ベトナム
◯◯「スケスケだぜ!」
内政(前半) | E | |
---|---|---|
内政(後半) | E | |
陸軍力 | D | |
海軍力 | D | |
初心者向け | E |
研究可能テクノロジー一覧(クリックで展開)
暗黒 | 領主 | 城主 | 帝王 | 領主 | 城主 | 帝王 | ||||
チームボーナス
近衛散兵にアップグレードできるようになる
生産コスト | |
25 | 35 |
HP | 35 |
---|---|
攻撃力 | 3 |
物防/射防 | 0/4 |
射程 | 5 |
アップグレードコスト | |
300 | 450 |
HP | 35 |
---|---|
攻撃力 | 4 |
物防/射防 | 0/5 |
射程 | 5 |
最終ステータス | |
(通常文明フルアップ) | |
HP | 35 |
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攻撃力 | 8 |
物防/射防 | 3/9 |
射程 | 8 |
名前の響きはいいですけど、ステータス的には微々たる変化です。一応、弓兵と弓騎兵に対するボーナスダメージが精鋭散兵よりも1ずつ高くなります。
散兵同士の打ち合いがもしあったならボーナスとしてお得感がありますが、帝王でも弓のアンチだからと手拍子で近衛散兵に頼りすぎると後がどん詰まりになる可能性があります。対ハサーでは2ダメージ通るようになるので、全力操作をすればもしかしたら勝てるかも…しれません。
防御面は城からのダメージもそこまで痛くないと思えば地味に強いかもしれません。近接ユニットが近くにいなければ積極的に前進してプレッシャーをかけてみると良いでしょう。
ユニークボーナス
ゲーム開始時に敵の位置を表示する
正確には「最初の町の中心の位置が表示される」ようになります。ですので、遊牧系マップでは効果が発揮されません。遊牧系マップの場合、最初に建造した町の中心の位置が分かるようになります。
暗黒の時代を斥候で探索して開拓しながら敵を見つけるこのゲームの基本を、いきなりショートカットしてしまいます。敵の初期中心が分かると言うだけで思った以上に正確な探索ができるようになります。後衛で直を仕掛ける際は非常にありがたいボーナスです。
身内のチーム戦で敵の文明配置等が初めから丸わかりとなると、序盤から作戦が練りやすいです。ベトナムのプレイヤーはそういった情報はすぐに味方に伝えて共有すべきでしょう。
射手育成所のユニットのHP+20%
通常文明(射手) | |
HP | 30 |
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ベトナム(射手) | |
HP | 36 |
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ベトナム(石弓) | |
HP | 42 |
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ベトナム(重石弓) | |
HP | 48 |
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通常文明(散兵) | |
HP | 30 |
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ベトナム(散兵) | |
HP | 36 |
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ベトナム(精鋭、近衛) | |
HP | 42 |
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通常文明(弓騎兵) | |
HP | 50 |
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ベトナム(弓騎兵) | |
HP | 60 |
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ベトナム(重弓騎兵) | |
HP | 72 |
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2018/09/07 Ver5.8アップデートで、領主からHP+20%になりました。
射手同士の打ち合いで1~2発分多く耐えられるのは、特に敵陣で荒らしに向かっている時に効果を発揮します。HPが一桁残って生還した時などはベトナムで良かったと思えるところでしょう。生存数が残れば残るほど、城主でまとまった数を整えられるようになるので、その辺を上手く活かせるよう立ち回りましょう。
徴用のコスト0
通常文明 | |
150 | 150 |
ベトナム | |
0 | 0 |
これを驚異的ボーナスと感じるかどうかでプレイヤーの腕が試さている、そんなボーナスです。ちなみに、作業速度+33%とありますが、研究時間等が33%削減されるわけではなく、正確には(100/133)×100=75%となるので25%削減です。
まず、城がなくてもボーナスが適用されます。帝王に進化した時点で適用されるので、例えば各種小屋でアップグレード研究をし始めたものは全て最初から研究時間が25%削減されます。普通なら徴用の研究時間分(60秒)待たないと反映されない効果を味わえます。重騎士のアップに100秒かかりますが、75秒で済むようになります。
城が1個だけの状態で帝王進化した場合、遠投投石器を出すか徴用を研究するかみたいな選択肢に迫られる必要もなくなります。徴用せずに遠投投石器を3つ出したら150秒かかりますが、徴用済みなら112.5秒です。通常文明はさらに徴用の研究時間も必要なので、城1個のままなら回転効率の差は明らかです。
