入ってからもいかにカマヤックを上手に運用するかがカギとなるでしょう。アステカやマヤと違ってイーグル単独にそこまで期待感は込められないので、資源の有効活用という意味でなるべくならカマヤックをはじめから運用していきたいです。石に余裕があるなら安価な城Rというのも悪くはないでしょう。