評価基準について
ランク付け
各ランクは相対評価であり、各ランクには枠の制限を設けています。ですので、質的にはわずかな差でもランクを上げたり下げたりしている文明があったりします。
また、評価は中級者クラスまでを目線に合わせて行っています。上級者がこの評価付けを見ると、「文明の使い方が悪いのでは」などと思うかもしれませんがご容赦下さい。
なお、Cランク以下の内容ばかりの文明が散見されますが、イコール弱小文明と評価するわけではありません。ランク付けは各項目について独立した評価を与えており、各々の時間帯における各文明の最大限の力を発揮できれば、評価以上の能力を持つことになると個人的には思っています。
内政(前半)
各文明のユニークボーナスに依存して決めています。
内政(後半)
各文明のユニークボーナスに加えて、帝王の内政テクノロジーを考慮しています。
対象テクノロジーは、
- ・両ひきのこぎり
- ・輪作
- ・金の掘削
- ・石の採掘
- ・組合
です。
陸軍力
帝王の時代のみ考慮しています。なお、一部文明が持ち合わせていそうな特定時間帯における高い内政力を考慮していません。すなわち、単純な軍の質のみで評価しています。
ユニークユニット以外に、以下ユニットは評価の上で比重が高いです
強力な射程ユニット
最低でもフルアップ重石弓射手が評価対象です。
ちなみに、エリートマングダイは最高評価を与えています。
近衛騎士
中級者クラスまでのゲームでは、えてして決着をつけ易い存在です。
矛槍兵
近衛騎士の存在が大きい為、対策候補の筆頭として挙げられます。
破城投石機
無操作でも広範囲に敵ユニットを攻撃できる力は、場の制圧力では他ユニットを凌駕しています。
騎馬用甲冑
動きの速い騎兵が敵内政を荒らす際、より生存力が高まるので、帝王での存在感がより強くなります。
なお、騎兵が出せない南米文明(アステカ、マヤ、インカ)はこのテクノロジーがないからといって一律に評価を下げるようなことはしていません。
包囲攻撃技術
特に、遠投投石機を使用した際の突破力、安全性が向上するので、帝王での進軍力に大きく関わります。
海軍力
陸軍と同じく、帝王の時代のみ考慮しています。条件は陸軍と同様です。
帝王の時代で海軍同士がぶつかり合うシチュエーションは極稀ですが、そのような時が来れば、海軍用ユニークユニットを備えているバイキング、朝鮮、ポルトガルは存在感が一層際立つでしょう。他に特筆事項としては以下のようなものが挙げられます。
機動キャノンガリオン船
射程が非常に長いので、より安全に沿岸の建物を破壊できます。
ガリオン船、高速火炎船
どの文明でも、帝王の時代での海軍の主力です。
小手
ガリオン船は小手まで付けると、沿岸での戦闘において陸軍をも蹴散らす能力を持ち合わせることになります。
乾ドック、造船技術
そこまで比重は高くないですが、一応優劣の差を付ける為に採用しています。
初心者向け
初心者向けになるかどうかは、
- (1)操作量が少なくても、一定以上の強さを確保できる。
- (2)劣勢の際に負けにくい。
- (3)序盤に優勢になりやすい。
- (4)敵の出方の先読みなどをあまり必要としない。
という点を考慮しています。段取り良く操作さえすれば、Eランクの文明でも十分強国になると個人的には思っていますが、これを初心者が考慮しなくてはいけないとなると酷な話だと思います。
前衛、後衛の戦術オススメ度
ユニークボーナス等の裏付けがあって戦術として採用でき得るものをまず項目として挙げています。その上で、
- 5つ星 → 使用すれば、その時代中での制圧が大いに期待できる
- 4つ星 → 他文明と比較して良い戦果が期待できる
- 3つ星 → 相手の文明次第だが、勝ち負けにはなる
- 2つ星 → やりたくはないが、選択肢として入れざるを得ない
- 1つ星 → ロマンあふれる戦術であり、勝ち負けよりも大事なものがある
という感覚で星をつけて評価をしました。使用者のクセなどを先読みした対処については、この評価の限りではありません。