文明ボーナス

文明ボーナス詳細・解説

チームボーナス

畑の生産量+10%

初期の畑に対しては+17.5の増加量と微々たるものですが、全文明が適用できる馬鍬まで研究すると+37.5まで上がります。粉挽き所のテクノロジーに対して増加率が微妙なのであまり強く恩恵を感じられないかもしれません。シチリアポーランドはわずかながら文明ボーナスがより強力になります。

ユニークボーナス

ゲーム開始時の町の人+3。ただし、木-50、肉-200。

いきなり3人増えて圧倒的にお得!…かと思いますが、これを活かすも殺すもプレイヤー次第です。

理屈の上では最初の羊食いに最短で臨む事が出来た場合、約40秒経過時に最初の農民生産を始める事ができるようになります。農民の生産が1人当たり25秒なので、機織りを加味するとキレイな内政が出来れば他文明より農民2人分お得ということになります。

逆の言い方をすると、羊発見までの猶予は50秒しかないとも言えます。意外と50秒の間で羊が見つからないという事は多いので、毎回アトランダムな要素に内政を崩されないようにするのが中国を使いこなす上での1つの課題と言えそうです。

テクノロジーのコストが時代毎に減少(領主-10%、城主-15%、帝王-20%)

※コスト表記は細かすぎるので割愛

実質、中国の内政ボーナスです。帝王に入ってからのコスト削減量は非常に素晴らしいものがあります。以下、代表的な高コストテクノロジーを掲載します。

中国がコスト削減の恩恵を受けやすいテクノロジー
各種鉄工所テクノロジー
矛槍兵のアップグレード
砲台の研究
改良強化破城槌の研究
重弓騎兵のアップグレード

合計数値的にはイタリアビザンティンの進化コスト削減ボーナスよりも強力ですが、その時代に進化しなければ恩恵が受けられないという点においてはまた見方が変わってくるのかなと思います。本格的に有用になるのは帝王の時代からで、それまでに運用していなかったユニットを急造でアップグレードしたいときには非常に重宝するボーナスです。

町の中心でのサポート人口+15人

通常ゲームで家を2軒分建てずに済むので、木-50はあってないようなものです。遊牧マップでは木をギリギリまで集めることで港に漁船を浮かべやすくなっています。地味に城主序盤の中心増設で微々たる効果はあります。

町の中心の視界+7

中国の一番の肝である序盤の羊発見が容易になります。現在のアラビアの仕様ならイノシシすら最初から見える勢いです。後は羊を最短距離で回収する事が出来れば、暗黒内政が大きく崩れる事は少なくなると思います。

爆破工作船のHP+50%
爆破工作ボート爆破工作ボート
通常文明
HP 45
中国
HP 68
爆破工作船爆破工作船
通常文明
HP60
中国
HP90
重爆破工作船重爆破工作船
通常文明
HP70
中国
HP105

その時代の周りのユニットを見ると、大抵ぶつかる前にやられかねない爆破工作船の突撃成功率はかなり高くなるといって良いでしょう。劣勢の海戦において、味方の協力を得て跳ね返そうと思った時に中国の爆破工作船は瞬間的な援護という点で大いに活躍しそうです。

ユニークユニット

連弩兵
連弩兵連弩兵
生産コスト
4035
HP45
攻撃力8
物防/射防0/0
射程4
アップグレードコスト
807807
HP50
攻撃力8
物防/射防0/0
射程4
最終ステータス
(ユニテク等適用済)
HP50
攻撃力8+6
物防/射防0+3/0+4
射程4+3
防御属性
弓兵+0(+0)
ユニークユニット+0(+0)
攻撃ボーナス
槍兵+2(+2)

※括弧内はエリート時の数値

通常時に3本、エリート化すると5本の矢を放つようになります。各矢のダメージ計算はやや複雑なので割愛します。運用方法としては、対近衛騎士相手といえども数さえ揃えれば臆することなく飛びこめるレベルです。射程と発射速度にやや難があるので、散兵を相手にする時は相当の注意が必要です。なるべく馬と一緒に行動することをお勧めします。

裏要素的に、連弩兵の攻撃には0の物理攻撃力というものが設定されています。ですので、物理防御力がマイナス値である破城槌に与えるダメージ(矢1本あたり)は1ではなく3になります。

ユニークテクノロジー

城主:万里の長城
研究コスト
360 180
研究効果
壁と塔のHP+30%

※コスト表記は城主時。帝王なら木340、石170です。

対象は柵、柵の門、石壁、門、塔、砲台です。建築学まで入れると、各主要建築物は以下の通りになります。

強化壁強化壁
通常文明
HP3000
中国
HP3900
門
通常文明
HP2750
中国
HP3575
防御塔防御塔
通常文明
HP2250
中国
HP3540
砲台砲台
通常文明
HP2220
中国
HP3492

