4.テクノロジーの研究(チュートリアル追加解説)
イングランド軍は非常に強力な武器と防具を装備しているぞ。
開始画面
チュートリアル4.「テクノロジーの研究」で教わること
- ・「機織り」を研究することで町の人は簡単に死ななくなる
- ・文明を発展させるには時代進化が最も有効手
- ・時代進化もいわばテクノロジーの1つ
- ・「領主の時代に進化」するには、食料500の他に建物を2つ建てなければならない
- ・領主の時代に進化すると、民兵を「軍兵」にアップグレードできる
- ・「イングランド軍は軍兵の敵ではない!」
チュートリアルで教わらないこと
高等テクニック:テクノロジー研究の後に生産予約
研究ボタンを押してからほんのわずかな間、ユニットの作成ボタンを押す余裕があります。ほぼ同時という言い方ですが、このタイミングで生産予約を入れると、テクノロジー研究完了後にノータイムで予約した生産がスタートします。予約する為の資源は消費されます。
マルチ対戦だとラグのおかげで予約を入れる猶予時間が若干伸びます。絶対必要なテクニックではないですが、1秒を追い求めるような時が来れば利用してみましょう。
なお、この逆のパターン「生産が終わってから即テクノロジーの予約」のようなことはできません。
時代進化詳細
細かい内容はチュートリアル7に譲ることにします。なお、時代進化もテクノロジーの1つなので、前述の高等テクニックを利用することができます。長い進化時間を過ごした直後に町の人の生産予約が始まるようにすることができるので、忙しい作業になってきたときは何かと重宝します。
羊
羊は基本的にどのプレイヤーにも属さない状態でマップに規定数配置されています。数はマップによりけりであり、位置や初期配置からの距離もランダムです。チュートリアルは決められた配置で行うシナリオマップなので、同じ位置に配置されています。
羊は自軍ユニットが近づくと、自軍ユニット扱いになって移動のみの操作をすることができるようになります。羊単体には2マスの視界範囲が設定されており、わずかながら未開拓地域を探索する能力があります。自軍ユニットになったタイミングで、羊の視界範囲以内に別の羊がいた場合、連鎖的にその羊を所有することができるようになります。蛇足ですがシナリオエディタで調整すれば、一発でマップ全域を見渡すことができたりします。
羊は町の人で屠殺することにより、食料として得ることができるようになります。屠殺は町の人の1回の攻撃(?)だけで十分なので、複数人で同時に攻撃(?)するのはほんのわずかですがもったいないことになります。屠殺して食料化したタイミングから羊が保有する食料は腐り始めます。腐る速度は(1.35秒/1食料)のペースです。ですので、羊を食べる時は1匹ずつ複数人の町の人で収集した方が効率的と言えます。
羊を屠殺して食料化できるのは町の人だけです。他の軍事ユニットは自軍の羊を狙って攻撃することはできませんが、敵軍の羊の状態なら攻撃可能となり、食料化せずそのまま死骸となります。これはいわゆる羊切りと呼ばれる行為であり、初心者同士のゲームでは前もって禁止されている場合があります。なお、町の人は敵軍の羊でも屠殺してそのまま食料化することができます。
鹿
鹿は町の人で狩猟することによって食料を回収することができます。狩猟する場合に限り、町の人は射程3で攻撃することができ、2回鹿を攻撃すると鹿を屠殺できます。チュートリアル2でもご紹介した通り、狩りをする人は基本運搬量が35になります。ですので、例えば町の人を生産する為の食料50が早く欲しいときは、プレイヤーが手動で狩猟途中の町の人を町の中心や粉挽き所に戻すなどして食料を格納する必要が出てくる場合があります。
鹿は自軍ユニットが概ね2マス以内に接近すると、接近したユニットと真逆の方向に逃げる習性があります。逃げた先で立ち止まった時に、同様に自軍ユニットが既に2マス以内に存在していた場合、再度真逆の方向に逃げていきます。この習性を利用すると、鹿を思い通りの場所に誘導させることができるようになります。
鹿は一定時間ごとに初期配置付近をウロウロする習性があります。時間間隔はランダムであり、早い場合はノータイム(0秒)で動きます。この習性により、前述の鹿を追いやる作業中に鹿が初期配置に戻ってしまう場合があります。これを完全に防ぐには、鹿の視界範囲内(約2マス)にずっと自軍ユニットを見せ続ける必要があります。鹿が逃げの動作を終えた直後で視界範囲内に自軍ユニットが存在しなかった場合、初期配置に戻ろうとする判定が行われる可能性があります。例外として、初期配置に戻る動作中、町の人で1回だけ鹿を攻撃することで、再度逃げの動作に戻させることができます。
羊と同じく、鹿を屠殺して食料化したタイミングから鹿が保有する食料は腐り始めます。腐る速度は羊と同じ(1.35秒/1食料)のペースです。この性質と基本運搬量の観点から、1匹の鹿を狩猟する町の人は3人(1往復で食べきることはできないが、町の人の効率は最大値)か4人(1往復で食べきることができるが、わずかながら町の人の効率は劣る)が望ましいとされています。
鹿を屠殺して食料化できるのは町の人だけです。他の軍事ユニットが鹿を屠殺すると、食料にならずそのまま死骸となります。また、軍事ユニットの中でも初期探索ユニット(斥候、イーグルウォリア)は鹿を攻撃することもできません。その分、鹿を追いやる作業に非常に向いています。
「イングランド軍は軍兵の敵ではない!」
残念ながら、通常のゲームでは軍兵はイングランド軍(が得意とする射手系ユニット)が苦手です。軍兵が得意とする舞台は、暗黒の時代から(民兵として)生産可能であることを活かして先手を取るような場面です。軍兵を貯めに貯めておけば何でも蹴散らせるという考えは先々通用しづらいことの方が多いです。とはいえ、得意不得意があるのはどのユニットにも共通して言えることなので、そういった特性は自分で試しながら覚えていきましょう。