アステカ
南米3国の1つ。驚異的な内政力。
内政(前半) | B | |
---|---|---|
内政(後半) | A | |
陸軍力 | D | |
海軍力 | E | |
初心者向け | D |
研究可能テクノロジー一覧(クリックで展開)
暗黒 | 領主 | 城主 | 帝王 | 領主 | 城主 | 帝王 | ||||
チームボーナス
聖なる箱が生み出す金+33%
通常、1秒間に0.5の金を得る事が出来る聖なる箱によるボーナスが、 1秒間に0.66の金を得るように変わります。
20分間聖なる箱をキープ出来た時、通常より192ほど多く金がもらえるということになります。 些細なボーナスかもしれませんが、 生産した聖職者の元がすぐ取れると思えば、箱回収に勤しんでもいいのかなと思わせてくれるボーナスです。
ビルマが味方にいれば聖なる箱を見つけやすくなるので、操作に余裕があるなら手短な所からしっかり回収していきたいです。
ユニークボーナス
町の人が運べる資源+5
アステカはこのボーナスのおかげで存在が保たれていると言っても過言ではないです。
一番の恩恵は畑からの肉回収効率です。
通常、1秒間に0.33の肉を回収する所を、1秒間に0.39の肉を回収する事が出来るようになります。町の人が10人、10分間畑仕事をした場合、肉360の差が生まれます。これが暗黒の時代から発生するので、差の開き方がすさまじいということが伺えます。
他の資源も調達距離次第ですが、おおむね10%前後回収効率が上昇します。このボーナスを活かした早い進化からの厚い攻めであったり、暗黒民兵ラッシュをねちっこく続けられるなどの利点があります。
最序盤の羊からの食料回収は、このボーナスが災いして手動で食料を回収しなければ農民生産が止まる可能性があるので注意しましょう。
軍事ユニットの作成速度+15%
資源ボーナスと連動するように働くボーナスです。以下表は、射手を例に生産時間などを比較したものになります。「+ブリトン」はブリトンのチームボーナスの影響を受けたものとします。
生産時間 | |
通常文明 | 35秒 |
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アステカ | 30秒 |
+ブリトン | 25秒 |
5分間生産した際の数 | |
通常文明 | 8.5体 |
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アステカ | 10体 |
+ブリトン | 12体 |
領主の時代の射手のような、生産時間が遅いユニットに大きく効果が働くと言えます。当然、同じ時間で多くの軍隊を抱える以上、相応の資源を消費しなければいけません。しかし、アステカは元々内政力も強いので、余す所なくこのボーナスを活かせるはずです。序盤から数の利を活かして優位な戦いに持ち込みたいです。
なお、アップグレードやテクノロジーの速度は早くなりません。
神殿で研究したテクノロジー1つにつき、聖職者のHP+5
通常文明(神聖研究済) | |
HP | 45 |
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物防/射防 | 0/0 |
射程 | 12 |
神殿テク全て適用 | |
HP | 95 |
---|---|
物防/射防 | 0/0 |
射程 | 12 |
帝王までの神殿テクノロジーを全て研究すると、聖職者のHPが95まで跳ね上がります。
帝王射手の前にはあまり効果はでませんが、
近接ユニット相手に立ち向かう機会があればこれほど頼もしいボーナスはないでしょう。
城主の時代でも、2,3ほど研究するだけでHPが通常よりも15前後増えるので、特に騎士にとって脅威の存在となれます。アステカの聖職者相手には斥候やイーグルウォリアを運用した方が無難でしょう。
ゲーム開始時の金の保有量+50
増加量は地味ですが、民兵や軍兵を序盤から運用するときに大きく効果が働きます。海マップでも、何もせずに火炎ガレー船を2隻出せるようになります。意識して使ってみると意外と便利なボーナスです。
なお、オリジナル版(AoC)では「機織りが最初から自動で入るボーナス」でした。
ユニークユニット
ジャガーウォリア
生産コスト | |
60 | 30 |
HP | 50 |
---|---|
攻撃力 | 10 |
物防/射防 | 1/1 |
アップグレードコスト | |
1000 | 500 |
HP | 75 |
---|---|
攻撃力 | 12 |
物防/射防 | 2/1 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 75 |
---|---|
攻撃力 | 20 |
物防/射防 | 5/5 |
防御属性
- 歩兵
- +0(+0)
- ユニークユニット
- +0(+0)
攻撃属性
- 歩兵
- +10(+11)
- イーグルウォリア
- +2(+2)
- 標準建物
- +2(+2)
※括弧内はエリート時の数値
歩兵に強い歩兵ユニット
たいていの歩兵に圧勝できますが、ジャガーじゃなければいけないという場面は数少ないです。移動速度を含めた通常スペックはいいとこ並なので、窮地を救ってくれるユニットとは言い難いです。槍と破城槌に強襲されたときにとっさに運用すると面白いかもしれませんが、防御力があるわけではないので一騎当千の活躍は見込めません。運用するなら数をしっかり出しましょう。
歩兵相手に万能かと思いきや、チュートンナイトや武士とそこまで相性が良いわけではありません。せめて歩兵最強を名乗りたかったユニットと言えるでしょう…。
ユニークテクノロジー
投槍器
研究コスト | |
400 | 350 |
- 研究時代
- 城主の時代
- 研究効果
- 散兵の攻撃力と射程+1
