ラジオ第15回「AoE2配信者に物申す回」

概要

放送次第

AoE2の注目度が上がる有効手段の1つとして各プレイヤーのゲーム配信がありますが、もし配信者に「より多くの人に自分の配信を見てもらいたい」「AoE2が色々な人に流行って欲しい」などと視聴者を意識した内容にしたいのであれば、現状のやり方ではまずいんじゃないかという訴求をした(らしい)ラジオです。全編を通してもあまりない、他人のやり方を否定する切り口から入っているので、わりとダークな側面を出さずには進められないというノリでやってます。が、キャラ作りに失敗した感も否めない60分ダダ滑り回となっています。

以降、「配信者として配信を良くしたい」と思う人の参考になれば幸いです。ちなみに、この記事は普通のテンションで普通に書いてるのであしからず。

何のために配信しているか

何のために配信しているか

目的がなければ、そもそも配信をしていて楽しくなくなるかもしれません。誰か一人でも配信を見たいと思ってくれている人がいれば配信をする意味はあるでしょうが、それ以上に色々な人に見てもらいたいと思った時、目的意識が高い方が「何を変えるべきか」といった改善点を考えたくなるものです。視聴者も時間を割いて見てくれているはずですし、それこそ視聴者あっての配信だと思うので、視聴者に何を訴えかけたいかは明確にするべきでしょう。

ちなみに、僕は「AoE2を流行らせたい、一人でも多くの人に知ってもらいたい」思いで配信しています。ですので、「初見の人でも分かりやすく」をひたすら改善点として考えております。

配信するならマイクをつける

マイクをつける

そのゲームが面白いかどうかを伝えるには映像だけでは足りないはずです。元々そのゲームを理解している人が見れば、映像シーンを見ただけで面白さが分かるとは思いますが、初見の人でもゲームの起伏を伝えるには配信者のトークが不可欠となるでしょう。

喋るのが苦手な人もきっといるでしょう。また、忙しい時に喋りながらゲームするのが難しいということもあるはずです。AoE2なんかその代表例だと思います。この辺りは、正直言って恥ずかしがらずに素の自分をさらけ出して声を出し続けた方が上手くいくと思います。もしくは、多少は訓練的な要素もあるかもしれません。「ゲーム序盤のトークはこういうことを喋るべきだ」というような内容を予め仕込んでおくのも良いでしょう。

僕としては、多少プレイの質が落ちても喋ることをある程度優先することを心がけております。実際、ゲームが始まると負けたくない思いから、結局はなかなか喋れないですけど…。

配信用マイク

なお、マイクを買うなら最初から質の良いものを導入した方が良いです。雑音混じりの声はいくら内容が面白くても聞き疲れを起こして配信を閉じられてしまう可能性があります。マイクに問題がない場合、サウンド周りのハードウェアの増設や配信ソフトのノイズフィルタ設定などで改善される場合があります。OBS Studioであれば、こちらのサイトなどを参考に設定をしてみると良いでしょう。

まずは配信してみよう

まずは配信

スタートは、とりあえずマイクをつけてただゲーム配信をする、だけでも良いと思います。セオリーのようなものもあるでしょうが、実際に配信してみてどの視聴者の心にささるかはやってみないことには分からないでしょう。誰か一人でも「また見てみたい」と思わせれば次に繋がるので、そのステップに到達するためにもまずは配信をしてみましょう。

個人的な願いですが、一人でも多くのAoE2プレイヤーが配信をしてくれれば、それだけ未経験者の目に止まる確率は高くなります。配信目的に「AoE2流行ったらなぁ」という思いがちょっとでもあるなら、その配信はAoE2界にとってとても素晴らしい配信の1つです。

自己紹介をちゃんと書こう

自己紹介をちゃんと書く

なんとなく配信してる人が続けているパターンにありがちですが、配信サイトのプロフィール情報に何も書かない人が散見されます。もしも新しい人に見てもらいたいなら、どういう人が配信をしているか知ることで、視聴者にとって共感を生みやすくなります。そうでなくとも、どういうコメントをしたら対応してくれるかといったこともなんとなく見えてきます。リアルで何も知らないすれ違った人に声をかけづらいのと同じ感覚かと思います(もっとも、リアルは容姿で推測はできますが)。

何を書くべきかは右画像の通りですが、特に重要なのは「②配信のコンセプトを書く」ことだと思います。ここを徹底することで、新規の人に情報を与えるだけでなく、次回以降見ようと思う人に一定の期待感を与えることも出来ます。配信中に毎回同じ自己紹介をしているなと感じたら、プロフィール情報を少しずつ変えていくとさらに良い仕上がりになるでしょう。