といった具合で、帝王を急げば急ぐほど効果が大きいと言えます。内政ボーナスがない分をここで取り返していきたいです。
ユニークユニット
籐弓兵
生産コスト | |
50 | 45 |
HP | 40 |
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攻撃力 | 6 |
物防/射防 | 0/4 |
射程 | 4 |
アップグレードコスト | |
1000 | 750 |
HP | 45 |
---|---|
攻撃力 | 7 |
物防/射防 | 0/6 |
射程 | 5 |
最終ステータス | |
(ユニテク等適用済) | |
HP | 45 |
---|---|
攻撃力 | 11 |
物防/射防 | 3/10 |
射程 | 8 |
防御属性
- 弓兵
- +0(+0)
- ユニークユニット
- +0(+0)
攻撃属性
- 槍兵
- +2(+2)
※括弧内はエリート時の数値
射程防御力に特化した弓兵です。
単純な弓の打ち合いならほぼ全ての弓兵(弓騎兵)に勝てます。マングダイにも勝てます。散兵でも止められません。マヤの羽弓ほどではないですが移動速度も高いので、不利な戦況なら逃げることも可能です。生産時間も優秀で、城2個くらいでも十分数は溜まります。
ただ、攻撃性能はあくまで重石弓(攻撃力+1)なので、近接系に弱いのはどうしようもないです。投石がきたら当然ぺしゃんこです。サポートの別戦力は欠かせないでしょう。
2018/09/07 Ver5.8アップデートで(精鋭)籘弓兵のHPが+5されました。
ユニークテクノロジー
チャトラ
研究コスト | |
250 | 250 |
- 研究時代
- 城主の時代
- 研究効果
- バトルエレファントのHP+50
通常文明(フルスペック) | |
HP | 320 |
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攻撃力 | 20 |
物防/射防 | 4/7 |
ベトナム | |
HP | 370 |
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攻撃力 | 18 |
物防/射防 | 4/7 |
矛に対しての耐久力が少し増すといった受け取り方が一番いいでしょう。ベトナムには高温溶鉱炉がないので、他文明と比べてバトルエレファントを主戦力で使うにはワンランク落ちるかなと思います。
紙幣
研究コスト | |
800 | 200 |
- 研究時代
- 帝王の時代
- 研究効果
- 同盟の各プレイヤーに金+500(自分含む)
研究タイミングがなんとも難しいテクノロジーです。バトルエレファントを主力にしないなら早めに研究していいと思います。味方が帝王上がるかどうかの瀬戸際くらいに金500が降り注いだらかなり美味しいので、そういう場面を見計らって使うと面白いでしょう。
当然ながら、チームメンバーが少なければ少ないほど、効果は落ちてしまいます。1vs1で研究すると食料800を使って金300を得るような感覚でむなしくなります…。
前衛考察
オススメ度 | |
民兵 | 3 |
---|---|
弓 | 3 |
民兵
ベトナムのボーナスをフル活用するなら民兵が一番いいでしょう。斥候による鹿寄せなどの自陣探索を入念に行いながら、対面の資源場をすばやく的確に目星をつけやすいことを考えると、民兵がやりやすいと言えます。城主に上がれば弓のHP上昇量もさらに上がるので、後衛騎士相手へも微小ながら牽制できます。
弓
射手文明と謳っておきながら、領主弓をスムーズに行える裏付けに乏しいので、良くても並文明止まりです。地図をせずに後衛に弓を流しやすいメリットが一応あるので、対面以外も意識しながら行動するといいでしょう。
後衛考察
オススメ度 | |
弓直 | 3 |
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即騎士 | 2 |
即弓騎兵 | 2 |
斥候 | 2 |
弓直
敵陣が最初から分かる以外のメリットはほぼないですが、成功率の事を考えたら他文明を凌駕します。前衛の弓と同じく、対面以外にも兵を流しやすいので、序盤から積極的に攻めて主導権を握りたいです。
即騎士
ベトナムの騎士には繁殖がありません。帝王に上がってからは高温溶鉱炉がないので、最後まで騎士で通すにはムリがあるでしょう。
即弓騎兵
他文明より弓騎兵のHPが10だけ高いです。…それだけです。帝王まで繋げるとしたら騎士より未来があるので、(ある程度強い)味方を支えるなら弓騎兵の方がやりやすいかもしれません。繰り返しですが内政ボーナスがないので、過信は禁物です。
斥候
メリットがあるとすれば、自陣で初期斥候を使って鹿寄せをしすぎて探索が遅れても、敵陣を的確に見つけられるくらいです。着弾を的確にすることでボーナスを感じなければ基本劣勢になってしまいます。
帝王考察
優勢
籐弓兵とバトルエレファントの連続生産に加えて矛を添えておけば、問題なのは破城投石くらいです。建物破壊はほぼ遠投投石器に委ねる形になるので、進軍はブリトンのようにゆっくりになります。
劣勢
籐弓兵に劣勢を跳ね返すポテンシャルはないので、とりあえずローコストの矛+近衛散兵でお茶を濁すしかないです。繁殖がないのが響いて馬(バトルエレファント)での反撃はしづらいので、基本的には籐弓兵に少しずつ切り替えながら反撃の機会を伺いましょう。
総括
内政をしながら攻める目星をつけたいけど、その両立が難しいって思う初心者にとっては練習に使える文明かと思います。後半は全体的にパンチ力に欠ける印象が拭えないので、帝王の徴用自動を上手く活用し、時間を意識して手早く進めていく必要があります。「なんだよベトナムが味方かよ」と思った人は、たまには近衛散兵のことでも思い出してあげて下さい。
ラジオ第9回にてベトナム話をしてます。あわせてご参照下さい。