フルスペックの散兵は以下のようなステータスになります。
通常文明(フルスペック) | |
HP | 35 |
---|---|
攻撃力 | 7 |
物防/射防 | 3/8 |
射程 | 8 |
アステカ | |
HP | 35 |
---|---|
攻撃力 | 8 |
物防/射防 | 2/6 |
射程 | 9 |
近衛騎士以外の馬ユニットに2ダメージ以上のダメージを与えられるようになるので、使い道がないわけではないです。他文明との差別化が図れますが、アステカが対弓系に散兵を使う事はあまりない(破城投石器がある)ので微妙かもしれません。フルスペック化したとしても、単独で動く事だけは厳禁です。
なお、味方にベトナムがいて近衛散兵にアップグレードできた場合は、さらに攻撃力が+1されます。近衛騎士に2ダメージ与えられるようになります。他にも、射程防御が低いらくだやカタフラクト相手なら数を用意していれば対応できなくもないので覚えておきましょう。
栄誉戦
研究コスト | |
450 | 750 |
- 研究時代
- 帝王の時代
- 研究効果
- 歩兵の攻撃力+4
放火のテクノロジーも相まって、帝王の時代でのアステカ歩兵は特に建物破壊が優秀になります。エリートイーグルウォリアで全域を駆け巡って、スキあらば相手の拠点を一気に焼き払っていきたいです。
また、長槍兵までしか出せないアステカが騎士系に対抗する為の救済措置的な役割も果たしてくれます。金コストが高いのがネックですが、帝王戦で歩兵メインの運用をする場合は必ず研究できるようにしておきましょう。
前衛考察
オススメ度 | |
民兵 | 5 |
---|---|
弓 | 4 |
槍散兵 | 3 |
民兵
「畑の作業量アップ」と「初期金+50」のメリットを一番活かせる戦術でしょう。金を掘らなくても最大5匹まで民兵を作成可能であることに加え、暗黒の時代が長引いても畑の作業効率が高いので、民兵を仕掛けるだけで相手よりも優位な状況を作りやすいです。
民兵の戦果で領主以降の戦術は変わりますが、一番のオススメは「暗黒で民兵を長く活動させる」→「そのまま即城主からの石弓」です。民兵で先制を取られた相手はよほどのことがない限りアステカの内政には追いつけないでしょう。
弓
領主弓の難点である生産速度の遅さを、アステカの「小屋作業速度アップ」がカバーしてくれます。民兵と同じく仕掛けるだけで相手よりも軍量で勝りやすく、さらに内政力も相手より上回りやすいです。相手に軍量で負けないことと、相手よりも早く城主インすることだけを心掛ければ、前衛戦で負けることはほとんどないでしょう。
民兵と弓が選択度合の大半を占める中で、たまに槍散兵を仕掛けると意外とハマります。槍散兵によって内政の優位性が衰えることはそんなにないので、相手に予測されにくくする為にも選択肢の一つとして入れておきたいです。弓の為にちょっと金を掘り始めたとしても、軍兵に変化したり金農民をはがすなどして槍散兵に変更するなどすれば、相手を出しぬけるかもしれません。
後衛考察
オススメ度 | |
弓直 | 3 |
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即帝イーグル | 3 |
民兵直 | 2 |
爺直 | 1 |
弓直
初弾の強さだけならブリトンと同等の強さです。迅速に矢羽根付きの弓を敵内政に放り込むことができるので、相手はよっぽど地形が良くなければ初弾の被害は免れられないでしょう。ただ、自陣に敵軍が流れるリスクと直を仕掛けること自体の内政不利から、アステカと言えども星3つの評価です。
即帝イーグル
対策が講じられる前までは無類の強さを発揮した戦術ですが、今となっては相手に何の妨害も仕掛けずにただ即帝を試みると、味方があっという間にやられてしまったりするなど甚大な被害は避けられないでしょう。それでもアステカの内政力なら、相手が押しきる前に素早く内政を整えることが可能なので、他文明が即帝をするよりは見込みがあります。内政は得意だけど直はニガテという人はこっちの方が安定するんじゃないでしょうか。
民兵直
小屋を敵陣に寄せるのと自陣から流す2つのパターンがあります。民兵である以上、どうしても領主兵の準備が遅くなってしまい、他国の流れに対応しづらいというのがあるので、基本的には自陣から流した方が好ましいかと思います。前衛の民兵と違って次の戦術へのシフトが難しいので、相手に攻めるチャンスを与えてしまいやすいです。城主石弓、即帝、あるいは最悪貢ぎにシフトするのが一般的です。
爺直
聖職者の操作が本当に忙しいです。対処が分かっている人相手に仕掛けると、相手の内政を追い詰めるに至らずただの自爆戦術になってしまいかねないです。他国のヘルプ(特に射手系)が来てしまったりするとあっという間に崩壊してしまいます。いくらアステカの聖職者のHPが高いとはいえ、あまりにリスクが高いでしょう。
帝王考察
優勢
長槍と破城投石機だけは必ず運用を。後は必要に応じてイーグルや重石弓の生産をしましょう。近衛騎士や象があまりに厳しいなら聖職者が使いやすいので忘れずに。
劣勢
長槍と散兵しか出せそうにないなら、せめて城のユニテクを絡めることを頑張ればそれなりのスペックになります。後は金策をしつつ破城投石機を捻出したいです。
総括
内政力を活かす為にも、迅速かつ適切な畑張りを心掛けたいです。素早く進化した後の帝王初弾の当て所を間違えなければ、歩兵を中心とした突破がとても気持ち良いものになるでしょう。もし初弾を止められてしまったとしても、最後の切り札として破城投石器があるので、自サイドに限らず逆サイドにも配置することでチームに大きな影響力を与える事ができます。味方をサポートする能力が高いとは決して言えないですが、アステカで勝ち切れないという人は味方を活かす編成を考えてみると良いかもしれません。