配信映像を工夫しよう

配信映像を工夫する

「他の人より面白くするには」というよりは、「視聴者により見やすい環境にするには」というコンセプトの話です。

PCスペックなどの都合で配信ビットレート(解像度)を上げられない場合、最低でも点数表示と資源量表示は拡大表示をしておいた方が良いでしょう。解像度の影響で文字がつぶれて見えないとなると、視認性が損なわれてそれだけで視聴者の見続けたいという意欲が削がれてしまいます。

AoE2のゲーム画面は注目シーン以外の部分は余っているスペースが少しだけあります。ここを有効活用することで視聴者により多くの情報を提供することができます。海外プレイヤーの配信映像を参考にするなら、画面下の余白を使って配信サイトのコメント一覧を貼り付けてリアルタイム感を演出しています。また、左側のスペースにWebカメラの自撮り映像を配置することで、視聴者との距離感をさらに縮めようとしています。

ゲームが始まってから忙しくなってしまうAoE2は、配信映像の情報を変更しづらいので事前にある程度仕込んでおく必要があります。手軽に画面上の情報を変える手段はある意味コメント一覧が一番優秀なので、何を載せようか迷ったらまずはコメント一覧を載せてみましょう。

視聴者に見続けてもらうポイント

見続けてもらうコツ

ラジオ中では、この逆で「視聴者が離れていくやったらマズいこと」という流れで紹介しました。ラジオで紹介した内容はわりと自分のことを棚上げして喋った感があるので、ここで再度並べるのは控えておきます。1点だけ言うなれば、一般的にマイナスな気分になる要素はなるべく配信に持ち込まない方が良いでしょう。感情的に出てくることもあるでしょうが、それが度々出続けると少なくとも視聴者は二分化します。それすらも計算の内でどうとでもできてしまうなら、ここでの話の範疇を越えるので割愛します。

煽りコメントの対処法

煽りコメントの対処法

正直、僕も聞きたいところですが僕なりの考えを述べます。

結論としては、右画像の「④どうしたってアンチはできる」になります。全ての人に合致する価値観はおそらく存在しないでしょうから、自分に合わない人が出てくるのはしょうがないことです。その考えをもてば、過敏に反応することは少し和らげそうですが、アンチからのコメントはいわば「自分を対極に見た上での感想」とも取れます。つまり自分では相当気づきにくい部分を指摘してもらえてるので、それが今後の配信の改善に繋がると気づくことが出来れば逆に有り難いコメントになります。そのように見極める以前にマイナスコメントの連発で意気消沈することもあるかもですが、よほど特定の視聴者から大量に来るようであればBANリストに入れるなどしたほうが他の視聴者の気分も害さずに済むので、そういった対処法も心得ておく必要があります。

配信サイトの選び方

配信サイトの選び方

僕は当時のラジオこそニコニコ生放送で配信していましたが、2018年後期からYouTube Liveに移行しています。YouTube Live最大のメリットは「配信がアーカイブとして無制限に残る」ことだと思います。他の要素でも他配信サイトのいいとこ取りをしている勢いなので、「未経験者を含めて色々な人に見て欲しい」目的ならここ一択だと思います。

反面、匿名としてのコメントを残しづらいという点があります。ここについてはニコ生やCaveTubeが未だに楽しめる理由の1つとも言えます。コメントが多いほうが配信が盛り上がるのもまた事実なので、この要素を配信の上で重要視するなら選択肢が分かれると思います。最終的には、放送主が何を目的に配信するかでどの配信サイトが適切か決まると思います。

アーカイブ

僕はアーカイブ目的が一番なので、しばらくはYouTubeでの配信になります。生配信後も、概要欄の編集をするなどして見返しやすくするための手間が必要となりますが、それだけやりがいはあります。

総括

総括

ラジオも含め、自分のことを棚上げで主観的に語りすぎました、気分を害した方がいましたらすみません。配信のコンセプトは様々にあるでしょうし、その全てに僕が口を挟めるなど微塵も思っておりませんが、やはり視聴者あっての配信ということだけは切っても切り離せないと思います。それこそ視聴者にも色々な価値観を持った視聴者がいます。熱心に見続けてくれる視聴者が自分の配信にいたら、それは自分の価値観を尊重し共有してくれる人だと思うので、ぜひ大切にしていきましょう。それがAoE2の流行に繋がるとしたら、少なくとも僕にとってとても有り難い話です。

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