ラジオ第7回「Vooblyリプレイ鑑賞回」

概要

放送次第

海外の最上級プレイヤーを筆頭に、賑わいを見せるVoobly。その魅力の1つに、そこでプレイしたゲームはほぼ毎回リプレイが自動的にアップロードされる所があります。各種大会で上位の成績を収めるプレイヤーのリプレイも手軽に入手できてしまうので、AoE2の上手いゲームプレイを見たいならVooblyのチェックは外せないということになります。

Vooblyを利用する為に、特にSteam版AoE2を利用しているプレイヤーは専用の導入方法が必要になりますので、当サイトの導入ページもありますがラジオの冒頭でも紹介しております。個々のPC環境によってつまずく場面が異なるようなので、エラー系の対応は個別にご質問等頂ければと思います。

ラジオの前半で導入方法からリプレイ鑑賞術に関する話を取り上げ、後半ではVoobly環境で再生できる進行中の国際大会のリプレイをいくつか取り上げて紹介しました。以下記載内容は、前半部分の補足となります。

Voobly導入のメリット

Voobly導入のメリット

Steam版と違い、Vooblyはいわゆるパッケージ版起動で動作する環境下にあるので、言ってしまえばオリジナルの動作に合わせて開発が続けられています。Steamとの連携を必要としない所からかかる動作の安定さが最大の魅力と言えます。動作が安定すると、万が一のネットワークエラーなどでの途中終了時でも復元が容易となり、ゲームを最後まで完結しやすくなります。そして、前述通りですがそれらのゲームはほぼ自動的にリプレイがアップロードされるので、初心者から上級者まであらゆるゲームのリプレイを各プレイヤーが入手しやすくなっています。

Spectator Overlay

また、最大8人のプレイヤー以外の観戦者への対応もSteam版より優れています。Steam版は8人の枠に観戦者がいないといけないので、4vs4での観戦をすることはできませんが、Vooblyはそれが可能となります。また、「Spectator Overlay」という専用ツールを導入することで、1画面で観戦者が見える情報が格段に上がって、より効率的にリプレイを解析しやすくなります。

残念ながらSteam版とVooblyの間にはリプレイの相互互換はないので、それぞれのプラットフォームでリプレイ再生環境を分けて利用するしかなくなります。そしてSteam版は導入の敷居が非常に低いのに対して、Vooblyは導入するまでにいくつかの手順を踏まなければならないというデメリットもあります。ただ、そのデメリットを差し引いても、Voobly環境を持っておくだけでAoE2の楽しみをさらに広げられる確実なメリットがあるので、この機会にぜひ導入してみてはいかがでしょうか。

リプレイを鑑賞するときのポイント

今回は主に3つ取り上げました。

内政の出来栄え(進化時間)をチェックする

リプレイ鑑賞のポイント

当サイトの「進化タイム追求論」でも取り上げている話ですが、ゲームの流れの中で一番大事な要素はどこかと言われたら、ある意味では暗黒内政ではないかと思います。その暗黒内政そのものがどれだけ際立っているかというのは進化時間からある程度確認することができます。ただ、この場合「進化時間が良かった」→「じゃあ内政はどうだったのか」という逆の流れを辿るので、必然的に1回のリプレイ鑑賞だけでは足りません。初心者の方が上級者の真似をしてみたいと思ったら、ここだけは気をつけておきましょう。

また、後の戦術の有効性を探る上で、失敗の要因がそもそも暗黒内政の出来栄えであった場合は議論の対象にしづらかったりします。たかが暗黒内政ですが、されど暗黒内政です、なるべく飛ばさずにリプレイを見ることをオススメします。

陣地の囲い方を検討する

陣地の囲い方

上級者ともなれば、ゲーム中に最適な囲い方を瞬時に判断して、その上で計画的に暗黒の時代から建物を建造していきますが、初心者ではなかなか上手くいかないことのほうが多いでしょう。ゲーム中に判断できなかったのであれば、リプレイを確認して陣地を俯瞰して検討すべきです。また、この手の話は自分一人では解決しづらいこともあるので、格上の人にリプレイを見てもらってアドバイスをもらうのが上達の近道です。

なお、リプレイ再生中に「保存」でファイル保存した後でそのファイルを再生すると、途中保存したリプレイの続きから自分で操作することができます。これを利用しながら、最適な建物の建造の仕方を自分で研究してみるのも良いでしょう。

ゲームの敗因を探る

ゲームの敗因を探る

「なぜ勝ったか」ということよりも「なぜ負けたか」の方が大事、と言った方がいいかもしれません。こういう考え方の方が「負けないようにするにはどうすれば良かったか」という思考が生まれ、改善点を見出そうとするからです。リプレイ研究の入り口はここだと思っています。

その上で敗因となった場面を確認してみます。局所的な操作ミスという些細な要素もあるでしょうが、それ以前に内政の組み立て方を変えれば、資源の貯まり方が変わっていたということもあります。資源の貯まり方が変われば扱える兵種も変わるので、対応の仕方を変えることが出来たかもしれません。

また、味方の兵を呼べばすぐ来れる所にいたのであれば呼ぶべきだった、といった連携の失敗もありましょう。いきなり全部の改善点を洗い出して全て直していくのは非常に難しいですが、1つ1つ改善点を潰していくことが確実な上達へと繋がりますし、このゲームをより長く楽しむことができるハズです。

Vooblyリプレイ再生中の特殊キー操作

「未開拓地非表示」+「すべて表示」

リプレイ再生中にミニマップ付近のフレアボタン(もしくはフレアのホットキー)を押すと、マウスクリックせずに画面上の未開拓表示の切り替えをすることができます。

また、「未開拓地非表示」と「すべて表示」を同時にオンにすると、該当プレイヤー視点の未開拓地エリアを把握しつつ、未開拓地エリアの様子を映し出すことができるようになります。

未開拓地非表示

リプレイ再生中に囲いチェック

リプレイ再生中にカーソル変更

リプレイ再生中にShiftキーを押しながらミニマップ付近のフレアボタンを押すと、マウスカーソルが石壁に変化し、これをマップ上でなぞらせることで囲い成立の可否を確認することができます。

プレイヤー視点切り替え

「+」「-」キーを押すことで、左下のプレイヤー一覧を選択せずにプレイヤー視点を切り替えることができます。切り替わる順番は、プレイヤー一覧の順番そのままになるので、例えばチームごとに分かりやすく切り替わるという風には残念ながら出来ません。

人口推移のグラフ表示

この機能を利用するには、Voobly Mod「Spectator Overlay」を導入している必要があります。

(一時停止中でない)リプレイ再生中にCtrl+Shift+Dキーを押すと、町の人と荷馬車のチームごとの合計人口推移をグラフ表示することができます。また、Ctrl+Shift+Cキーを押すと、軍隊の合計人口推移をグラフ表示することができます。なお、表示を消すにはEscキーを押します。

人口グラフ推移

Spectator Overlayの詳細設定

Spectator Overlay導入済でリプレイ再生中にCtrl+Shift+Sキーを押すと、専用の設定画面を表示することができます。

基本設定画面

基本設定画面では、

を設定できます。また、「Advanced settings」に進むと拡張設定画面に進むことができます。

拡張設定画面

拡張設定画面では、

などを設定できます。

▲Go to Top