改良強化破城槌でも壁を割るのがしんどくなるレベルになります。また砲台のHPの伸びも顕著に現れ、遠投投石器で壊そうと思っても結構な時間がかかると思います。中国は帝王中盤以降、物量を活かした厚い攻めが求められるので、建築物を強化して全く損はないです。忘れずに研究しておきましょう。

帝王:砲弾術
研究コスト
637 637
研究効果
連弩兵の攻撃力+2、スコーピオンの攻撃力+4

※コスト表記はボーナス適用済み

連弩兵が馬に対してより強くなるので、矛を出さないなら早めに研究しておきましょう。
ついでに、スコーピオンに関する情報も下記に紹介します。

ヘビースコーピオンヘビースコーピオン
通常文明(全強化)
HP55
攻撃力16+1
物防/射防0/8
射程 7+1
中国
HP55
攻撃力16+5
物防/射防0/8
射程7

スコーピオンに対しての効果は…、そもそもスコーピオンの存在が連弩兵とかぶってる気がしなくもないので、対ハスカールなどでたまに出せばいいんじゃないでしょうか。射程が他文明と比べて伸びないので、運用はかなり難しいでしょう。

戦い方

基本戦術:前衛, 1vs1

まずは要進化練習

中国は通常文明と違って、領主進化が非常に難しい文明です。上級者クラスでさえ、満足に初期配置の食料にありつけなければ事故をおこしかねないです。ですので、通常文明が速攻で攻める感覚を中国でも同じように取り組もうと思ったら、事前の練習なしでは到底なし得ないでしょう。

弓が一番無難

中国にとってロスなく進化できれば、同時間帯で町の人が1人~2人ほど多くなります。かといって、領主序盤で資源が大量にお得というわけでもないので、無難な立ち上がりにしたほうが良いでしょう。少し多い分の町の人を囲いに回したり、多少なりとも安いテクノロジーを活かすことで、少しずつ相手より優勢になっていくスタイルが望ましいです。

基本戦術:後衛(チーム戦)

後衛もやはり要進化練習

即城主を狙うならともかく、斥候の選択肢を捨てるわけにもいかないので、これもやはり一定水準の進化タイムを刻むために練習しておくことが必要でしょう。初期配置の食料が敵に奪われる可能性は前衛ほど高くないので、ある程度余裕をもって取り組むことが出来ます。

全文明随一の城主騎士

近衛騎士まではいかないですが、帝王序盤まででカタがつけられるほどに驚異的な威力を発揮するのが中国の即騎士です。城主に上がる時間くらいになると、開始農民数が多いという効果が表れてくる時間帯でしょうし、城主における全てのテクノロジーは15%割引なので非常に大きいです。荷車の研究を早く出来てしまうと、バイキングの立場がないくらいです。どんどん前倒しにテクノロジー研究を完遂していけば相手を出し抜くことは容易であり、気がつけば騎士の質、量共に圧倒的な状況になっていることでしょう。

帝王考察

優勢

近衛騎士と破城投石がないくらいで何でも出せます。やることに困ったら連弩兵をひたすら生産し続けるだけでも良いです。その気になれば単独で色々な戦場で活躍することができます。砲台も絡めれば言うことなしです。

劣勢

テクノロジーが安い点が劣勢時にとても活きます。対応力だけでなく、取り掛かるまでの速さも優秀です。巻き返したいなら改良強化破城槌と砲台を。

総括

「やれることが多い」というフレーズは往々にして取扱可能ユニット(テクノロジー)数にまつわる話ですが、中国でその話を使うとするならば、「研究コストがどれも安いので、特定の時間帯において多種のユニット(テクノロジー)を一度に扱える」という話です。ですので、帝王序盤にありがちな1種の兵のみをキーユニットとして扱うというのではなく、2種でも3種でも使ってより多彩な攻撃をはじめから仕掛けていくべきです。テクノロジーを忘れずに研究することはなかなか難しいですが、小屋のホットキーをしっかり設定して各所確認するよう努めていきましょう。

DE以降更新履歴

Update 34699(2020/01/22)

「活版印刷」追加
開始時に追加される町の人が、最初の町の中心を建造後に追加されるよう変更

Update 36202(2020/03/31)

「贖い」削除

Update 37650(2020/05/27)

「補給」削除

Update 51737(2021/08/10)

チームボーナス「畑の生産量+45」が+10%に変更

Update 87863(2023/06/27)

ユニークボーナス「時代毎に研究コストの削減率が減少」効果が弱体化
領主-10%/城主-15%/帝王-20% → 領主-5%/城主-10%/帝王-15%

Update 99311(2023/12/11)

町の中心の人口上限増加ボーナスを+10人→15人に、
視界増加ボーナスを+5→+7に増加